「How are you doing, settling in?」と聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S07E01で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「How are you doing, settling in?」と聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S07E01で学ぶ英会話

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『メンタリスト』シーズン7第1話には、職場でのあいさつ、手伝いの申し出、同行の願い出といった短いやり取りがいくつも出てきます。そのなかに、新しい環境に慣れたかどうかを尋ねる一言があります。

短い一言でも、返し方しだいで会話の印象は変わります。この問いかけにどう返すかを軸に、あいさつから申し出、願い出までの言い回しを、作中の発言とあわせて順に整理していきます。

目次

「How are you doing, settling in?」の意味と返し方

作中には、慣れたかどうかを尋ねる一言と、その返事が並ぶ箇所があります。続く二つの発言も、あわせて見てみます。

— How are you doing, settling in?
(調子はどう? 慣れてきた?)
— Yes, thank you.
(はい、ありがとうございます。)
— Is there something I can do for you, Agent?
(何か私にできることはありますか、捜査官?)
— Yeah, you can stop calling me, “Agent,” for starters.
(ああ、まず手始めに、「捜査官」と呼ぶのはやめてくれ。)
The Mentalist Season7 Episode1 (Nothing But Blue Skies)

How are you doing? は調子を尋ねる基本の形で、そこに settling in? が添えられています。settle in は、新しい場所や環境に慣れて落ち着くことを表す句動詞です。Are you settling in? の Are you が省かれた形と読めるため、全体では「調子はどう? 慣れてきた?」という二つの問いが一文に重なっています。

返事の Yes, thank you. は、慣れたことを短く認めながら、気にかけてもらったことへの礼を添えています。thank you が付くだけで、事務的な返事とは違う丁寧な響きになります。

ここから先は、作中にない例文です。慣れ具合に合わせて、返事の幅を整理します。

例文 響き
Yes, thanks. Everyone’s been really helpful. 慣れたと答え、周りへの感謝も添える
Pretty well, thanks. I’m still finding my way around. おおむね順調で、まだ勝手をつかんでいる途中だと伝える
Not quite yet, but I’m getting there. まだ慣れてはいないが、近づいていると伝える

find my way around は、場所や仕組みの勝手が分かってくることを表します。getting there は、目指す状態に近づいていることを表す言い回しです。

なお、引用の後ろ二つの発言では、申し出の Is there something I can do for you? に続いて、呼び方についての頼みが出てきます。for starters は「まず手始めに」の意味で、頼みごとを軽く切り出す形です。呼び方の話はここまでにして、申し出の言い方に進みます。

あいさつに添える「sir」と、「何かできることは?」の申し出

ほかにも、職場でのあいさつと申し出が出てくる箇所があります。

— Thank you. Pleased to be here, sir.
(ありがとうございます。ここにいられてうれしく思います、sir。)
— Oh, you don’t have to call me, “sir.” In fact, please don’t call me, “sir.” Save it for him.
(ああ、「sir」と呼ばなくていい。むしろ、呼ばないでほしい。それはあの人のためにとっておいて。)
The Mentalist Season7 Episode1 (Nothing But Blue Skies)

Pleased to be here. は、その場に加わったことを喜ぶ言い方です。初対面のあいさつの Pleased to meet you. と形が似ていますが、ここでは meet you ではなく be here となっており、「ここにいられてうれしい」という意味になります。文末の sir は、丁寧さを足す呼びかけです。直後の発言は、その呼びかけをめぐる内容で、you don’t have to ~(〜しなくていい)の形が使われています。

別の箇所には、申し出と、それに続く二つの発言が出てきます。

— Anything I can do, sir?
(何か私にできることはありますか、sir?)
— Ah, yeah. Relax, we’ll talk, and then I’ll put you to work.
(ああ、そうだね。楽にして。まず話をして、それから仕事をしてもらうよ。)
— Yes, sir.
(はい、sir。)
The Mentalist Season7 Episode1 (Nothing But Blue Skies)

Anything I can do? は、Is there anything I can do? の Is there を落とした短い形です。前の項目の Is there something I can do for you? と比べると、短くて話し言葉らしい響きになります。どちらが丁寧かは、場面や相手との距離で変わります。

続く Relax, we’ll talk, and then I’ll put you to work. は、順序を示す形になっています。Relax で気持ちを楽にするよう促し、we’ll talk, and then ~ で段取りを知らせています。put someone to work は、人に仕事を割り当てて取りかからせる、という意味の言い回しです。最後の Yes, sir. は、受け止めたことを短く示す返事です。

ここからは、作中にない例文です。申し出の言い方を並べます。

例文 響き
Is there anything I can help with? 手伝えることを尋ねる基本の形
Can I give you a hand? 手を貸そうかと軽く申し出る
Where would you like me to start? 何から始めるかを相手に任せて尋ねる

「Would it be all right if I came along?」同行を願い出る

さらに別の箇所には、同行を願い出る発言と、それに続くやり取りが出てきます。

— Would it be all right if I came along? Just to observe?
(同行してもかまいませんか? 見学だけでも?)
— You don’t have something else to do?
(ほかにやることはないのか?)
— No. Agent… I mean, Mr. Jane asked for something, but it’s on its way.
(いいえ。捜査官……いえ、ジェーンさんが何か頼んだんですが、もうすぐ届きます。)
— Sure, you can come.
(ああ、来ていいよ。)
— Thanks.
(ありがとう。)
The Mentalist Season7 Episode1 (Nothing But Blue Skies)

Would it be all right if I came along? は、許可を丁寧に求める形です。if のあとの動詞が過去形の came になっているのは、控えめに頼むためです。come along は「一緒に行く」の意味です。同じ行に並ぶ Just to observe? は、「見学だけでも?」という短い問いの形です。

続く You don’t have something else to do? は、否定の形で尋ねる疑問文で、ほかに用事がないかを確かめる響きになります。そのあとの行には、Agent… I mean, Mr. と、一つの文のなかで呼び方が途中で改まる箇所があります。I mean は、直前の語を直すときに挟みます。

Sure, you can come. は、許可を伝える短い形で、Thanks. がそれを受けています。Sure に you can ~ を続けるだけで足りる点が分かります。

ここでも、作中にない例文を並べます。

例文 響き
Do you mind if I join you? 同席や同行をやわらかく願い出る
Is it okay if I tag along? くだけた場面で同行を願い出る

まとめ|慣れたかと聞かれたときの短い返事から

How are you doing, settling in? には、Yes, thank you. のように短く返すことも、例文のように慣れ具合を足すこともできます。あいさつの Pleased to be here.、申し出の Anything I can do?、願い出の Would it be all right if I came along? も、新しい環境で使える形です。

次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。

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