「an extra pair of hands」と「an extra pair of eyes」はどう違う?手を借りたい・見てほしいときの英語|『BONES』S10E22で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「an extra pair of hands」と「an extra pair of eyes」はどう違う?手を借りたい・見てほしいときの英語|『BONES』S10E22で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン10エピソード22には、作業を手伝う・手を貸してもらう短いやり取りが何度か出てきます。そこで使われているのが、「もう一組の手」「もう一組の目」と体の部位で人を数える英語です。

同じ「手伝い」でも、hands と eyes では頼んでいる中身が変わります。an extra pair of hands と an extra pair of eyes の違いを軸に、手伝いを申し出る言い方や、控えめに頼む言い方もあわせて見ていきます。

目次

「an extra pair of hands」は作業の人手

an extra pair of hands を直訳すると「余分な一組の手」です。手は二本で一組なので、pair of hands で「一人分の手」、つまり「もう一人の人手」を表します。運ぶ・片づける・組み立てるなど、体を動かす作業の手伝いに使われる言い方です。

作中では、作業の場に加わったウェンデルが、こんなひと言で声をかけます。

Wendell: Need an extra pair of hands?
(人手、要ります?)

— Yes. Thank you, Mr. Bray.
(ええ。ありがとう、ブレイさん)

BONES Season10 Episode22 (The Next in the Last)

Need ~? は Do you need ~? の頭を省いたくだけた形で、「〜要る?」と気軽に申し出るときの言い方です。Mr. Bray はウェンデルの姓で、申し出のあとには、ありがたく受け入れる言葉が続きます。断るときは Thanks, but I’ve got it.(ありがとう、でも大丈夫)のように返すのが一般的です。

人手があると何が変わるのかは、別の作業の場面に出てくる次の言葉がよく表しています。

— Goes a lot faster when there’s two of us.
(二人でやると、ずっと早く進む)

BONES Season10 Episode22 (The Next in the Last)

文頭の It が省かれた形で、「二人いると作業がぐっとはかどる」という実感をそのまま口にした言葉です。手伝ってもらったあとに、感謝の代わりとして添えることもできます。

「an extra pair of eyes」は確認役

一方の an extra pair of eyes は「もう一人分の目」です。こちらは作業そのものより、見る・確かめる・見落としを拾うといった役目を頼むときに使われます。書類のチェックや、間違い探しを手伝ってほしいときの言い方です。

作中では、手がかりを調べている最中に人が顔を出した場面で、次の言葉が出てきます。

— if you’re not busy, we could use an extra pair of eyes.
(手が空いてたら、もう一人見てくれる人がいると助かる)

— Coming.
(今行く)

BONES Season10 Episode22 (The Next in the Last)

ポイントは could use ~ です。直訳は「〜を使えるかもしれない」ですが、実際には「〜があると助かる」という意味で、遠回しに手伝いを頼む言い方として使われます。前に if you’re not busy(忙しくなければ)を付けることで、相手に断る余地を残した頼み方になっています。

続く Coming. は I’m coming. を縮めた形で、呼ばれたときの「今行く」です。日本語の感覚では「来る」ですが、英語では相手のいる場所を基準にして come を使う点が特徴です。

手と目、ほかの部位で表す言い方

二つの表現を並べると、違いは次のように整理できます。

表現 頼む中身 例
an extra pair of hands 作業の人手 Could you lend me a hand with these boxes?
an extra pair of eyes 確認・見直し Can you give this a second look?
a fresh pair of eyes 新しい視点 We need a fresh pair of eyes on this.

a fresh pair of eyes は「まだその件を見ていない人の目」のことで、長く同じものを見ていると気づけないことを、別の人に見てもらうときに使われるとされています。また、hands の側には lend a hand(手を貸す)という決まった言い方もあり、Need a hand?(手伝おうか?)はとてもよく耳にする申し出です。

自分から手伝いを申し出るなら Need an extra pair of hands?、確認をお願いしたいなら Could you be my second pair of eyes? のように、頼みたい役目に合わせて hands と eyes を選ぶと伝わりやすくなります。

まとめ|手は作業、目は確認

an extra pair of hands は作業の人手、an extra pair of eyes は確認や見直しの役目です。Need ~? の申し出、could use の控えめな頼み方、Coming. の短い返事とあわせると、手伝いをめぐるやり取りがひと通りそろいます。

何気ない作業の場面の会話から、頼み方の細かな違いが見えてくる回です。

この回の英語は、ほかのコラムやフレーズ記事でも場面ごとに取り上げています。

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