『ホワイトカラー』S06E06 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『White Collar』シーズン6 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
White Collar
Season 6 Episode 6

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ホワイトカラー』シーズン6第6話では、パンサーズの一員として偽名を名乗り、別人になりきって称賛を浴びる者がいる一方で、モジーはその仕草の端々から素顔を見抜いてしまいます。そして家庭では、エリザベスとニールが飾らない言葉で互いへの信頼を確かめ合います。任務のために別人を演じる言葉と、素顔のまま本音を差し出す言葉。この回の会話には、そんな二つの言葉が入り混じっています。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ホワイトカラー』シーズン6第6話では、ピンク・パンサーズが総額5億ドル規模の現金強奪に向けて準備を進め、ウッドフォードは新たな助っ人を仲間に加える。モジーは自分が作戦の「外の人間」に回されたことに納得できず不満を漏らすが、ニールから役割の重要性を説かれて思い直していく。一方バーク家では、ピーターとエリザベスが待望の知らせをモジーに打ち明け、和やかなひとときが流れる。だがエリザベスは、危険な作戦に挑むピーターを必ず守ってほしいと、ニールに真剣に頼み込む。『ホワイトカラー』S06E06のあらすじを追うときは、誰が別人を演じ、誰が素顔のまま思いを口にしているかに注目すると、会話の温度差が見えてくる。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. make someone blush

~を照れさせるという意味です。

Peter: You’re making me blush.
(そんなに褒められると照れるな。)

偽名でパンサーズに潜入したピーターが、過去の仕事ぶりを褒められて照れたふりで謙遜する場面です。自分の手柄でないことを堂々と受け流す言い方に、別人になりきる余裕がうかがえます。

2. keep someone on the outside

~を(内側の情報や役割から)外しておくという意味です。

Neal: Kept you on the outside for a reason, Moz.
(君を蚊帳の外に置いたのには理由があるんだ、モジー。)

作戦から外されたことに不満げなモジーに、ニールがその役割の重要性を説明する場面です。感情的な言い訳ではなく、理由があると断言してから続ける組み立てに、相手を説得しようとする実直さが表れています。

3. read someone’s body language

~の身振り・態度から気持ちを読み取るという意味です。

Mozzie: I read Peter’s body language when you told me you guys had an announcement.
(二人が発表があるって言ったとき、ピーターの仕草から読み取ったんだ。)

ピーターの様子の変化だけで待望の知らせを察知したと、モジーが得意げに種明かしする場面です。声や姿勢の変化まで観察していたと明かすところに、人の素顔を見逃さない観察眼が表れています。

4. to a point

ある程度までは、一定の限度までという意味です。

Elizabeth: But I trust Peter, and I trust you, to a point.
(でもピーターのことは信じてる。あなたのことも、ある程度はね。)

危険な作戦を前に、エリザベスがニールへの信頼には条件付きの留保があると率直に伝える場面です。信頼をそのまま伝えず、to a pointと限度をつけ加えるところに、飾らずに本音を差し出す率直さが表れています。

5. stop at nothing

手段を選ばない、目的のためなら何でもするという意味です。

Neal: I swear to you that I will stop at nothing to keep him safe.
(彼を守るためなら手段を選ばないと誓うよ。)

作戦に挑むピーターを守ってほしいと頼まれたニールが、迷いなく誓う場面です。条件をつけず言い切るところに、演技ではない本気の約束が表れています。

6. the jury is out on something

(まだ)結論が出ていない、判断が下されていないという意味です。

Peter: Jury’s out on that one.
(さあ、どうかな、まだ結論は出ていないな。)

コーヒーの趣味を勧めてくれた友人についてニールに水を向けられたピーターが、まだ結論は出ていないとはぐらかす場面です。断定を避けて軽く受け流す言い方に、いつもの飄々とした調子が表れています。

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7. radio silence

無線封止、転じて音信不通・連絡を絶つことという意味です。

Woodford: We have to work in radio silence.
(無線を使わず沈黙を保って動かなければならない。)

ジャミング装置が使える限られた時間内で、無線を使わず沈黙を保って動く必要があるとウッドフォードが仲間に指示する場面です。感情を交えず条件だけを淡々と告げる言い方に、作戦を統率する者らしい規律が表れています。

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8. a means to an end

目的を達成するための手段という意味です。

Neal: It’s a means to an end.
(目的を達成するための手段だ。)

一触即発の対立の中で、自分が取った行動の理由をニールが割り切った調子で語る場面です。感情を排して手段そのものを言い切るところに、危機を前にした冷静さが表れています(具体的な結末には触れません)。

