『ホワイトカラー』S06E01 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『White Collar』シーズン6 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
White Collar
Season 6 Episode 1

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ホワイトカラー』シーズン6第1話では、姿を消したニールをめぐり、FBIが手がかりの乏しいまま捜索を進める。根拠が固まる前から言い切って場を支配するピーターの話し方と、先の読めない監禁の状況を賭けの形に変えて切り抜けようとするモジーの話し方の対比が、この回の会話には表れている。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

居場所を追跡するためのアンクレットを切って姿を消したニールについて、FBIは彼が自分の意思で逃げたのか、それとも何者かに連れ去られたのか判断がつかないまま、自宅アパートの家宅捜索に乗り出す。現場に踏み込んだピーターは独自の見立てを先に口にし、居合わせたモジーはそれをそのまま受け入れず、皮肉交じりの受け答えで応じる。捜査が進むうちに、ニールがある人物に拘束され、伝説の窃盗団パンサーズのボスと噂されるウッドフォードのビルへの侵入を持ちかけられていることが判明し、モジーもピーターの捜査チームに加わって知恵を貸すことになる。監禁先で交渉を重ねるニールの落ち着いた態度や、ワシントン転勤の話をめぐってピーターとエリザベスの間に生まれる小さなすれ違いも、この回では描かれていく。『ホワイトカラー』S06E01の展開を追うときは、誰が根拠より先に言い切り、誰が賭けの言葉で場をしのごうとしているかに注目すると、会話の温度差が見えてくる。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. be long gone

とっくにいなくなっている、姿を消して久しいという意味です。

Peter: He and Mozzie should be long gone by now.
(ニールとモジーは、もうとっくに姿を消しているはずだ。)

証拠がまだ集まっていない家宅捜索の場で、ピーターが確信ありげに言い切る場面です。should be long gone by nowと、根拠を示す前に結論だけを先に置く言い方に、状況を仮説のまま押し通そうとする姿勢が表れています。

2. on the line

危険にさらされている、賭けられているという意味です。

Peter: There’s too much on the line.
(賭けているものが大きすぎる。)

自ら尋問役を買って出ようとするモジーを、ピーターが理由込みで一言で退ける場面です。反論の余地を残さない短い言い切りに、仲間を危険にさらさない立場としての判断の速さが表れています。

3. cut one’s losses

見切りをつける、損切りするという意味です。

Booth: Or maybe I just cut my losses.
(それとも、ここで見切りをつけるとするか。)

ダイヤモンドを要求してニールを拘束する男が、要求を拒まれた末に見切りをつける可能性をちらつかせて脅す場面です。Or maybe I justと選択肢の一つであるかのように軽く差し出す言い方に、相手を追い詰める駆け引きの冷たさがのぞきます。

詳しく読む

4. have faith in someone

~を信頼する、~を買いかぶるという意味です。

Rebecca: Well, if you think I did it, you’ve got far too much faith in me.
(私がやったと思っているなら、あなたは私を買いかぶりすぎているわ。)

ニールの誘拐を告げたピーターに対し、拘束中のレベッカが皮肉交じりに聞き返す場面です。you’ve got far too much faith in meと、信頼という言葉を皮肉に転用する言い方に、状況を面白がる余裕がにじみます。

詳しく読む

5. get off the grid

人目につかない場所に身を隠す、足取りをくらますという意味です。

Neal: You did a great job of getting off the grid, but Peter Burke is leading the investigation.
(身を隠す腕前は大したものだが、捜査を率いているのはピーター・バークだ。)

監禁場所を用意した男の手際を認めつつ、ニールが追っ手の執念を静かに警告する場面です。butの前後で評価と警告を切り替える構文に、動揺を表に出さない観察眼が表れています。

6. on high alert

厳戒態勢である、警戒レベルが高いという意味です。

Mozzie: Well, at night, Security’s on high alert.
(夜は、警備が厳戒態勢に入る。)

ビルへの侵入計画を練る中で、モジーが夜間より昼間の方が警備が手薄になると説明する場面です。Well, at nightと相手の見立てをいったん受け止めてから理由を続ける言い方に、駆け引き慣れした落ち着きが表れています。

詳しく読む

7. take the lead

主導権を握る、率先して行動するという意味です。

Mozzie: Fat Charlie is kind of a tricky guy to deal with, so you should really let me take the lead, okay?
(ファット・チャーリーは扱いの難しい男だから、ここは俺に主導権を握らせてくれ、いいな?)

扱いの難しい情報屋ファット・チャーリーとの交渉を前に、モジーが自分に任せてほしいと申し出る場面です。okay?と念を押す口調に、自信と相手の同意を取り付けておく慎重さが同居しています。

詳しく読む

8. make a wager

賭けをするという意味です。

Mozzie: Oh, you care to make a wager on it?
(ほう、それなら賭けをする気はあるか?)

