「claw game」とは?アメリカのクレーンゲームの文化と英語|『BONES』S11E19で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「claw game」とは?アメリカのクレーンゲームの文化と英語|『BONES』S11E19で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン11エピソード19には、研究所での会話の中で、子どものころに遊んだクレーンゲームが例えとして持ち出される場面があります。今回はこのひと言を手がかりに、アメリカのクレーンゲームの呼び方や歴史、どんな場所で見かけるのかを紹介します。

日本のゲームセンターでもおなじみのクレーンゲームですが、英語では呼び方が少し違います。アメリカの街角での姿を知っておくと、旅先や海外ドラマで見かけたときに話題が広がります。

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「claw game」はアームでつかむゲーム

研究所での会話の途中で、こんな問いかけが出てきます。

— Remember when you were a kid? The claw game? Where you, you know,
(子どものころ覚えてる?クレーンゲーム。ほら、)

— try and win some stuffed animals?
(ぬいぐるみを取ろうとするやつ。)

— I remember those games.
(覚えてる、ああいうゲーム。)

— So imagine that, but 100 times stronger.
(じゃあ、あれの100倍強いのを想像してみて。)

BONES Season11 Episode19 (The Head in the Abutment)

claw は鳥や動物の「かぎ爪」のことで、景品をつかむアームの形がそのまま名前になっています。英語では claw machine や claw crane と呼ばれることが多く、遊びそのものを指して claw game とも言います。日本語の「クレーンゲーム」に近い crane game という呼び方もありますが、アメリカでは claw を使う言い方のほうが耳にしやすいとされています。

作中の win some stuffed animals のように、景品を手に入れることは win で表します。「取る」を get や take で言うより、ゲームに勝って手に入れる感覚がよく出ます。stuffed animal は動物のぬいぐるみのことで、イギリス英語では soft toy、商品の説明などでは plush という語もよく使われます。

Remember when you were a kid? は、相手と共通の思い出を持ち出すときの言い方です。そこから So imagine that, but ~.(それを、〜にした感じを想像して)と続けると、身近なものを例えにして説明できます。このやり取りからは、クレーンゲームが「子どものころ誰もが一度は遊んだもの」として通じていることが伝わってきます。

英語 意味
claw machine / claw crane クレーンゲームの機械
claw 景品をつかむアーム
prize 景品
stuffed animal / plush ぬいぐるみ
arcade ゲームセンター

アメリカのクレーンゲームの歴史と置かれている場所

クレーンゲームの原型は、1890年代のアメリカにまでさかのぼるとされています。大きな工事で使われていた蒸気ショベルをまねた機械が始まりと言われ、初期にはガラスケースの中のお菓子をつかむものもあったと伝えられています。

その後、移動遊園地やお祭りの出し物として広まり、1970年代から80年代にかけては、ゲームセンター、ボウリング場、映画館、ショッピングモールなどにも置かれるようになったとされています。さらに、スーパーマーケットや大型の量販店の入口付近に置かれる例も増え、買い物のついでに子どもが1回だけ挑戦する光景も、アメリカではおなじみと言われています。

景品はぬいぐるみが中心で、キャラクターものや季節の飾りを入れた機械も多いとされています。日本のクレーンゲームが景品の種類や台の作りを細かく工夫して専門店に並ぶ一方で、アメリカでは「お店の片隅にある、ちょっとした運だめし」という位置づけで語られることが多いようです。

作中の I remember those games. という短い返事にも、多くの人が子どものころの記憶として共有している遊びであることがにじんでいます。大人になってから I used to play claw games all the time.(よくクレーンゲームで遊んだ)と思い出を話すのも、自然な話題の振り方と言えます。

まとめ|「claw」でつかむアメリカの遊び

今回は『BONES』シーズン11エピソード19の研究所での会話から、claw game や claw machine という呼び方、景品を手に入れる win、ぬいぐるみを指す stuffed animal を手がかりに、アメリカのクレーンゲームの文化を紹介しました。子どものころの遊びを例えにすると、説明がぐっと伝わりやすくなります。

身近な遊びの呼び名ひとつにも、英語圏の暮らしがのぞきます。作中の何気ない例え話に注目すると、文化の違いも見えてきます。

このエピソードの英語は、家の片づけや注文の言い方を扱ったコラムでもまとめています。

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