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9. do the right thing

正しいことをする、倫理的に正しい行動を取るという意味です。

Keller: Do the right thing.
(正しいことをしろ。)

対立が緊迫する場面で、相手に翻意を促す呼びかけとして使われる表現です(この先の展開には触れません)。短く強い命令形に、相手を追い詰めようとする意図が表れています。

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10. waste no time

少しも時間を無駄にしない、すぐに行動するという意味です。

Peter: Oh, you didn’t waste any time.
(ああ、少しも時間を無駄にしなかったんだな。)

誰かの行動の早さを、ピーターが軽くからかう場面で使われる表現です(この先の展開には触れません)。軽い調子で茶化す一言に、緊張が続いた回の締めくくりらしい和らいだ空気が表れています。

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このエピソードの英語学習ポイント

ピーターの言葉を追うと、別人になりきることへの余裕が見えてきます。過去の仕事ぶりを褒められた場面でYou’re making me blush.と、自分の手柄でないことを堂々と受け流し、ウッドフォードの指揮のもとではWe have to work in radio silence.という指示にも黙って従います。素顔を隠したまま役割をこなすことに慣れた話し方が、潜入捜査官としてのピーターの持ち味です。

対照的に、家庭の場面では素顔のままの言葉が交わされます。エリザベスはBut I trust Peter, and I trust you, to a point.と、信頼をそのまま伝えるのではなく限度をつけ加えて本音を差し出し、ニールはI swear to you that I will stop at nothing to keep him safe.と条件なしに誓い返します。役を演じる必要のない家庭の会話では、言葉に留保をつけるか、留保なく言い切るかという形で、それぞれの本音の出し方が表れています。

この二つの場面を聴き比べるときは、声の張り方に注目してみてください。ドラマを見返す際は、任務の場での抑えた声のトーンと、家庭での率直な声のトーンがどう変わるかを聴き分けると、この回ならではの対比がより鮮明に浮かび上がってきます。役を演じる場面ほど言葉数は少なく端的になり、素顔で向き合う場面ほど言葉を惜しまず気持ちを説明しようとする傾向にも耳を澄ませてみてください。

キャラクター別|英語の特徴

ピーター|偽名を纏い、別人として称賛を浴びる潜入捜査官

パンサーズに偽名で潜入したピーターは、過去の大仕事を褒められてもYou’re making me blush.と、自分のものでない手柄を涼しい顔で受け止めます。台本では、ピーターの発話としてJury’s out on that one.も確認できます。友人の話題を軽くはぐらかすこの一言にも、断定を避けて場をやり過ごす手慣れた身のこなしが表れており、別人を演じることと、いつもの飄々とした受け答えとが、同じ人物の中で自然に同居しています。

普段は捜査官として率直な物言いをするピーターですが、この回では常に何かを演じ続けており、素顔をのぞかせる場面は家庭に戻ってからに限られます。任務中の言葉と家庭での言葉の落差が、この回のピーターの特徴です。

モジー|表情や仕草から素顔を見抜く観察者

ピーターの様子の変化だけで待望の知らせを察知したモジーは、I read Peter’s body language when you told me you guys had an announcement.と得意げに種明かしします。台本では、モジーの発話としてThe suit? I can’t believe you gave my spot in the panthers to the suit!も確認できます。人の仕草からは真意を鋭く読み取る一方で、自分の不満は隠さずそのまま言葉にするところに、観察には長けていても感情は素直に出してしまうモジーらしい二面性が表れています。

作戦から外された悔しさを飾らずぶつけるモジーの言葉は、偽名を纏って涼しい顔を保つピーターとは対照的です。同じ「役割から外れた」状況でも、それを演じて隠すか、そのまま感情に出すかという違いが、二人の話し方の差になっています。

ニール|約束と役割分担を実直に語る仲介役

不満げなモジーには、Kept you on the outside for a reason, Moz.と役割の意味を丁寧に説明し、エリザベスから頼まれた場面ではI swear to you that I will stop at nothing to keep him safe.と迷いなく誓います。台本では、この二つの発話がいずれもニールのものと確認できます。相手や場面によって演じ方を変えるピーターとは違い、ニールは仲間にも家族にも同じ実直な言葉遣いで向き合っています。

演じる者と素顔を見抜く者の間に立ち、双方に同じ言葉で誠実に接するニールの話し方は、この回の会話全体をつなぐ役割を果たしています。仲間への説得も家族への誓いも、理由を先に述べてから結論を告げるという同じ組み立てで語られており、相手によって言葉の重さを変えないところに、この人物らしい一貫性が表れています。

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