海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『BONES』シーズン11エピソード8は、感謝祭を目前にした回です。朝の電話をきっかけに「何か隠しているのでは」と探りが入り、後半でサプライズが明かされるまでの会話が、エピソードのあちこちに出てきます。今回はこの流れを追いながら、口止めをする言い方、探りをかわす言い方、種明かしのひと言を読み解きます。
来客の準備やプレゼントなど、相手を喜ばせるための隠し事は日常でも起こります。ばれそうなときの英語を知っておくと、会話の駆け引きも楽しめます。
「It’s a secret」電話口で口止めをする
エピソードの冒頭は、電話で話す声から始まります。
— Okay, you understand I don’t want him to know? It’s a secret, but I just want to make sure that you can
(いいですか、彼には知られたくないんです。内緒の話なんですが、ちゃんと)
— do that thing that we talked about. Okay.
(話していた例の件をお願いできるか、確かめておきたくて。では。)BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)
I don’t want him to know. は「彼には知られたくない」と、隠しておきたい相手をはっきり示す言い方です。続く It’s a secret. は「内緒の話」と念を押すひと言で、口止めの基本の形と言えます。日常では次のような言い方もよく使われます。
| 表現 | ニュアンス |
|---|---|
| Don’t tell him. | 彼には言わないで。いちばん直接的 |
| Keep it between us. | ここだけの話にしておいて |
| It’s a surprise. | サプライズだから、と内緒の理由を添える |
電話を切ったあとには、こんな説明と確認が続きます。
— It was a telemarketer.
(セールスの電話だった。)
— You were gonna call him back?
(かけ直すつもりだった?)
— Yeah. I don’t want to be rude.
(うん。失礼なことはしたくないから。)BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)
telemarketer は、電話で商品やサービスを売り込む業者のことです。この説明が本当の用件ではなかったことは、エピソードの後半で分かります。
「You’re imagining things」探りをかわす
電話の件は、その後も話題に戻ってきます。
— So maybe we should talk about this morning.
(じゃあ、今朝の話をしようか。)
— This morning?
(今朝?)
— Yeah, this morning. The phone call
(そう、今朝のこと。あの電話だよ。)
— you hung up on so fast when I got in the kitchen.
(台所に入っていったら、すごい速さで切ったやつ。)
— You’re imagining things, Booth.
(気のせいです、ブース。)BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)
hang up on ~ は「〜との電話を切る」で、具体的な状況を挙げて迫る言い方です。これに対し、ブースに向けて返される You’re imagining things. は、「考えすぎ」「気のせい」とかわす定番の表現とされています。
ここから会話は、冗談まじりの当て推量へと転がっていきます。
— It’s five weeks till Christmas, right?
(クリスマスまで、あと5週間だよね?)
— And you’re shopping early, and you know that I’ve had my eye on that jet ski.
(それで早めに買い物をしている。あのジェットスキーに目をつけていたのは知っているよね。)BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)
have one’s eye on ~ は「〜に目をつけている」「前から欲しいと思っている」という意味です。続く言葉では、クリスマスの買い物だという見立てそのものがきっぱり打ち消されます。
「Surprise」で秘密を明かす
感謝祭を前に、ブースの息子パーカーが姿を見せる場面で、隠していたことが明かされます。
— That is the secret I’ve been keeping. Surprise.
(これが、ずっと隠していた秘密です。サプライズ。)
— Hey, Parker. You fly in for Thanksgiving?
(やあ、パーカー。感謝祭に合わせて飛行機で来たの?)
— Yeah, Thanksgiving dinner.
(うん、感謝祭のディナーに。)BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)
I’ve been keeping は現在完了進行形で、「ずっと守ってきた秘密」と期間の長さを伝えています。最後の Surprise. は、ひと言で種明かしをする決まり文句です。
このあと、今朝の電話とのつながりも説明されます。
— Seriously?
(本当に?)
— That’s what I was on the phone about this morning.
(今朝の電話は、このことだったんです。)
— Okay, some secrets I like.
(なるほど、こういう秘密ならいいね。)BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)
That’s what I was on the phone about. は「電話の用件はこれだった」と、前の出来事と結びつけて説明する言い方です。some secrets I like は目的語を前に出した語順で、「秘密にもいろいろあるが、こういうのは歓迎」という気持ちが強調されています。
まとめ|隠す・かわす・明かすの英語
今回は『BONES』シーズン11エピソード8から、口止めの It’s a secret.、探りをかわす You’re imagining things.、種明かしの Surprise. と That’s what I was on the phone about. を読み解きました。隠す、かわす、明かすの3つの段階を押さえると、サプライズをめぐる会話がぐっと聞き取りやすくなります。
小さな隠し事のやり取りに注目しながら観ると、『BONES』の会話の楽しみ方が広がります。
この回の英語は、取材の場で使う英語のコラムや、感謝祭の食卓の文化のコラムでも扱っています。


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