アメリカの感謝祭の七面鳥と食卓の文化と英語|『BONES』S11E08で学ぶ英会話

『BONES』コラム: アメリカの感謝祭の七面鳥と食卓の文化と英語|『BONES』S11E08で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン11エピソード8は、感謝祭(Thanksgiving)を目前にした回です。朝の会話では「今年は七面鳥をやめようか」という提案が持ち上がり、最後は仲間がそろう食卓の場面で締めくくられます。今回はこの献立をめぐるやり取りを起点に、アメリカの感謝祭の食卓の文化を紹介します。

感謝祭は、アメリカでは11月の第4木曜日に祝われる祝日です。なぜ七面鳥がここまで大事にされるのか、作中の会話から見ていきます。

目次

七面鳥は「祝日の中心」の料理

エピソードは、感謝祭の献立についての提案から動き出します。

— I was thinking maybe we shouldn’t have turkey this Thanksgiving.
(今年の感謝祭は、七面鳥はやめておこうかと思っていて。)

BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)

理由として、食卓を囲むのは4人だけで、七面鳥を食べるのは1人しかいないことが挙げられます。それに対して返ってくるのが、次の驚きの言葉です。

— What are you talking about? Now you’re saying that we should just cut out the main course that the whole holiday is based around?
(何を言ってるの?祝日まるごとがそれありきのメインディッシュを、抜いてしまえって言うわけ?)

BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)

the main course that the whole holiday is based around は「祝日そのものが成り立っているメインの料理」という意味で、感謝祭にとって七面鳥がどれほど中心的な存在かがよく表れています。感謝祭は Turkey Day と呼ばれることもあるとされ、七面鳥の丸焼きを家族で切り分けるのが定番の光景とされています。

作中では、七面鳥の大きさが重さで語られる場面もあります。終盤の食卓の場面には、次の言葉が出てきます。

— Big 25-pound bird.
(大きな25ポンドの鳥だよ。)

BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)

アメリカでは七面鳥をポンド(1ポンドは約450グラム)で選び、1人あたり1.5ポンドほどを目安にするという考え方が紹介されることが多いようです。25ポンドはおよそ11キロで、大人数の食卓向けの大きさと言えます。

詰め物とロースト、食後のソファ

七面鳥の調理と食後の過ごし方は、冒頭の朝の会話の続きで語られます。

— we’ll invite Angela, we’ll invite Hodgins, we’ll invite the squints and whoever else wants to join in,
(アンジェラも、ホッジンスも、研究所の連中も、来たい人はみんな呼べばいい。)
— just as long as I get to stuff the bird, roast him up
(その代わり、鳥に詰め物をして、こんがり焼かせてもらう。)
— and I can just eat myself to unconsciousness,
(それで、気を失うくらいまで食べて、)
— on the couch while I hear the game.
(ソファで試合の音を聞きながら、というわけ。)

BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)

stuff the bird は、七面鳥のおなかにパンなどを混ぜた詰め物を入れることです。この詰め物は stuffing と呼ばれますが、鳥に詰めずに別の皿で焼くものを dressing と呼び分けたり、地域によって呼び名が違ったりするとされています。

食べすぎてソファでくつろぎ、試合を流しておく過ごし方も、感謝祭らしい光景の1つです。感謝祭の日にはアメリカンフットボールの試合が放送される習慣があり、食後に家族で観戦する家庭も多いとされています。作中の game が何の試合かは語られていませんが、祝日の満腹感とソファの組み合わせが目に浮かぶ言い回しです。

肉を食べない人と囲む感謝祭

一方で、作中には七面鳥の代わりの料理も登場します。食卓では、次のような言葉が交わされます。

— All right, time to eat. Fofurkey for everyone.
(さあ、食べよう。みんなにフォファーキーだよ。)
— She’s joking there, Aubrey. We got a 25-pounder in here ready to roll.
(冗談だよ、オーブリー。25ポンドのがちゃんと待機してる。)

BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)

fofurkey は作中に出てくる、肉を使わない七面鳥風の料理の名前です。続けてブレナンが口にするのが、次の一言です。

Brennan: He’ll want to taste the fofurkey.
(彼はきっと、フォファーキーを味わいたいはずです。)

BONES Season11 Episode8 (High Treason in the Holiday Season)

アメリカでは、菜食の人も同じ食卓を囲めるよう、豆腐や植物性の材料で作る代わりのローストを用意する家庭もあるとされています。作中の別の場面でも、meat substitutes(肉の代わりの食品)という言葉が使われています。最後は、感謝祭の定番とされるデザートのパイを取りに行く言葉で食卓の場面が終わります。

まとめ|七面鳥が主役の祝日の英語

今回は『BONES』シーズン11エピソード8から、祝日の中心としての七面鳥、stuff the bird と stuffing、ポンドで語る七面鳥の大きさ、食後のソファ、肉を使わない代わりの料理を紹介しました。献立をめぐる会話から、感謝祭の食卓の形が見えてきます。

秋の祝日の場面を観るときは、食卓の料理にも注目すると、アメリカの暮らしがいっそう身近に感じられます。

このエピソードの会話は、取材の場で使う英語のコラムや、サプライズを内緒にする英語のコラムでも取り上げています。

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