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『BONES』シーズン5エピソード6では、アンジェラが子豚を一頭救いたいと言い出し、そのための1500ドルを集めようと、同僚に次々と声をかけていきます。今回はこの寄付集めの場面を起点に、お金を出し合う話を振られたときの返し方を読み解きます。
誘われた側の返事は、きっぱり断る人、自分も苦しいと返しながら最後には手持ちを差し出す人とさまざまです。頼み方の違いと答え方の違いが見どころです。
「Are you in?」には、ひと言で答えが出せる
最初に声をかけられるのはブレナンです。ベーコンは食べない、自分は菜食だと言うブレナンに、アンジェラは子豚の写真を見せます。
Angela: Yeah, for health reasons. Listen, Brennan. I wanna save this little piglet.
(健康のためでしょ。ねえ、ブレナン。この子豚を救いたいの。)Brennan: That particular specific piglet?
(その特定の一頭を?)Angela: Yeah. And that would be $1500. Are you in?
(そう。それで1500ドルかかるの。一緒に乗る?)Brennan: No.
(乗らないわ。)Angela: Yeah, but look at his face. How can you resist this face?
(でも、この顔を見てよ。この顔に逆らえる?)Brennan: Saving one chicken or pig is symbolic at best.
(鶏や豚を一頭救ったところで、せいぜい象徴的な意味しかないわ。)BONES Season5 Episode6 (The Tough Man in the Tender Chicken)
Are you in?は「あなたも加わる?」という誘いの決まり文句で、計画や賭け、お金を出し合う話など、仲間に入るかどうかを尋ねる場面で幅広く使われます。答え方はシンプルで、加わるならI’m in.やCount me in.、断るならI’m out.や、ブレナンのようにNo.だけでも意味は通じます。
ブレナンの返事は笑いながらのひと言で、迷いがありません。アンジェラはHow can you resist this face?と情に訴えますが、ブレナンは理屈で返します。at bestは「よくても」「せいぜい」という意味で、価値を低く見積もるときの言い方です。
金額を尋ねる頼み方と、手持ちを差し出す返し方
アンジェラは次にスイーツの部屋を訪れ、寄付を頼みます。ブレナンとのケンカを聞いたのかと尋ねるアンジェラに、スイーツはブースが察したのだと答えます。ここでの誘い方は、ブレナンのときより一歩踏み込んでいます。
Sweets: No. Booth figured it out. Donation for what?
(いいえ。ブースが察したんです。寄付って、何のですか?)Angela: It’s gonna cost $1500 to save this piglet. How much are you in for?
(この子豚を救うのに1500ドルかかるの。あなたはいくら出す?)BONES Season5 Episode6 (The Tough Man in the Tender Chicken)
How much are you in for?は、参加するかどうかではなく「いくら出すか」を尋ねる言い方です。加わる前提で話を進めているため、断りにくい頼み方と言えます。
さらにアンジェラは、ウェンデルにも声をかけます。
Angela: Hey. So I need $1500.
(ねえ。1500ドル必要なの。)Wendell: I need about $14000 to repay student loans. What’d you need your money for?
(俺なんか学生ローンの返済に1万4000ドルくらい要るよ。何に使うんだ?)BONES Season5 Episode6 (The Tough Man in the Tender Chicken)
ウェンデルはまず、自分にもお金が必要だと返します。子豚がベーコンにされるのかと尋ね、そうだと聞くと肉が大好きだと言い切ります。それでも最後には、手持ちのお金を数えながら全部差し出します。
Angela: Look at his face.
(この顔を見て。)Wendell: Look Angela, I’m sorry. Here’s 20- 25- 45 dollars? Take it all. It’ll save your pig.
(なあアンジェラ、悪いな。ほら、20、25……45ドルか。全部持ってけよ。これで君の豚を救えるさ。)BONES Season5 Episode6 (The Tough Man in the Tender Chicken)
| 表現 | 意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| Are you in? | あなたも加わる? | 参加を誘う |
| How much are you in for? | いくら出す? | 金額を尋ねる |
| I’m in. / I’m out. | 加わる/やめておく | 誘いに答える |
| Take it all. | 全部持っていって | 手持ちを差し出す |
目標額には届かなくても、気持ちよく手持ちを差し出すウェンデルの返し方には、相手を思う温かさが表れています。
まとめ|誘い方と答え方をセットで
Are you in? と誘われたら I’m in. か I’m out. で答えが出せます。How much are you in for? は金額まで踏み込む頼み方で、Take it all. は少額でも気持ちを込めて応じる言い方です。頼む側と答える側の両方の英語が、一度に見えてくる場面と言えます。
アンジェラの寄付集めに付き合いながら、次回も『BONES』と一緒に英語を学んでいきましょう。
意見が合わない友達に歩み寄る英語や、自信をなくした相棒を励ます英語は、このエピソードの別のコラムで読めます。


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