海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『BONES』シーズン9エピソード12の後半には、仕事の判断をめぐって意見が食い違う話し合いに、エジソンが居合わせる場面があります。今回は、彼が口にする I don’t think I should be here for this conversation. を起点に、その場を外したいときの英語と、引き止める側の言い方を読み解きます。
職場でも家庭でも、当事者どうしの込み入った話に巻き込まれることがあります。そんなとき、角を立てずに「自分は外したほうがよさそう」と伝えられるひと言を知っておくと、気まずさを和らげやすくなります。
「I don’t think I should be here」で遠慮を伝える
このやり取りは、ブレナンのこんな言葉から始まります。
Brennan: Since you have been doubting my judgment as a forensic anthropologist, I’ll allow Dr. Edison to explain this to you.
(法医人類学者としての私の判断を疑っているのだから、説明はエジソン博士に任せるわ。)— I absolutely trust you, Dr. Brennan.
(ブレナン博士のことは心から信頼しています。)— By having Dr. Edison do my work?
(エジソン博士に私の仕事をさせることで?)Edison: I don’t think I should be here for this conversation.
(この話し合いには、僕はいないほうがいいと思います。)BONES Season9 Episode12 (The Ghost in the Killer)
信頼しているという言葉に、すかさず問い返しが入るやり取りです。説明役を任されたエジソンが、間に挟まれた気まずさから口にするのが、この一文です。
ポイントは I don’t think I should ~ の形です。英語では「〜すべきではないと思う」を、I think I shouldn’t ~ より I don’t think I should ~ と、否定を前に出して言うのが自然とされています。断定を避けた遠回しな響きになるため、遠慮を伝える場面に向いています。I don’t think I should stay too long.(長居はしないほうがよさそうです)のように、ほかの場面にもそのまま応用できます。
be here for this conversation は「この話し合いの場に居合わせる」という意味です。this conversation と言うことで、「当事者どうしの話」という線引きが伝わります。自分を主語にして引く形なので、相手を責めずにその場を離れたい気持ちだけを示せるのが見どころです。
その場を外すとき、引き止めるときの英語
遠慮を示されたあと、話はこう続きます。
— I agree, but Dr. Saroyan wants you here, so proceed, Dr. Edison– tell her what I found.
(同感です。でもサローヤン博士があなたにいてほしいそうなので、続けて、エジソン博士。私が見つけたことを話して。)— If you agree with my conclusions.
(私の結論に同意するなら、ですが。)BONES Season9 Episode12 (The Ghost in the Killer)
I agree, but ~ wants you here は、「その気持ちは分かる。でも〜があなたにいてほしいと言っている」と、相手の遠慮を受け止めたうえで引き止める言い方です。最後の If you agree with my conclusions. は、文の前半を省いて条件だけを付け足す形で、「同意するなら」と一線を引く慎重さが伝わります。
その場を外したいときの言い方は、ほかにもあります。
| 表現 | 意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| I don’t think I should be here. | 僕はいないほうがよさそう | 遠回しに遠慮する |
| Maybe I should go. | 失礼したほうがよさそうですね | 自分から席を立つ |
| I’ll give you two a minute. | 2人で話してください | 相手に場を譲る |
| Should I step out? | 外しましょうか? | 相手に判断をゆだねる |
| Don’t mind me. | 私のことは気にしないで | その場に残る |
引き止める側は、Please stay.(いてください)、I’d like you to hear this.(あなたにも聞いてほしい)、It’s fine, you can stay.(大丈夫、いていいよ)のように返せます。
まとめ|気まずい場で、角を立てずに引く英語
今回は『BONES』シーズン9エピソード12から、遠慮を伝える I don’t think I should be here for this conversation.、引き止める I agree, but ~ wants you here、そして場を外すときの言い方を読み解きました。
否定を前に出して自分を主語にする形を選ぶだけで、気まずい場からも穏やかに引けることが分かります。
同じエピソードからは、身なりの乱れを言い分ける英語や、待たせた相手に謝る英語もコラムで取り上げています。


コメント