海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『BONES』シーズン10エピソード13の冒頭には、出かける前の慌ただしい探し物の場面があります。今回はこの冒頭のやり取りを手がかりに、探し物を手伝うと申し出るときの英語と、見つかったときに交わすひと言を読み解きます。
鍵や眼鏡が見当たらない、という場面は誰にでも起こります。「手伝おうか」「あった!」「よく見つけたね」を英語で言えると、家族や同僚とのちょっとした場面がぐっと自然になります。
「Let me help.」と手伝いを申し出る
冒頭、ブレナンが朝食に寄っていくかと声をかけます。
Brennan: You want to stop for breakfast, Booth?
(ブース、朝ごはんに寄っていく?)— Just give me a minute, Bones. I’m kind of busy.
(少しだけ待って。今、ちょっと手が離せない。)— What are you doing?
(何をしているの?)BONES Season10 Episode13 (The Baker in the Bits)
Just give me a minute. は「少し待って」と時間をもらう定番の言い方です。そのあと、探し物の最中に注意をうながす言葉も出てきます。
— Well, careful, Booth! There could be broken glass in there.
(気をつけて! 割れたガラスがあるかもしれない。)BONES Season10 Episode13 (The Baker in the Bits)
Careful! は Be careful! を短くした形で、とっさの注意によく使われます。There could be ~ は「〜があるかもしれない」と可能性を伝える言い方です。
そして、探し物が見つからない様子に、次の短いひと言が出てきます。
— Let me help.
(手伝わせて。)BONES Season10 Episode13 (The Baker in the Bits)
Let me help. は「手伝わせて」と、相手の許可を待たずに申し出る言い方です。聞く形にしたいなら Can I help? や Do you want some help?、くだけた場面なら Need a hand?(手を貸そうか?)も使えます。
| 言い方 | 意味 | 響き |
|---|---|---|
| Let me help. | 手伝わせて | 申し出る。すぐ動く感じ |
| Can I help? | 手伝おうか? | 相手に聞く |
| Need a hand? | 手を貸そうか? | くだけた言い方 |
一緒に探すときは What are you looking for?(何を探しているの?)や Where did you last see it?(最後に見たのはどこ?)と聞くと、探す範囲を絞り込みやすくなります。
見つかったときの「Found it.」と「You got it.」
少しあと、探し物は無事に見つかり、こんな言葉が続きます。
— Well… found it.
(ええと……見つかった。)— Ah. Look at that. You got it.
(ああ、ほら。見つけたね。)— You’re amazing. I must have looked in there at least a thousand times.
(本当にすごい。そこは少なくとも千回は見たはずなのに。)— But I have archaeological training, which involves going through the rubbish of many civilizations.
(でも、考古学の訓練を受けているからね。いろいろな文明のごみをかき分けて調べるのも訓練のうちだから。)BONES Season10 Episode13 (The Baker in the Bits)
Found it. は I found it. の主語を省いた形で、見つけた瞬間の「あった!」にあたります。Got it! や Here it is.(ここにあった)も同じ場面で使われます。
Look at that. は「ほら、見て」と目の前の物に注意を向ける言い方で、You got it. は「見つけたね」と相手の手柄を認めるひと言です。You got it. は「了解」「その通り」の意味でも使われるので、場面ごとに意味を見分けるのがポイントです。
I must have looked in there at least a thousand times. の must have + 過去分詞 は「〜したはず」と、過去の行動を確信をもって振り返る形です。a thousand times は本当に千回ではなく、「何度も何度も」を大げさに言った言い方です。見つけてくれた相手への感謝には、You’re amazing. のほかに You’re a lifesaver.(本当に助かった)もよく使われるとされています。
最後の一文は、ごみの中から物を探すのも専門の訓練のうちという、考古学らしい言い分になっているのが面白いところです。
まとめ|探し物の場面で使える短いひと言
今回は『BONES』シーズン10エピソード13の冒頭の場面から、Let me help. と手伝いを申し出る言い方と、Found it. You got it. a thousand times など見つかったときのひと言を読み解きました。短い表現ばかりなので、日常の探し物の場面ですぐに使えます。
慌ただしい朝の場面にも、使いやすい英語が詰まっています。この回を観ながら耳で確かめると、やり取りの流れがよりはっきり伝わってきます。
同じ回の、言ったことと匂わせたことを言い分けるコラムや、ベーカリーとパイの文化のコラムもあわせて読むと、この回の英語がより立体的に見えてきます。


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