海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『BONES』シーズン7エピソード11では、ブースとブレナンの娘の子守を、ブレナンの父マックスが手伝います。赤ちゃんを囲む場面には、かわいさをほめる言葉や、誰に似ているかを話す言葉が自然に出てきます。今回は、赤ちゃんを見たときに使える英語を、場面の順に読み解きます。
友人や同僚の赤ちゃんに会ったとき、日本語の「かわいいね」「目元がそっくり」にあたるひと言がすっと出ると、その場の会話がぐっと和らぎます。
かわいさをほめる「adorable」と「What’s not to like?」
マックスが登場する場面は、赤ちゃんをほめるこのひと言から始まります。
Max: She is adorable.
(なんてかわいいんだ。)BONES Season7 Episode11 (The Family in the Feud)
adorable は「たまらなくかわいい」「愛らしい」という意味で、cute よりも気持ちのこもった響きになります。赤ちゃんや小さな子ども、動物によく使われ、She’s so cute! や What a sweet baby! と並ぶ定番のほめ言葉です。
続けて、赤ちゃんとのやり取りをめぐってこんな会話が交わされます。
— She likes you.
(この子、あなたが気に入ったみたい。)— What’s not to like?
(気に入らない理由なんてある?)BONES Season7 Episode11 (The Family in the Feud)
What’s not to like? は「嫌いになるところなんてないでしょう」という意味で、ほめられたときや好かれていると言われたときに、冗談めかして自信を見せる返し方です。赤ちゃんがなついてくれたときに I think she likes you! と言われたら、Aw, I hope so.(そうだとうれしいな)と素直に返すこともできます。
成長に触れる「she’s getting big」と、そっくりを伝える「just like you」
場面に加わった声が、おむつやおしりふきを用意したと話す途中で Dad! と呼ぶと、こんなやり取りが続きます。
— Hey, baby.
(やあ。)— Uh, boy, she’s getting big.
(おお、大きくなってきたな。)BONES Season7 Episode11 (The Family in the Feud)
baby は赤ちゃんそのものを指すだけでなく、家族や恋人など親しい相手への呼びかけにも使われる言葉です。続く she’s getting big は、赤ちゃんの成長に触れるひと言です。Uh, boy の boy も男の子の意味ではなく、驚きや感心を表す声です。getting big は「大きくなってきている」と、成長の途中にある変化を表す言い方で、She’s grown so much!(ずいぶん大きくなったね)も同じ場面で使えます。
その後、赤ちゃんを囲む会話は、似ているところに移ります。
— There she is. There she is.
(ほら、いたいた。)— She’s just like you— you were exactly like this.
(この子はあなたにそっくりだ。あなたもちょうどこんなふうだった。)— Happy all the time.
(いつもごきげんでね。)BONES Season7 Episode11 (The Family in the Feud)
There she is. は「ほら、いた」と相手の姿をとらえたときのひと言で、赤ちゃんに話しかけるときにもよく使われます。just like you は見た目だけでなく、性格や様子が似ているときにも使える言い方です。見た目を強調するなら She looks just like you.、親から受け継いだ雰囲気なら She takes after you. と言うこともできます。
「all over again」「has your eyes」で似ているところを言う
家族がそろった最後の場面では、こんな言葉が重なります。
— Oh, boy, that’s you.
(いやあ、あなただね。)— That’s you, all over again.
(まるで、あなたがもう一度いるみたいだ。)— Same smile.
(笑顔も同じだ。)BONES Season7 Episode11 (The Family in the Feud)
all over again は「もう一度、最初から」という意味で、That’s you, all over again. は「あなたがそのまま繰り返されている」、つまり生き写しだと伝える言い方です。Same smile. のように主語と動詞を省いた短い形は、Same eyes. Same nose. と入れ替えて使えます。
最後には、笑い声に気づいた問いのあと、ささやく声とその返事が続きます。
— What’s so funny?
(何がそんなにおかしいの?)— She definitely has your eyes.
(絶対、あなたの目をしてる。)— I thought she had your eyes.
(あなたの目だと思ってた。)BONES Season7 Episode11 (The Family in the Feud)
have someone’s eyes は「〜の目をしている」、つまり目元が似ていることを表します。She has your nose. のように、似ている部分を入れ替えて使えます。I thought 〜 は「〜だと思っていた」と、相手とは別の見方をやわらかく返す形です。
まとめ|かわいさと「似ている」を伝えるひと言
今回は『BONES』シーズン7エピソード11から、adorable、she’s getting big、just like you、all over again、has your eyes など、赤ちゃんを見たときに使える英語を読み解きました。かわいさや成長、似ているところを短く言えると、会話に温かさが加わります。
赤ちゃんを囲む場面を観ながら、それぞれの言葉がどんな気持ちで交わされているかを味わうと、家族の英語がより身近に感じられます。
この回の英語は、irritated と irritating の違いや、トリュフ探しの話題を扱った同じエピソードのコラムでも紹介しています。


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