旅先の空き時間に、出かける・ひとりで過ごす・別行動を切り出すときの英語|『モダンファミリー』S11E13で学ぶ英会話

『Modern Family』コラム: 旅先の空き時間に、出かける・ひとりで過ごす・別行動を切り出すときの英語|『モダンファミリー』S11E13で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『モダンファミリー』シーズン11第13話では、家族そろってパリにやって来ます。着いてすぐの空き時間をどう過ごすかをめぐって、観光に出たい人、ひとりで過ごす人、昼寝をすると言い出す人と、それぞれの考えが少しずつ違っていきます。

観光に誘う、ひとりの予定を伝える、相手に出かけるよう勧める。家族旅行でも友人との旅でも出てきそうな3つの場面から、空き時間の過ごし方を話す英語を見ていきます。

目次

「We should go sightseeing」で空き時間の過ごし方を提案する

パリに着いた家族に向かって、マニーが観光を持ちかけます。それに答えたのはジェイでした。

Manny: We have an hour.
(1時間あるよ。)
Manny: We should go sightseeing.
(観光に行こうよ。)
Manny: Maybe check out Notre Dame.
(ノートルダムでも見に行くとか。)
Jay: No, thank you.
(いや、結構だ。)
Modern Family Season11 Episode13 (Paris)

We have an hour. は「1時間ある」と、使える時間を先に示す一言です。旅先では予定と予定のあいだに半端な時間ができることがあり、まず残り時間を共有してから提案に移ると話がまとまりやすくなります。We have a couple of hours before dinner. のように、何の前までかを足す言い方もあります。

We should go sightseeing. の should は「〜すべきだ」という義務ではなく、「〜しようよ」という提案の響きで使われています。go sightseeing は「観光に行く」の決まった言い方で、go shopping や go swimming と同じ go + 動詞の ing 形 の形です。

Maybe check out ~ の check out は「ちょっと見てみる、のぞいてみる」という意味の句動詞です。前に Maybe を置くことで、「〜とか、どう?」と候補の一つとして軽く挙げる言い方になります。

ジェイの No, thank you. は、誘いを断るときの短く丁寧な言い方です。理由を添えずに断ると素っ気なく聞こえることもあるため、親しい相手には Thanks, but I’ll pass. のように言うこともあります。

「I’m gonna go find ~」でひとりの予定を伝える

続いて、ミッチェルがクレアに、よければ一緒にどうかと声をかけます。クレアはその誘いを断ったうえで、自分の予定をこう説明します。

Claire: I’m gonna go find my favorite café, have a glass of wine, and try not to be sad that I’m all alone.
(お気に入りのカフェを探して、ワインを1杯飲んで、ひとりぼっちなのを寂しがらないようにするわ。)
Modern Family Season11 Episode13 (Paris)

I’m gonna ~ は I’m going to ~ のくだけた発音で、すでに決めている予定を伝えるときに使われます。go find は go and find から and が落ちた口語の形で、「探しに行く」という動きを一息で言い表しています。

この一文は、go find ~、have ~、try not to ~ と3つの動作をコンマと and でつなぎ、これからの過ごし方を順に並べた形になっています。旅先で自分の予定を伝えるとき、I’m gonna go see the museum, grab some lunch, and head back to the hotel. のように、同じ組み立てで言い換えることができます。

最後の try not to be sad that I’m all alone は「ひとりぼっちなのを寂しがらないようにする」という意味です。try not to ~ は「〜しないように努める」、all alone は「たったひとりで」を強めた言い方です。寂しさを冗談めかして口にしており、誘いを断った直後でも重くなりすぎない返し方と読み取れます。

「I might take a nap while you go out and explore」で別行動を切り出す

一方、ミッチェルと二人になったキャメロンは、こう切り出します。

Cameron: I am so sorry.
(ごめん。)
Cameron: I think I’m jet-lagged.
(時差ぼけみたいだ。)
Cameron: You know what? I might take a nap while you go out and explore.
(そうだ、君が出かけて街を見て回るあいだ、僕は昼寝でもしようかな。)
Modern Family Season11 Episode13 (Paris)

jet-lagged は「時差ぼけの」という形容詞で、I’m jet-lagged. と言えば、長距離の移動で体内時計がずれて眠い、だるいという状態を伝えられます。名詞の jet lag を使って I have jet lag. と言うこともできます。

You know what? は、ふと思いついたように話題を切り出す前置きです。続く I might ~ は「〜しようかな」と控えめに言う形で、while you go out and explore と相手の過ごし方を先に用意しています。自分は休み、相手には街歩きを勧めるという、別行動を自然に提案する組み立てです。

ところが、ミッチェルはこの申し出を口実と見抜き、キャメロンの本当の目的を言い当てます。

Mitchell: You’re not jet-lagged.
(時差ぼけなんかじゃない。)
Mitchell: You were gonna sneak out and go clown around.
(こっそり抜け出して道化をやりに行くつもりだったんだろ。)
Modern Family Season11 Episode13 (Paris)

sneak out は「こっそり抜け出す」という句動詞です。clown around は本来「ふざけ回る」という意味ですが、ここでは道化として街に出ることにも掛かっています。You were gonna ~ は「〜するつもりだったんだろう」と、相手の計画を言い当てる形です。

まとめ|旅先の空き時間を話す英語

We should go sightseeing. で提案し、I’m gonna go find ~ で自分の予定を伝え、I might take a nap while you go out and explore. で別行動を切り出す。3つの形を押さえると、旅先の空き時間の相談を英語で進めやすくなります。

パリに着いた家族それぞれの過ごし方には、旅の会話にそのまま使える英語が並んでいます。

同じ回のほかのコラムでは、思い込みがくつがえる気づきの英語や、本人に知らせるかどうかを相談する英語も扱っています。

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