FBIの監視車両の中で、モジーが同乗する捜査官に唐突に賭けを持ちかける場面です。緊張した空気の中でcare to make a wager on it?と軽い調子で切り出す言い方に、先の読めない状況すら遊びに変えてしまう身のこなしが表れています。

9. run out of time

時間切れになる、時間がなくなるという意味です。

Booth: Caffrey, you’re running out of time.
(キャフリー、時間切れが近いぞ。)

ビルの屋上で作業に手間取るニールを、見張り役の男が急かす場面です。本名のCaffreyで呼びかけて追い立てる言い方に、対等な交渉相手としてではなく駒として扱う態度が表れています。

詳しく読む

10. walk in someone’s shoes

(人の)立場に身を置いてみるという意味です。

Mozzie: While you were kidnapped, I walked in your shoes.
(お前が監禁されている間、俺はお前の立場を経験した。)

ニールが監禁されていた間、代わりにFBIの捜査に加わっていたモジーが、その体験を振り返る場面です。walked in your shoesと相手の立場を実際に経験したことを言葉にする言い方に、賭けや軽口の裏で積み重ねた実感がのぞきます。

このエピソードの英語学習ポイント

家宅捜索の場で、ピーターはまだ根拠が固まらないうちから「We both know Neal ran.」と言い切る。モジーは「Of course we do.」と皮肉に相槌を打ち、「The answer, dear Suit, is that he didn’t run. And the evidence is right in front of you.」と直接の答えを渋り、謎かけのような構文でかわす。実際にジョーンズがアンクレット発見の一報を持ち込むと、ピーターの言葉は「At 12:52 P.M., Neal cut his anklet. He’s gone.」という確定した事実の言い方に置き換わる。仮説を先に断言し、証拠が追いついた時点でそのまま事実の言葉に切り替える構文からは、判断の速さと引き換えに、根拠なき断定を隠さない姿勢が見えてくる。

モジーの側は、答えをはぐらかす場面だけでなく、先の読めない状況そのものを賭けの条件に変えてしまう。監視車両の中で「Oh, you care to make a wager on it?」と持ちかけ、勝敗の基準までその場で決めてしまう身のこなしは、侵入計画で「let me take the lead, okay?」と主導権を求める姿勢にも通じている。断定で場を支配するピーターに対し、賭けや謎かけで場を支配するモジーという、同じ「主導権を握る」目的への異なる道筋がここには表れている。

一方でニールの言葉は、断定にも賭けにも寄らない。監禁先を用意した男に対して「You did a great job of getting off the grid, but Peter Burke is leading the investigation.」と告げる際、相手の手際をまず認めてから警告を続ける構成は、勝ち負けを競うのではなく、状況を淡々と観察して相手に判断を委ねる言い方である。ピーターの言い切りともモジーの駆け引きとも異なるこの距離の取り方が、監禁されながらも交渉の主導権を失わないニールらしさを支えている。

この回を見返す際は、根拠より先に断定する言葉と、不確かさを賭けの形に変える言葉のどちらが場面ごとに選ばれているかを聞き分けてみると、緊迫した状況でも人物ごとに異なる駆け引きの型が見えてくる。

キャラクター別|英語の特徴

ニール|相手の手際を認めながら追っ手の執念で釘を刺す

監禁先を用意した男の手際を、ニールはまず素直に認める。だが「You did a great job of getting off the grid, but Peter Burke is leading the investigation.」(身を隠す腕前は大したものだが、捜査を率いているのはピーター・バークだ。)と続けることで、その自負に静かに水を差す。butの前後で評価と警告を切り替える構文には、動揺を表に出さない観察者としての態度が表れている。

自分自身の状況についても、ニールは感情に流されない。パンサーズとの取引で自由を得ようとする案を淡々と口にするなど、状況を分析して選択肢を並べる話し方が一貫している。相手を追い詰めるでも懐柔するでもなく、事実をそのまま並べて相手に判断を委ねる言い回しは、ピーターの言い切りともモジーの駆け引きとも異なる、ニールならではの距離の取り方を示している。

ピーター|証拠より先に言い切って場を支配する

家宅捜索の現場で、ピーターはまだ根拠が固まらないうちから「He and Mozzie should be long gone by now.」(ニールとモジーは、もうとっくに姿を消しているはずだ。)と言い切る。実際にジョーンズがアンクレットの発見を報告すると、その言い切りは「At 12:52 P.M., Neal cut his anklet. He’s gone.」という確定情報にそのまま置き換わる。仮説を先に断言し、証拠が追いついた時点で事実の言葉に切り替える構文からは、判断の速さが読み取れる。

モジーが自ら尋問役を買って出ようとした場面でも、ピーターは「There’s too much on the line.」と一言で退ける。理由をくどくど説明せず、賭けているものの大きさだけを示して結論を先に置く言い方には、仲間を危険にさらさない立場としての判断の速さが表れている。

モジー|先の見えない状況を賭けと謎かけに変える

ピーターの尋問に対して、モジーは「The answer, dear Suit, is that he didn’t run. And the evidence is right in front of you.」と、直接答える代わりに謎かけのような構文で切り返す。結論だけをぶら下げて言葉を止める言い方には、追い詰められた状況でも主導権を渡さない駆け引きの巧みさがのぞく。

FBIの監視車両の中でも、モジーは「Oh, you care to make a wager on it?」と唐突に賭けを持ちかける。先の読めない状況をそのまま賭けの条件に変えてしまう発想は、侵入計画の場面で「let me take the lead, okay?」と自信たっぷりに主導権を求める姿勢とも重なり、遊び心と実務能力を同居させたモジーらしさを一貫して示している。

関連コラム記事

このエピソードの関連コラムは準備中です。

このエピソードが見られる配信サービス

配信状況は時期や地域によって変わるため、最新の案内は表示される情報で確認してください。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)

前後のエピソード

前後のエピソードに移動して、同じ人物の話し方が場面によってどう変わるかも見比べられます。

シーズンまとめはこちら

『ホワイトカラー』シーズン6の全体像は、シーズンまとめのページで一覧できます。

シーズン6まとめはこちら
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次