「coupon」で節約?アメリカのクーポン文化と値引きの英語|『BONES』S07E08で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「coupon」で節約?アメリカのクーポン文化と値引きの英語|『BONES』S07E08で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン7エピソード8には、食料品店のレジや家での会話に、クーポンと値引きの話題が何度も出てきます。今回は、作中のやり取りを手がかりに、アメリカのクーポン文化と、買い物で使われる値引きの英語を紹介します。

日本ではアプリのクーポンも身近ですが、アメリカでは日曜の新聞についてくる紙のクーポンが長く親しまれてきたとされています。その違いを意識しながら読むと、作中の会話の背景がつかみやすくなります。

目次

日曜版の新聞についてくるクーポン

食料品店のレジでは、止まっていたレジが動き出したところで、こんなやり取りがあります。

— Sorry for the delay. She also tried to slip these expired coupons past me.
(お待たせしてすみません。この方、期限切れのクーポンまで紛れ込ませようとしたんですよ。)

— Like that’d be possible.
(そんなの通るわけないのに。)

Chad: You know you’re not allowed to use expired coupons, Ms. Carlyle. That’ll be $3.07.
(期限切れのクーポンは使えないんですよ、カーライルさん。お会計は3ドル7セントです。)

— For all that?
(あれだけ買って、それだけ?)

Chad: Those Sunday supplements can save a bundle.
(日曜版の付録で、ずいぶん節約できるんですよ。)

BONES Season7 Episode8 (The Bump in the Road)

coupon は値引き券のことで、数えられる名詞なので use a coupon、two coupons のように使います。expired coupons は「期限切れのクーポン」で、クーポンには有効期限(expiration date)が印刷されているのが一般的です。be not allowed to 〜 は「〜してはいけない決まりだ」と、店のルールを伝える言い方です。

Sunday supplements は日曜版の新聞に入る付録のことで、ここではその中のクーポンを指していると読み取れます。アメリカでは、日曜の新聞にメーカーのクーポンをまとめた冊子が入ることが多く、メーカーのクーポンはクーポンを扱う多くの店で使えるとされています。新聞からクーポンを切り取って集めることは clip coupons と言います。

save a bundle の bundle は「大金」を表すくだけた言い方で、「ずいぶん節約できる」という意味になります。合計を伝える That’ll be 〜. は、レジで「〜になります」と金額を告げる定番の言い方です。

「Buy one get one free」と値引きの言い方

別の場面では、頼んでいないと戸惑う声に、こう返されます。

— Oh, um, I didn’t… I didn’t order those.
(あれ、えっと、それ、頼んでないけど。)

— No, no, no, they’re from me.
(いやいや、それは私から。)

— Buy one get one free every Thursday.
(毎週木曜日は、1つ買うともう1つ無料なんだ。)

— Love this place.
(この店、最高。)

BONES Season7 Episode8 (The Bump in the Road)

Buy one get one free は「1つ買うと、もう1つ無料」という値引きの決まり文句で、頭文字を取って BOGO と呼ばれることもあります。2つ目が無料ではなく割引になる buy one get one 50% off のような形も、BOGO と呼ばれることがあるとされています。買い物でよく使う値引きの言い方を整理します。

英語 意味
buy one get one free 1つ買うと、もう1つ無料
20% off 2割引き
half off / half price 半額
on sale セール中・値下げ中
clip coupons クーポンを切り取る(集める)

off は「元の値段から差し引く」イメージで、20% off のように割合の後ろに置きます。作中の every Thursday のように、曜日を決めた値引きの話もこの表の言い方と組み合わせて使えます。

「We saved a lot of money」節約を話題にするとき

家に帰ってから、店で買ってきたものを片づけた話のあと、こんなやり取りがあります。

— We saved a lot of money with those coupons you had.
(持っていたクーポンのおかげで、ずいぶん節約できたね。)

— Right. Let’s keep that between you and I.
(そうだね。それは二人だけの話にしておこう。)

— I don’t want that to get out.
(人に知られたくないから。)

BONES Season7 Episode8 (The Bump in the Road)

save money with 〜 は「〜を使ってお金を節約する」で、We saved a lot of money と過去形にすると、得をした結果を報告する言い方になります。Let’s keep that between you and I. は「二人だけの話にしておこう」という意味で、文法的には between you and me が標準とされていますが、会話では you and I の形も耳にします。節約できたという報告に、内緒にしておこうと返すこのやり取りで、この回のクーポンの話題は締めくくられます。

まとめ|クーポンと値引きの英語で、買い物の会話が分かる

今回は『BONES』シーズン7エピソード8から、expired coupons、日曜版の新聞についてくる Sunday supplements、save a bundle、Buy one get one free、between you and me を紹介しました。紙のクーポンや曜日を決めた値引きが、アメリカの買い物の身近な一部として描かれています。

作中の何気ないやり取りからも、アメリカの暮らしと英語の結びつきが見えてきます。

このエピソードの huh の使い分けや、仕事に戻った人を気遣う英語も、別のコラムで読み解いています。

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