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『メンタリスト』シーズン7第10話には、週末に泊まる宿の話が登場する場面が、いくつかのやりとりに分かれて出てきます。宿の様子を伝える言葉や、予約にまつわる言葉が並びます。
素朴な宿なのか、リゾートのような宿なのか。雰囲気を言葉で確かめる形、予約したと伝える形、その知らせを受け止める形を、作中のやりとりをもとに順に整理していきます。旅の相談にも置き換えられる言い方が中心です。
「Rustic as in no running water?」宿の雰囲気を確かめる
作中では、ある小さな小屋が rustic と紹介され、その言葉の中身が確かめられる場面があります。rustic は「素朴な」「田舎風の」という意味の形容詞で、飾り気のない雰囲気を表します。
— Rustic as in no running water?
(素朴って、水道が通っていないってこと?)
— Well, would that be a problem?
(それだと困る?)
— When you said, “Let’s go away for the weekend,” I was kinda hoping for the kind of place that leaves a mint on the pillow.
(「週末にどこかへ行こう」と言われたとき、枕にミントが置いてあるような場所を、ちょっと期待してたんだよね。)
The Mentalist Season7 Episode10 (Nothing Gold Can Stay)
Rustic as in no running water? は、A as in B? の形で、「A って、B ということ?」と言葉の中身を確かめています。as in は例を示す働きがあり、ここでは rustic の中身を、水道が通っていない状態として聞き返す形です。running water は蛇口をひねれば出る水、つまり水道を指します。
続く Well, would that be a problem? は、would を使うことで「それは困るかな」とやわらかく聞き返す響きになります。直接 Is that a problem? と聞くより、相手の考えをうかがう調子が出ることがあります。
さらに When you said, “~,” I was kinda hoping for ~ の文は、言われた言葉を引き合いに出して、期待していた場所を伝える形です。
go away for the weekend は「週末にどこかへ出かける」、kinda は kind of のくだけた形で、kinda hoping は「少し期待していた」という控えめな響きです。the kind of place that ~ は「〜するような場所」、leaves a mint on the pillow は「枕の上にミントを置いていく」様子を指します。
ここから先は、作中にない例文です。言葉の中身を確かめる as in の形は、宿以外の話題にも置き換えられます。
| 例文 | 使いどころ |
|---|---|
| Cozy as in small? | 「居心地がよい」の中身を確かめるとき |
| Quiet as in far from everything? | 「静か」の中身を確かめるとき |
| I was hoping for the kind of place that has a view. | 期待していた宿を、具体的な例で伝えるとき |
「I also got us a reservation」と、宿の様子を並べて伝える
あとの場面には、pillow と mints の語が並ぶやりとりがあります。
— Hey. Where have you been?
(ねえ、どこに行ってたの?)
— For your pillow.
(君の枕にね。)
— Pillow mints. Thank you.
(枕のミント。ありがとう。)
The Mentalist Season7 Episode10 (Nothing Gold Can Stay)
For your pillow. は動詞を使わず、for で目的だけを示す返しで、Pillow mints. も名詞だけで受けています。話し言葉では、このように語を切り詰めた返しが現れることがあります。Where have you been? は、いままでどこにいたのかをたずねる形です。
同じやりとりの少しあとには、予約を伝える発言が出てきます。
— I also got us a reservation this weekend at the Alhambra.
(それと、今週末のアルハンブラを予約しておいたよ。)
— Resortish-style place, room service, high thread-count sheets…
(リゾートっぽい感じの宿で、ルームサービスがあって、糸の本数が多いシーツで…)
— I think you’re gonna like it.
(気に入ると思うよ。)
— You didn’t have to do that.
(そんなことしなくてもよかったのに。)
The Mentalist Season7 Episode10 (Nothing Gold Can Stay)
I also got us a reservation this weekend at the Alhambra. の got us a reservation は「私たちの分の予約を取った」という意味で、also が「それに加えて」を表します。Alhambra は作中に出てくる宿の名前で、ここでは固有名として触れるにとどめます。this weekend は、予約の日が今週末であることを示します。
続く Resortish-style place, room service, high thread-count sheets… は、宿の様子を名詞で並べていく形です。-ish は「〜っぽい」を足す接尾辞なので、Resortish-style は「リゾート風の」というおおまかな言い方になります。room service は客室まで食事や飲み物を届けるサービス、thread count は生地の糸の本数を表す数値です。
ここから先は、作中にない例文です。予約したことや宿の様子を短く伝える形を並べます。
| 例文 | 使いどころ |
|---|---|
| I booked us a room for Saturday night. | 部屋を押さえたと伝えるとき |
| It’s a quiet place with a great view. | 宿の様子を短く伝えるとき |
「You didn’t have to do that.」と、予約の知らせを受け止める
先ほどの引用の終わりの二つの発言は、予約を知らせたあとの流れを示しています。
I think you’re gonna like it. の gonna は going to のくだけた形で、「気に入ると思う」と相手の好みを見越した言い方です。これに You didn’t have to do that. が返されます。didn’t have to は過去の行為について「しなくてもよかった」と述べる形で、相手が手間をかけてくれたときの返しとして使われることがあります。
ここから先は、作中にない例文です。You didn’t have to do that. と言われたときの返し方を並べます。
| 例文 | 使いどころ |
|---|---|
| I wanted to. | 「そうしたかったから」と短く返すとき |
| It was no trouble at all. | 手間ではなかったと伝えるとき |
| I hope you like it. | 気に入ってもらえるよう願うとき |
同じやりとりの少しあとには、宿の雰囲気に戻る発言もあります。
— Well, are you gonna like it? Doesn’t sound very rustic.
(それで、気に入りそう? あまり素朴な感じはしないけど。)
— Yeah, I’ll find a tree.
(まあ、木でも探すよ。)
The Mentalist Season7 Episode10 (Nothing Gold Can Stay)
Well, are you gonna like it? は gonna を使った質問で、Doesn’t sound very rustic. は主語の It を省いた形です。話し言葉では、It doesn’t sound very ~ の It を落として短くすることがあります。sound は、聞いた話から受ける印象を述べる動詞で、実際に見ていなくても使えます。not very ~ は「あまり〜ではない」というやわらかい否定です。
返事の Yeah, I’ll find a tree. は、短い返しとして出てきます。素朴さは木でも探して味わう、という冗談めいた受け流しと読めます。
まとめ|雰囲気を確かめ、予約を伝え、受け止める
宿の雰囲気は Rustic as in ~? で確かめ、期待は the kind of place that ~ で伝え、予約は got us a reservation で知らせます。受け取る側には You didn’t have to do that. という返し方もあります。
次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。
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