「Tooth Fairy」とは?乳歯が抜けたときのアメリカの習慣と英語|『BONES』S11E07で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「Tooth Fairy」とは?乳歯が抜けたときのアメリカの習慣と英語|『BONES』S11E07で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン11エピソード7では、序盤で、ブースとブレナンの娘の乳歯が初めて抜けた、という知らせが語られます。そこで話題になるのが Tooth Fairy(歯の妖精)。今回はこの会話を起点に、アメリカで親しまれている歯の妖精の習慣と、そのまわりで使われる英語を紹介します。

海外ドラマや絵本では、子どもが抜けた歯を枕の下に置く場面がよく出てきます。習慣の中身を知っておくと、こうした会話の意味がぐっとつかみやすくなります。

目次

「Tooth Fairy」はどんな習慣?

知らせを聞いたあとのやり取りは、とても短いものです。

— How exciting. Which tooth?
(わあ、すごい。どの歯?)

— I don’t know. Her front one.
(さあ。前の歯だよ。)

BONES Season11 Episode7 (The Promise in the Palace)

How exciting. は、うれしい知らせに「それはすごい」と応じる決まった言い方です。front one の one は tooth の言い換えで、「前のほうの歯」を指しています。

その後の場面では、歯の妖精の習慣がそのまま英語で説明されます。

— Booth wants to leave a dollar under her pillow and pretend it came from a fairy.
(ブースは枕の下に1ドルを置いて、妖精が置いていったことにしたいんだって。)

— Yeah, of course, a tooth fairy.
(ああ、もちろん、歯の妖精ね。)

BONES Season11 Episode7 (The Promise in the Palace)

歯の妖精は、子どもが抜けた乳歯を枕の下に置いて眠ると、夜のうちに歯を持っていき、代わりにお金や小さな贈り物を残していく、という言い伝えです。アメリカでは20世紀の前半ごろに今の形が広まったとされ、それ以前のヨーロッパの歯にまつわる習慣が元になっているとも言われています。置いていく金額は家庭によってさまざまで、一律の相場があるわけではないようです。leave ~ under the pillow(枕の下に〜を置く)と pretend it came from ~(〜から来たことにする)は、この習慣を説明するときにそのまま使える言い方です。

「It’s tradition.」習慣をめぐって意見が分かれたら

この回では、歯の妖精の話を娘にするかどうかで考えが分かれます。最初に出てくるのは、やんわりと反対する言い方です。

— Actually, I’d prefer it if we didn’t do that.
(実は、それはしないでほしいんだけど。)

BONES Season11 Episode7 (The Promise in the Palace)

I’d prefer it if we didn’t ~. は「〜しないほうがいい」を角を立てずに伝える形です。過去形の didn’t を使うことで、命令ではなく希望として響きます。

一方で、習慣を守りたい側の言い分も出てきます。

— It’s tradition. There’s no harm in that.
(伝統なんだから。それで困ることは何もないって。)

BONES Season11 Episode7 (The Promise in the Palace)

It’s tradition. は「昔からそうしているものだ」と理由づける短い言い方です。There’s no harm in ~. は「〜しても害はない」で、何かを勧めたり続けたりするときの後押しによく使われます。

まわりの人に意見を聞くときの英語

歯の妖精の話は、オーブリーにも向けられます。

— Hey, Aubrey, how do you feel about the Tooth Fairy?
(ちょっと、オーブリー。歯の妖精ってどう思う?)

BONES Season11 Episode7 (The Promise in the Palace)

How do you feel about ~? は、事実ではなく相手の考えや好みをたずねる言い方です。続いて、反対の意見にも一理あると受け止める言葉と、それを確かめる言葉が出てきます。

— Oh, gotcha. Maybe she’s right.
(ああ、なるほど。彼女の言うとおりかもしれない。)

— So you agree with her?
(じゃあ、彼女に賛成ってこと?)

BONES Season11 Episode7 (The Promise in the Palace)

gotcha は got you をくだけて言った形で、ここでは「分かった」「なるほど」の意味です。So you agree with ~? は、相手の立場を確かめるときの定番の聞き方と言えます。

終盤には、この習慣の楽しみ方を言い表すような言葉も出てきます。

— See, a little mystery is good for the soul.
(ほら、ちょっとした謎は心にいいものなんだよ。)

BONES Season11 Episode7 (The Promise in the Palace)

be good for the soul は「心のためになる」という言い回しで、ちょっとした楽しみや息抜きをすすめるときにも使われます。

まとめ|歯の妖精から見える家庭の会話

今回は『BONES』シーズン11エピソード7の乳歯をめぐる会話から、Tooth Fairy の習慣と、leave ~ under the pillow、It’s tradition.、How do you feel about ~? などの言い方を紹介しました。習慣の中身と言葉をあわせて知っておくと、子どもの成長を祝う家庭の場面がより身近に感じられます。

これからも『BONES』を観ながら、家庭の会話に出てくる英語を楽しんでいきましょう。

同じエピソードのフレーズ記事や他のコラムでも、この回の英語を別の角度から取り上げています。

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