「What’d I tell you?」と上司に釘を刺されたら、何と返す?|『BONES』S04E19で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「What'd I tell you?」と上司に釘を刺されたら、何と返す?|『BONES』S04E19で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン4エピソード19では、ホッジンスとインターンのナイジェル・マリーが、研究所の実験室で大砲を使った実験をして騒ぎを起こします。上司のカムはふたりを子ども扱いして叱り、その後も念押しを欠かしません。今回は、カムの短い問いかけと、叱られる側の返し方を読み解きます。

職場で注意を受けたときや、指示の範囲を確かめたいときの受け答えにも通じる、短くて使いやすい表現がそろっています。

目次

騒ぎのあとの「You’re grounded」

実験室から大きな音が響き、フロアにいたブースが何事かと声を上げると、煙の中から出てきたホッジンスはこう答えます。

Hodgins: We’re okay. Everything’s fine.
(大丈夫だ。何も問題ないよ。)

Brennan: We should get out of here before lockdown. Let Cam deal with them.
(封鎖される前に出ましょう。あの二人はカムに任せればいいわ。)

BONES Season4 Episode19 (The Science in the Physicist)

煙が立ちこめる中での”Everything’s fine.”は、明らかに大丈夫ではない状況をごまかす言い方で、そのちぐはぐさが笑いを生んでいます。ブースとブレナンが立ち去ったあと、カムがふたりに告げるのがこのひと言です。

Cam: You know you’re grounded, right?
(あなたたち、外出禁止だって分かってるわよね?)

BONES Season4 Episode19 (The Science in the Physicist)

be groundedは、子どもが罰として外出を禁じられることを表す言い方です。大人の部下に使うことで、「子どもと同じ扱いよ」という皮肉の効いた叱り方になっています。文末の”, right?”は、相手がすでに分かっているはずのことを確かめる付け足しです。

「What’d I tell you?」への三つの返し

その後、骨の検証室で二人が一緒にいるのを見つけたカムは、部屋に入るなり問いかけます。

Cam: What’d I tell you?
(私、何て言ったかしら?)

Hodgins: That we aren’t allowed in the same room without supervision.
(監督なしで同じ部屋にいちゃいけない、って。)

Cam: Why?
(どうして?)

Vincent: Because we were stupid enough to fire a cannon indoors.
(僕たちが、屋内で大砲を撃つほど愚かだったからです。)

Cam: And?
(それで?)

Hodgins: You know you’re here which counts for supervision so I’ll leave.
(でもほら、今は君がいるから監督つきってことに……じゃあ、俺は出ていくよ。)

BONES Season4 Episode19 (The Science in the Physicist)

What’d I tell you?は”What did I tell you?”の短縮で、答えを知っていながら言いつけを思い出させる問いです。カムは”Why?””And?”と一語ずつ重ね、相手に自分の口で答えさせていきます。叱られる側の返しは三通りです。

返し方 劇中の例 働き
言いつけを復唱する That we aren’t allowed ~ 覚えていることを示す
非を認めて理由を言う Because we were stupid enough to ~ 反省を言葉にする
抜け道を探す which counts for supervision 屁理屈で切り抜ける

最後のホッジンスは、カムの表情を見て屁理屈を引っ込め、自分から退散します。

条件つきの許可と「Just to be clear」

検証の方針が固まり、ナイジェル・マリーがホッジンスの手を借りたそうにドアを指さすと、カムは条件つきで許可を出します。

Cam: You have my permission to confer with Dr. Hodgins on the subject.
(その件については、ホッジンス博士と相談することを許可します。)

Vincent: In the same room, yes? Just to be clear.
(同じ部屋で、ですよね? 念のための確認ですが。)

Cam: Any damages come out of your pay.
(損害が出たら、あなたのお給料から引くわよ。)

BONES Season4 Episode19 (The Science in the Physicist)

“You have my permission to ~”は、許可をはっきり言葉にするかしこまった言い方です。ナイジェル・マリーの”Just to be clear.”は「念のため確認ですが」と前置きや後置きに添える一言で、言いつけの範囲を確かめたいときに役立ちます。カムは許可を出しながらも損害の話で釘を刺し、上司としての手綱を緩めていないことが分かります。

まとめ|念押しの問いへの返し方

子ども扱いで叱るgrounded、言いつけを思い出させる”What’d I tell you?”、そして復唱・反省・屁理屈という三通りの返し。条件を確かめる”Just to be clear.”まで、短い言葉で立場を伝え合う職場の英語がそろっています。

注意を受けたときの返し方を知っておくと、気まずい場面の受け答えにも余裕が生まれます。次回も『BONES』と一緒に英語を学んでいきましょう。

同じエピソードのコラムやフレーズ記事、エピソードまとめと読み比べると、研究所の人間関係がまた違って見えてきます。

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