「Today, I want to start crossing things off of my list.」に見る、決意を語る言い方|『CHUCK』S01E08で学ぶ英会話

『CHUCK』コラム: 「Today, I want to start crossing things off of my list.」に見る、決意を語る言い方|『CHUCK』S01E08で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『CHUCK』シーズン1 第8話に登場する、自分の決意を語る言い方です。前日に身の危険を感じる出来事を経験したチャックが、サラの元を訪れ、いつもとは違う落ち着いた調子で、やり残したことのリストを実行に移すと宣言する場面が描かれています。

深刻な話を切り出す前の軽い前置きから、リストを一つずつ消していく決意の宣言まで、順番に見ていきます。

目次

深刻な話を切り出す前の、軽い前置きの言い方

前触れもなく訪ねてきたチャックに、サラは驚きます。チャックは前日の出来事を切り出します。

Sarah: Oh, hey. I… Didn’t know you were coming by.
(あ、ハーイ。……来るなんて知らなかったわ。)

Chuck: Sarah, you know when you think you’re going to die, and your whole life is supposed to flash in front of you? That didn’t exactly happen for me yesterday. In fact, mostly it was just a list… That I saw. A list of stuff that I haven’t done and things that I haven’t had a chance to say.
(サラ、死ぬかもしれないと思った瞬間に、人生が走馬灯みたいに蘇るって言うだろ?それが、昨日の僕には起きなかったんだ。実際に見えたのは、ただのリストだった……見えたのは。まだやってないことや、言えずじまいだったことのリストなんだ。)

CHUCK Season1 Episode8 (Chuck Versus the Truth)

you know when you think you’re going to die, and your whole life is supposed to flash in front of you? は、深刻な気づきを語る前に、よく知られたイメージを引き合いに出す前置きです。一般的な話から入り、内容の重さを和らげています。続く That didn’t exactly happen for me yesterday. は、期待どおりにはいかなかったことを軽く伝える言葉です。大げさに語らず、肩透かしのように受け流しています。

そのうえでチャックが続ける mostly it was just a list … a list of stuff that I haven’t done and things that I haven’t had a chance to say. は、やり残したことをまとめる言い回しです。走馬灯という壮大なイメージから一転、「ただのリスト」という素朴な言葉に落とし込むところに率直さが表れています。

リストを実行に移す決意を語る言い方

やり残したことのリストを語ったチャックは、そのリストを実行に移す決意を、次のように宣言します。

Chuck: Today, I want to start crossing things off of my list. And this is the first thing that I promised myself that I’d do.
(今日から、そのリストを一つずつ消していこうと思うんだ。これが、自分自身に約束した最初のことだよ。)

CHUCK Season1 Episode8 (Chuck Versus the Truth)

Today, I want to start crossing things off of my list. は、やり残したことのリストを、実際に行動へ移していく決意を宣言する言い方です。cross off という言い回しは、リストの項目に線を引いて消していく動作を指しており、これから一つずつ実行していくという姿勢がそのまま言葉に表れています。this is the first thing that I promised myself that I’d do. と続けることで、最初の一歩を自分自身への約束として位置づけているのも見どころです。誰かに宣言するのではなく、まず自分に約束するという言い方が、決意の重みを静かに伝えています。普段は言葉に詰まりがちなチャックが、ここでは自分の言葉で言い切っているのも印象的です。この宣言の直後、チャックはサラに大事な話を切り出していきます。

まとめ|昨日の出来事を、リストの言葉で語る決意

深刻な出来事を軽く切り出す前置きから、mostly it was just a listというやり残したことのまとめ方、そしてToday, I want to start crossing things off of my listという決意の宣言まで見てきました。大げさな身振りを避けながらも、自分自身への約束として語る強さが伝わってきます。

次回も『CHUCK』の会話とともに、英語表現の型を見ていきましょう。

このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

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