「I answer to anything.」呼び方は何でもいいと伝える自己紹介の英語|『BONES』S10E01で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「I answer to anything.」呼び方は何でもいいと伝える自己紹介の英語|『BONES』S10E01で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン10エピソード1には、ブースと組む若手の捜査官オーブリーが、ブースとブレナンのもとを訪ねてきて名乗る場面があります。今回はその自己紹介の締めくくりに出てくるひと言を手がかりに、自分の呼び方を相手に伝える英語を読み解きます。

英語圏では、知り合って間もないうちから下の名前や愛称で呼び合うことが少なくありません。名乗るときに「どう呼んでほしいか」まで添えられると、最初の会話がぐっと楽になります。

目次

肩書きから愛称へ、名乗りを広げていく

名乗る前には、入ってもいいかを尋ねるひと言があります。

— Can I come in? Kind of feel like a salesman standing here.
(入ってもいいですか?ここに突っ立ってると、セールスマンになった気分で。)

— Yes. Come in.
(ええ、どうぞ。)

BONES Season10 Episode1 (The Conspiracy in the Corpse)

Can I come in? は人の家や部屋を訪ねたときの定番のひと言で、May I come in? と言うと少していねいになるとされています。続いて、オーブリーはこう名乗ります。

Aubrey: I’m Special Agent Aubrey. Uh, James, Jimmy. I answer to anything.
(特別捜査官のオーブリーです。えーと、ジェームズでも、ジミーでも。どう呼ばれても返事しますよ。)

BONES Season10 Episode1 (The Conspiracy in the Corpse)

最初は Special Agent という肩書きと名字で、仕事の場にふさわしい名乗り方をしています。そこから下の名前の James、さらにその愛称の Jimmy へと、だんだんくだけた呼び方を並べていくのが面白いところです。最後の I answer to anything. で、どれを選ぶかを相手に任せています。かしこまった印象を和らげたい初対面の場面で、そのまま応用できる流れと言えます。

「answer to ~」は「〜と呼ばれて返事をする」

answer to ~ は、「〜という名前で呼ばれたら応じる」という意味で使われます。I answer to anything. は直訳すると「何にでも返事をする」で、「呼び方はお好きにどうぞ」というくだけた言い方になります。辞書では、飼い犬が名前を呼ばれて反応するようすにも使われる例が挙げられており、「その名前に反応する」という感覚が伝わってきます。逆に He doesn’t answer to that name. と言えば、「その呼び方では返事をしない」、つまり別の呼び方を好むという意味になります。なお、answer to には「(上司など)に対して責任を負う、報告する」という別の意味もあるとされているため、文脈で見分けます。

自分の呼び方を伝える表現を整理すると、次のようになります。

表現 意味
Call me ~. 〜と呼んでください
Most people call me ~. みんなからは〜と呼ばれています
I go by ~. 〜で通っています
~ is fine. 〜で大丈夫です
I answer to both. どちらで呼ばれても返事します

たとえば My name is Katherine, but I answer to Kate.(キャサリンといいますが、ケイトと呼ばれても返事します)のように使えます。愛称を伝えたいときは Please, just call me Kate. と言えば、「ケイトでいいですよ」という気安さが出ます。

名乗られたときの返し方と、呼ぶ側の選択

オーブリーの名乗りのあとには、短いやり取りが続きます。

— Dr. Brennan.
(ドクター・ブレナンです。)

— I know.
(存じてます。)

— And I’m duly impressed.
(それに、しっかり感心してますよ。)

BONES Season10 Episode1 (The Conspiracy in the Corpse)

名乗られたら、自分も名前を返すのが基本です。相手がすでにこちらを知っている場合は I know. と返されることもありますが、場面によってはそっけなく聞こえるため、I’ve heard a lot about you.(お噂はかねがね)と言うと柔らかくなります。duly は「しかるべく、当然ながら」という少し改まった語で、duly impressed は「評判どおりで感心している」という、ややおどけた響きがあるとされています。

少しあとで、ブースは名字だけで呼びかけます。

Booth: Aubrey.
(オーブリー。)

BONES Season10 Episode1 (The Conspiracy in the Corpse)

どう呼ばれても返事をすると言われても、呼ぶ側には選ぶ自由があります。名字で呼ぶのも、同僚どうしでよく見られる呼び方です。迷ったときは What should I call you?(何と呼べばいいですか)と聞いてしまうのがいちばん確実です。

まとめ|呼び方を添えると自己紹介が一歩近づく

今回は『BONES』シーズン10エピソード1から、肩書きから愛称へと名乗りを広げる流れと、I answer to anything.、Call me ~.、I go by ~. などの呼び方を伝える英語を読み解きました。

名乗るときにひと言添えるだけで、相手との距離の取り方がはっきり伝わります。次回も『BONES』と一緒に英語を学んでいきましょう。

このエピソードのお礼の伝え方や、相談の持ちかけ方も、同じ回のコラムで読み解いています。

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