取り次ぎを頼み、電話や報告で短く返す英語|『メンタリスト』S05E12で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 取り次ぎを頼み、電話や報告で短く返す英語|『メンタリスト』S05E12で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン5第12話には、取り次ぎを頼む場面、電話でのやりとり、進み具合を聞く場面が、別々に出てきます。どれも数語から十数語ほどの短い会話です。

訪ねた先で人を呼んでもらう言い方、電話の相手に聞き返す言い方、進み具合を聞かれて答える言い方を、場面の順にではなく、使い方のまとまりごとに見ていきます。短い言葉の組み立ても、あわせて確かめます。

目次

「We need to speak with a manager.」訪ねた先で取り次ぎを頼む

最初は、訪ねた先で責任者を呼んでもらう場面です。

— Hi. We need to speak with a manager.
(どうも。責任者の方とお話しする必要があります。)
— Is everything all right?
(何か問題でもありましたか?)
— Just have a few questions.
(いくつか質問があるだけです。)
— Okay. Let me get him.
(分かりました。呼んできます。)
The Mentalist Season5 Episode12 (Little Red Corvette)

speak with ~ は「〜と話す」という形で、need to を前に置くと「話す必要がある」という用件の伝え方になります。a manager は責任者を指す言葉で、相手の名前が分からないときにも使える言い方です。

続く Is everything all right? は、様子をうかがう問いです。用件の中身がまだ分からない段階で、まず問題が起きていないかを確かめる働きをしています。all right は「問題ない」「大丈夫」という意味で、everything と組み合わせると、全体の状況を気づかう言い方になります。

これに対する Just have a few questions. は、I have の主語を省いた短い言い方です。just を付けると「ちょっとした」という軽さが出て、大ごとではないことを伝える働きをします。a few ~ は「少数の〜」で、数が多くないことを示します。

最後の Let me get him. は「呼んできます」という意味で、Let me ~ は「〜させてください」と、自分が動くことを申し出る形です。get には「連れてくる」「呼んでくる」という使い方があります。ここでは、呼んでくるという申し出で、会話が閉じています。四つの発言は、依頼、気づかいの問い、軽い返し、申し出の順に並んでいます。短い四つのやりとりだけで、頼む、確かめる、用件を示す、動く、という流れが完結しています。

「Are you asking me what I would do?」電話で意図を確かめる聞き返し

二つ目は、電話の場面です。この場面では、電話の相手が誰なのかは語られていません。

— Are you asking me what I would do?
(私ならどうするか、と聞いているのですか?)
— No. I already know the answer.
(いいえ。答えはもう分かっています。)
— Okay. Good night, Lisbon.
(分かりました。おやすみなさい、リズボン。)
The Mentalist Season5 Episode12 (Little Red Corvette)

最初の Are you asking me ~? は、相手の言葉を受けて、聞かれている内容を自分の言葉で言い直す形です。what I would do は「私ならどうするか」で、would が仮定の気持ちを含んでいます。聞き返すことで、相手が何を求めているのかを確かめる働きがあります。

続く No. は、直前の確認を打ち消す一語です。I already know the answer. は「答えはすでに分かっている」という意味で、already が「すでに」を表しています。この二つの文は、確認の問いに対して、否定とその理由を短くつなげた形になっています。

最後の Good night, ~. は、夜の別れ際に使うあいさつです。Good evening が会ったときのあいさつであるのに対し、Good night は別れるときに使う、と整理されることが多い表現です。名前を添えた呼びかけを置くと、電話を切るときにも相手への呼びかけがはっきりします。ここでは、リズボンの名前を添えた呼びかけで、電話の会話が閉じられています。

「How’s it coming?」進み具合を聞き、短く答え、聞き返す

三つ目は、進み具合を尋ねる場面です。

— How’s it coming?
(どんな具合ですか?)
— Nothing so far.
(今のところ、何もありません。)
— We already know everything that’s here. What about you? Did you find anything?
(ここにあるものは、もう分かっています。そちらはどうですか? 何か見つけましたか?)
— Maybe.
(たぶん。)
The Mentalist Season5 Episode12 (Little Red Corvette)

How’s it coming? は How is it coming along? に近い形で、作業の進み具合を尋ねる問いです。it は進めている作業そのものを指し、coming で進行の様子を尋ねています。

返ってくる Nothing so far. は、so far が「今のところ」で、見つかったものが何もないことを伝える短い報告です。成果がない場合でも、so far を添えると「まだこれから変わるかもしれない」という含みが出ます。

そのあとに出てくる What about you? は、同じ問いを相手に返す聞き返しです。続く Did you find anything? は、成果の有無を直接尋ねる問いになっています。疑問文の anything は「何か」という意味で、直前の Nothing so far. の nothing と対になる語です。

最後の Maybe. は、肯定とも否定とも言い切らない一語です。はっきり Yes と答えずに、含みを残す返しです。一語で終わらせず、続けて説明が添えられる形で使われています。

まとめ|取り次ぎ、電話、報告の短い言い方

need to speak with ~ で取り次ぎを頼み、Are you asking me ~? で聞き返し、How’s it coming? で進み具合を尋ね、Nothing so far. と短く返す。場面は別々でも、数語で用件が通る言い方がそろっています。どの言い方も、短いまま使える点が共通しています。

次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。

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