海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『BONES』シーズン11エピソード4には、話が横道にそれかけたところで、作業に戻ろう、さあ動き出そうと声がかかる場面が何度か出てきます。今回はこうしたひと言を手がかりに、話を本題に戻す言い方と、取りかかるときの掛け声を読み解きます。
職場でも友人どうしでも、雑談が盛り上がって手が止まることはよくあります。角を立てずに流れを戻す短い英語を知っておくと、場の空気を保ったまま次へ進めます。
「We do have work to do.」で作業に話を戻す
調べ物をしている場面で、話がそれかけたところに、こんなひと言が入ります。
— But we do have work to do. Check the top post.
(でも、やることがあるでしょう。いちばん上の投稿を見て。)BONES Season11 Episode4 (The Carpals in the Coy-Wolves)
We have work to do. は「やることがある」で、作業に戻ろうと促す基本の言い方です。ここでは do が入って We do have work to do. となっており、「とにかく、やることはあるんだから」と強める響きになっています。直後に具体的な指示が続くので、話題がすっと作業に切り替わるのが分かります。
その後の場面にも、それかけた話を戻すひと言が出てきます。
— I think we should focus on the bones.
(骨に集中したほうがいいと思う。)BONES Season11 Episode4 (The Carpals in the Coy-Wolves)
I think we should focus on ~. は「〜に集中したほうがいいと思う」で、I think をつけることで命令ではなく提案の形になります。相手を責めずに軌道修正したいときに使いやすい言い方です。
「Shall we?」と「Let’s go」で動き出す
捜査に必要なものを探して森に入ったホッジンスたちの場面では、行き先が決まったところで、こんな誘いの声がかかります。
— Then, that’s where we’ll go. Shall we?
(じゃあ、そっちへ行こう。行きましょうか。)BONES Season11 Episode4 (The Carpals in the Coy-Wolves)
Shall we? は Shall we go? の go を省いた形で、「では、行きましょうか」と相手を誘う、少し改まった響きのある言い方とされています。歩き出すとき、席を立つとき、ダンスに誘うときなど、動作そのものを言わずに使えるのが便利なところです。
少しあとには、次の行き先を示すこんな声もあります。
— Okay, let’s go towards the river.
(よし、川のほうへ行こう。)BONES Season11 Episode4 (The Carpals in the Coy-Wolves)
Let’s go towards ~. は「〜のほうへ行こう」と方向を示す言い方です。Shall we? よりも気軽で、行き先をはっきり伝えたいときに向いています。
「Let’s do this.」で気合を入れる
話を戻すひと言のあとには、取りかかる流れが一気に続きます。
— Good idea. Come on. The sooner that we find these bones and clean them for Dr. B, the sooner we can solve this case.
(いい考え。さあ。骨を早く見つけてブレナン先生のためにきれいにすれば、それだけ早く事件が解決できる。)— Let’s do this.
(やろう。)— Seems like you guys have a handle on this situation.
(この場はもう任せて大丈夫そうだね。)BONES Season11 Episode4 (The Carpals in the Coy-Wolves)
The sooner ~, the sooner ~. は「早く〜すれば、それだけ早く〜できる」と理由を添えて背中を押す形です。Let’s do this. は「さあ、やろう」と気合を入れる短いひと言で、仲間内の気安い場面でよく使われるとされています。have a handle on ~ は「〜をうまく扱えている」という意味で、ここでは任せて離れる合図になっています。続けて、こんな言葉で場が締めくくられます。
— Agreed. Good luck with that.
(同感。がんばって。)BONES Season11 Episode4 (The Carpals in the Coy-Wolves)
Agreed. は「同感」と短く賛成を示すひと言で、Good luck with that. と添えて送り出す形になっています。
まとめ|話を戻して、さあ取りかかる
今回は『BONES』シーズン11エピソード4から、We do have work to do. や I think we should focus on ~. で話を作業に戻す言い方、Shall we? や Let’s go towards ~. で動き出す誘い方、Let’s do this. で気合を入れるひと言を読み解きました。短い言葉でも、場の流れをやわらかく切り替えられることが分かります。
作業に向かう研究所の面々の掛け声に注目しながら、これからも『BONES』を観ていくと、英語の聞こえ方が変わってきます。
このエピソードのコラムでは、焼きもちと張り合う気持ちの言い分けや、物語のネタバレをめぐる文化も取り上げています。


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