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『BONES』シーズン9エピソード11の終盤には、捜査の見立てをめぐって謝る側と、謝られる側の短いやり取りがあります。今回は、You were right.(あなたが正しかった)と認めてもらったとき、どう返すと気持ちよく話を終えられるのかを、作中の言葉と一般的な言い方から読み解きます。
謝る言い方は教科書でもよく見かけますが、謝られた側の返し方は意外と迷うものです。勝ち誇っても、黙っても、少し気まずさが残ります。
謝って認める側の言葉
場面は、まだ相手が怒っているかを確かめるところから始まります。
— You still irritated with me?
(まだ私にイライラしてる?)— A little.
(少しね。)BONES Season9 Episode11 (The Spark in the Park)
You still irritated with me? は Are を省いたくだけた疑問文で、「まだ怒ってる?」と相手の機嫌をうかがう形です。このあと短いやり取りを経て、謝る言葉が出てきます。
— Look, I’m sorry, I’m sorry.
(ねえ、ごめん、ごめん。)— You’re right. Okay, I…
(あなたの言うとおり。その、つまり…。)BONES Season9 Episode11 (The Spark in the Park)
少し言葉が続いたあと、はっきり非を認める一言が出てきます。
— I was wrong.
(私が間違ってた。)— And I was right.
(そして、私が正しかった。)— Yes.
(うん。)— It’s good to say it.
(口に出して言うのはいいことです。)— You were right.
(あなたが正しかった。)— And you’re still upset.
(それでも、まだ機嫌が悪いんだね。)BONES Season9 Episode11 (The Spark in the Park)
You’re right. は「今の話が正しい」、You were right. は「あのとき言っていたことが正しかった」と、過去の判断を認める言い方です。時制が1つ変わるだけで、謝罪の重みが変わるのが分かります。
認めてもらった側の返し方
このやり取りで目を引くのは、I was wrong. にすかさず And I was right. と返る流れです。「そして私は正しかった」と念を押す一言で、謝罪をそのまま流さずに受け取ったことが伝わります。そのあとに出てくる It’s good to say it. は「口に出して言うのはいいことだ」という意味で、間違いを認めることを言葉にする大切さが、短いやり取りの中で示されています。
実際の会話で使いやすい返し方を、響きの違いで整理します。
| 返し方 | 意味 | 響き |
|---|---|---|
| Thank you for saying that. | そう言ってくれてありがとう | 素直に受け止める |
| I appreciate that. | そう言ってもらえてうれしい | 丁寧で大人の対応 |
| Apology accepted. | 謝罪を受け入れるよ | 区切りをつける |
| No hard feelings. | 気にしてないよ | わだかまりを残さない |
| It’s okay. We all make mistakes. | 大丈夫、誰でも間違えるよ | 相手を気づかう |
| I told you so. | だから言ったでしょ | 勝ち誇る |
最後の I told you so. は、冗談めかして使えば笑いになりますが、相手が真剣に謝っているときには嫌味に聞こえやすいとされています。認めてもらったら、まずは Thank you for saying that. のように、言葉にしてくれたことへのお礼を返すのが無難です。
まだ少し引っかかっているときは
作中では、認めてもらったあとも And you’re still upset. と、気持ちが収まりきっていない様子に気づく言葉が出てきます。冒頭の A little. のように、正直に「少しだけ」と返すのも一つの方法です。
すぐには切り替えられないときは、I’m getting there.(だんだん落ち着いてきた)や Give me a minute.(少し時間をちょうだい)と言えば、相手を責めずに今の気持ちを伝えられます。
反対に、謝った側が相手の様子が気になるときは、Are we good?(もう大丈夫?)や Are we okay now?(これで仲直りできた?)と確かめると、気持ちを置き去りにせずに話を終えられます。
まとめ|「You were right.」を気持ちよく受け取る英語
今回は『BONES』シーズン9エピソード11から、非を認める I was wrong. と You were right.、あいだにはさまる It’s good to say it.、一般的な返し方の Thank you for saying that. や No hard feelings. を読み解きました。
謝られた側のひと言で、気まずい空気がどちらに転ぶかが決まります。次回も『BONES』の会話から、使える英語を学んでいきましょう。
この回の英語は、口を出さない・出させない言い方や、見落としに気づいて見直す言い方のコラムでも読み解いています。


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