「jealous」と「competitive」はどう違う?|『BONES』S11E04で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「jealous」と「competitive」はどう違う?|『BONES』S11E04で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン11エピソード4では、研究所に、ブレナンが新たに呼んだベテランの法人類学者が加わります。その仕事ぶりが話題になるなかで、「焼きもち」と「張り合う気持ち」を並べて確かめる問いかけが出てきます。今回はこの2つの語の違いを、作中の言い回しとあわせて読み解きます。

どちらも日本語では「ライバル意識」とひとまとめにされがちですが、気持ちの向きが少し違います。違いをつかんでおくと、自分の気持ちを説明するときにも言葉を選びやすくなります。

目次

「jealous」と「competitive」が並ぶ問いかけ

作中では、次のような問いかけと答えが続きます。

— You aren’t jealous or feeling competitive of Dr. Mayer, are you?
(まさか、あの先生に焼きもちを焼いたり、張り合ったりしていないよね?)

— No. Well, I’m… I, what…
(いいえ。その、私は……私、何を……)

— I have no reason to be competitive with her, so…
(あの人と張り合う理由なんてないし……)

— No.
(いいえ。)

— Okay. Just wanted to make sure.
(そう。念のため確かめたかっただけ。)

BONES Season11 Episode4 (The Carpals in the Coy-Wolves)

jealous は、相手の持っているものや相手との関係が気になって、心がざわつく気持ちを表すとされています。日本語の「焼きもち」「うらやましさ」に近い語です。一方の competitive は、相手より上でいたい、負けたくないという気持ちを表します。feel competitive で「張り合う気持ちになる」です。

語 気持ちの向き 例
jealous 相手の持っているもの・相手との関係が気になる I’m a little jealous of your new office.
competitive 相手に負けたくない・勝ちたい He gets really competitive at board games.

問いかけでは of が使われていますが、答えのほうでは competitive with ~ の形になっています。一般には「〜と張り合う」なら with を使う形がよく見られるとされています。2つの語が並ぶことで、「うらやんでいるのか、負けたくないのか」を一度に確かめる問いになっているのが面白いところです。

「You aren’t ~, are you?」で念を押す

この問いかけは You aren’t ~, are you? という否定の付加疑問の形です。「まさか〜じゃないよね?」と、違うだろうと思いつつ念を押す響きがあります。

答えが最後に「No.」で締めくくられると、Just wanted to make sure. と引き取られます。「念のため確かめたかっただけ」という意味で、相手を追い詰めずに話を終わらせる言い方と言えます。

似た場面で使える言い方には、次のようなものがあります。

  • Just checking.(ちょっと確かめただけ)
  • I was just wondering.(ちょっと気になって)
  • No pressure.(急かすつもりはないよ)

聞きにくいことを確かめたあとに一言添えると、問いかけの圧がやわらぎます。

気持ちを認めて、相談を持ちかける言い方

その後、終盤には次のような言葉も出てきます。

— I need to apologize.
(謝らないといけないことがある。)

BONES Season11 Episode4 (The Carpals in the Coy-Wolves)

ひと言はさんだあと、こう続きます。

— I acted in a jealous manner.
(焼きもちを焼いたようなふるまいをしてしまった。)

— Is it too late to seek advice from you?
(今からでも、相談に乗ってもらうのは遅いかな?)

— Never. What’s on your mind?
(遅いなんてことはない。どうしたの?)

BONES Season11 Episode4 (The Carpals in the Coy-Wolves)

I acted in a jealous manner. は、I was jealous. と言うよりも、自分の「ふるまい」を客観的に振り返るような、少しかたい言い方です。Is it too late to ~? は「今さら〜しても遅い?」と控えめに頼むときの形で、Never. は「遅いなんてことはない」と快く受け入れる返事になっています。What’s on your mind? は「何を考えているの?」と話を促す定番のひと言です。

まとめ|焼きもちと張り合う気持ちを言い分ける

今回は『BONES』シーズン11エピソード4から、jealous と competitive の違い、You aren’t ~, are you? で念を押す問い方、I acted in a jealous manner. や Is it too late to ~? のように気持ちを認めて相談を持ちかける言い方を読み解きました。似た気持ちでも、向いている先で語が変わることが分かります。

研究所の面々の言葉のやり取りに耳を傾けながら、次回も『BONES』と一緒に英語を学んでいきましょう。

同じ回のコラムでは、作業に取りかかるときの声のかけ方や、物語のネタバレをめぐる文化と英語も扱っています。

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