「lottery pool」とは?アメリカの職場で宝くじを共同購入する文化と英語|『BONES』S07E04で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「lottery pool」とは?アメリカの職場で宝くじを共同購入する文化と英語|『BONES』S07E04で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン7エピソード4では、捜査で訪れた印刷と発送の店で、その店の当時の仲間たちが宝くじで高額当選していたことが分かります。同僚どうしでお金を出し合い、宝くじを一緒に買う習慣は、英語で lottery pool と呼ばれます。

アメリカの職場ではおなじみとされるこの習慣を、作中の会話を手がかりに、関わる英語とあわせて見ていきましょう。

目次

「jackpot winners」と「lottery pool」、仲間で買った1枚

店長に話を聞く場面で、当時の仲間が宝くじに当たっていたと分かると、こんなやり取りになります。

Booth: Oh, jackpot winners, huh?
(おっ、大当たりした人たちか。)

— You won the lottery.
(宝くじに当たったんですね。)

— The four of us bought a ticket together.
(4人で一緒に1枚買ったんです。)

— 15 million each?
(1人1,500万ずつ?)

— Yeah, then the other three called in rich and quit.
(ええ。それで、ほかの3人は「金持ちになったので休みます」と連絡して辞めました。)

BONES Season7 Episode4 (The Male in the Mail)

jackpot は宝くじなどの最高額の賞金・大当たりを指し、hit the jackpot(大当たりを引く)の形でもよく使われます。win the lottery は「宝くじに当たる」の基本の言い方です。buy a ticket together は、1枚の券を複数人でお金を出し合って買うことを指します。each は金額のあとに置くと「1人〇〇ずつ」の意味になります。

こうした仲間や取り決めを lottery pool と呼びます。pool には「プール・水たまり」のほかに「出し合ったお金やもの」という意味があり、pool our money(みんなでお金を出し合う)のように動詞でも使えます。作中では、こんな問いも出てきます。

— Why didn’t you include them in the lottery pool?
(どうしてその人たちを共同購入に入れなかったんですか?)

BONES Season7 Episode4 (The Male in the Mail)

include ~ in the pool で「〜を共同購入の仲間に加える」という意味になります。

アメリカの職場の lottery pool と、もめないための取り決め

アメリカでは、宝くじの賞金が大きくふくらむと、職場の同僚どうしで少しずつお金を出し合い、まとめて券を買うことがよくあるとされています。こうした集まりは office pool とも呼ばれます。office pool は、スポーツの勝敗予想を職場で競い合う集まりを指すこともあります。

共同で買うと、当たったときに「誰がいくら受け取るのか」で話がこじれることがあります。そのため、ニュースなどでは次のような工夫がすすめられています。

英語 すすめられている工夫
written agreement 参加者と出した金額を書面にまとめておく
organizer 取りまとめ役を決めて、お金と券を管理してもらう
copies of the tickets 買った券のコピーを参加者全員に渡す

取り分は英語で share と言い、split the winnings(当選金を分ける)という言い方もあります。お金を少しずつ出すことは chip in と表せます。

作中の4人も、1枚の券を一緒に買った仲間として語られ、会話は当たったあとに仕事をどうしたかという話へ進みます。

「called in rich」は call in sick のもじり、当たっても辞めない人

先ほどの called in rich は、病気で休むと職場に連絡する call in sick をもじった言葉遊びです。sick(病気)を rich(お金持ち)に入れ替えて、「お金持ちになったので休みます」と連絡し、そのまま辞めてしまったという、冗談めかした言い方になっています。

この言葉のすぐあとには、辞めなかった理由をめぐるやり取りが続きます。

— Why not you?
(では、どうして辞めずに残ったんですか?)

— Where would I go?
(ほかにどこへ行けって言うんです?)

— They thought I was nuts.
(みんなには、どうかしてると思われました。)

— But I love this place.
(でも、この店が好きなんです。)

— Gives me a purpose.
(ここにいると張り合いがあるんです。)

BONES Season7 Episode4 (The Male in the Mail)

Why not you? は、前の話を受けて「ではそちらはなぜ?」と短く聞き返す形です。Where would I go? は「行くところなんてない」という反語の問いで、nuts は「どうかしている」というくだけた言い方です。Gives me a purpose. は It gives me a purpose. の主語を省いた形で、「生きがいや張り合いをくれる」という意味になります。

大金が当たったら仕事を続けるかどうかは、アメリカでも雑談やアンケートの話題になることがあるとされます。作中では、当たっても店に残ったことが、周りには意外なこととして受け止められています。

まとめ|1枚の宝くじを、仲間で買う

今回は『BONES』シーズン7エピソード4から、同僚どうしで宝くじを買う lottery pool の習慣と、jackpot、include ~ in the pool、call in sick をもじった called in rich などの英語を紹介しました。お金を出し合う場面の言葉は、贈り物の費用や食事代の話にも応用できます。

店の場面を観返すと、短いやり取りの中に、アメリカの職場の習慣が自然に表れているのが分かります。

このエピソードの英語は、訪ねてきた家族を迎える言い方や、assume と figure の違いを扱うコラムでも読み解いています。

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※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



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