「Well, that’s great. I mean he trusts you.」に見る、気乗りしない頼まれごとを前向きに言い換える言い方|『CHUCK』S01E08で学ぶ英会話

『CHUCK』コラム: 「Well, that's great. I mean he trusts you.」に見る、気乗りしない頼まれごとを前向きに言い換える言い方|『CHUCK』S01E08で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『CHUCK』シーズン1 第8話に登場する、気乗りしない頼まれごとを前向きな言葉に言い換える言い方です。ビッグ・マイクから内密の頼まれごとを任されたモーガンが気乗りしない様子を見せる場面で、チャックがその頼まれごとの意味合いを言い換えて背中を押す様子が描かれています。

秘密のはずの頼まれごとをうっかり漏らしてしまう場面から、その頼まれごとを前向きに言い換える言い方まで、順番に見ていきます。

目次

気乗りしない役目を、うっかり漏らしてしまう言い方

バイ・モアの店内で、昼休みから戻ったモーガンが、ビッグ・マイクから任された特別な任務についてチャックに話し始めます。

Morgan: Big mike’s working me to the bone, dude. He’s got me on some extra assignment, says it was super secret.
(ビッグ・マイクにこき使われてるんだよ、なあ。特別な任務を任されてさ、超極秘だって言うんだ。)

Chuck: Don’t tell me because if you tell me, it’s not gonna be a secret…
(言わないでくれよ、言われたらもう秘密じゃなくなるんだから……)

Morgan: Wants me to help tang’s wife pick out a gift for their anniversary.
(タンの奥さんの記念日プレゼント選びを手伝えってさ。)

CHUCK Season1 Episode8 (Chuck Versus the Truth)

working me to the bone は、体がすり減るほどこき使われている状態を表す表現です。bone という体の芯まで表す語を使うことで、疲労の度合いを強く伝えています。super secret という強調も相まって、モーガンが背負わされた役目の重さが伝わってきます。

そんなモーガンに対してチャックが返した Don’t tell me because if you tell me, it’s not gonna be a secret… は、秘密を打ち明けられそうになった相手を、あえて制止する言葉です。中身を知りたい気持ちよりも、秘密を秘密のままにしておきたいという配慮が先に立っているのが分かります。ただし、その忠告もむなしく、モーガンはすぐに Wants me to help tang’s wife pick out a gift for their anniversary. と、頼まれごとの中身をあっさり明かしてしまいます。

気乗りしない頼まれごとを、信頼の証だと言い換える言い方

頼まれごとの中身を知ったチャックは、気乗りしない様子のモーガンに、前向きな言い換えを持ちかけます。

Chuck: Well, that’s great. I mean he trusts you.
(へえ、それはすごいじゃないか。つまり、君のこと信頼してるってことだよ。)

Morgan: No, no, dude, I don’t have time for this. I’m a very busy man-boy.
(いや、いや、そんな暇ないんだって。俺はすごく忙しい、半人前の大人なんだから。)

Chuck: Morgan, think of it like this: think of it as an opportunity to learn something you’d otherwise never know about our freakish leader.
(モーガン、こう考えてみてよ。あの得体の知れないボスについて、これでもなきゃ一生知ることのなかったことを学べるチャンスだと思えばいいんだ。)

Morgan: O… Kay.
(そ……そうか。)

CHUCK Season1 Episode8 (Chuck Versus the Truth)

that’s great. I mean he trusts you. は、気乗りしない頼まれごとを、相手からの信頼の証として捉え直す一言です。「面倒な役目」という受け止め方を、「信頼されている証拠」という見方に置き換えています。

これに対してモーガンが返す I don’t have time for this. I’m a very busy man-boy. は、気乗りしなさを率直に伝える言い方です。深刻に拒むのではなく、誇張気味の自己紹介を添えることで、断りの言葉に軽さが生まれています。それでもチャックは think of it like this: think of it as an opportunity to learn something you’d otherwise never know about our freakish leader. と、見方を変える前置きとともに、面倒な役目を学びの機会として言い換えます。think of it as という型は、相手の受け止め方を切り替える言い回しです。

まとめ|気乗りしない頼まれごとを、信頼の証に言い換える言い方

Don’t tell meといううっかり口を滑らせる相手への制止から、that’s great. I mean he trusts youという信頼の言い換え、think of it as an opportunityという見方を変える前置きまで見てきました。気乗りしない役目も、伝え方ひとつで受け止め方が変わることが分かります。

次回も『CHUCK』の会話とともに、英語表現の型を見ていきましょう。

このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

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