上司のいいところを人に伝えるときの英語|『BONES』S11E18で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 上司のいいところを人に伝えるときの英語|『BONES』S11E18で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン11エピソード18は、撮影班が研究所とFBIのチームに密着するという体裁の回です。インタビューの中で、研究所のインターンのアラストが、上司であるカムの仕事ぶりを語る場面があります。

上司のことを聞かれて、いいところを具体的に伝えたい。けれど「いい上司です」だけでは物足りない。そんなときに使える英語を、アラストの言葉を手がかりに見ていきましょう。

目次

「an excellent boss」と「not one of those ~」で特徴を伝える

アラストの話の前には、2人そろったところに、インタビュアーから声がかかります。

— The two of you make a pretty good team the way you work off of each other.
(お2人は、互いをうまく生かして働いていて、なかなかいいチームですね。)

— We do make a good team, don’t we?
(たしかに、いいチームですよね。)

— Well, we’ve been working together a long time, that’s all.
(まあ、長く一緒に働いてきた、というだけですよ。)

BONES Season11 Episode18 (The Movie in the Making)

make a good team は「いいチームになる・息が合う」という言い方で、work off of each other は「互いの動きを受けて働く」というニュアンスです。返しの側では、We do make ~ の do で「たしかに」と気持ちを強める形と、that’s all(それだけのこと)で控えめにまとめる形が、続けて出てくるのが分かります。

このあとのインタビューで、アラストは上司について次のように話します。和訳の「サローヤン博士」はカムのことです。

Arastoo: I think Dr. Saroyan is an excellent boss. She’s not one of those micro managers always hovering over your shoulder,
(サローヤン博士は、すばらしい上司だと思います。いつも肩越しにのぞき込んでくるような、細かく口を出すタイプの上司ではなくて、)

Arastoo: she gives us the space we need to do our best work.
(僕たちがいちばんいい仕事をするのに必要な余地を与えてくれるんです。)

BONES Season11 Episode18 (The Movie in the Making)

まず I think ~ is an excellent boss. で全体の評価を伝え、そのあとに具体的な特徴を足していく、という順番になっています。評価だけで終わらず、どこがいいのかを続けているのが、この言葉の分かりやすさにつながっているのが見どころです。

not one of those ~ は「よくいる〜のような人ではない」という言い方です。one of those のあとに、聞き手も思い浮かべやすい「よくあるタイプ」を置き、それを否定することで、相手の特徴をくっきり見せることができます。

表現 意味
She’s not one of those ~. よくいる〜のタイプではない
He’s not the type to ~. 〜するような人ではない
She’s the kind of boss who ~. 〜してくれるタイプの上司だ

「micromanager」「hover over one’s shoulder」「give someone space」

アラストの言葉には、仕事の任せ方を表す表現が3つ入っています。

micromanager は、部下の仕事を細かいところまで管理し、口を出す上司を指す言葉です。動詞の micromanage と合わせて、一般に好ましくない意味で使われることが多いとされています。作中の英文では micro managers と2語に分けた形ですが、辞書では1語で書かれる形もよく見られます。

hover over one’s shoulder は、すぐ後ろに立って肩越しに作業をのぞき込む様子を表します。hover は「(ヘリコプターなどが)空中で止まる」という意味の語で、そばを離れずに見張られている感覚が伝わってきます。

give someone space は「(相手に)余地を与える・干渉しない」という意味です。the space we need のように need と組み合わせると、「必要なだけ任せてくれる」という意味合いになります。do one’s best work は「いちばんいい仕事をする」という言い方です。

上司のいいところを伝えるときは、次のような言い方も使えます。

表現 意味
She trusts us to do our jobs. 私たちに仕事を任せてくれる
He always has our back. いつも味方になってくれる
She’s easy to talk to. 話しかけやすい
He gives clear direction. 指示が分かりやすい

micromanager は人を批判する響きを持ちやすい言葉です。上司のことを話すときは、作中のように not one of those ~ と否定の形で使うと、ほめ言葉として伝わりやすいと言えます。

まとめ|「どこがいいのか」を英語で添える

an excellent boss で評価を伝え、not one of those ~ でよくいるタイプと比べ、give someone space のような具体的な表現で中身を足す。アラストのひと言には、上司のいいところを人に伝えるときの組み立てがそろっていることが分かります。

次回も『BONES』のインタビューや会話から、職場で使える英語を拾っていきましょう。

同じ回の英語は、学校行事の文化を扱うコラムや、言い合いと議論を言い分けるコラムでも取り上げています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次