「career day」とは?親が仕事の話をしに来る学校行事の文化と英語|『BONES』S11E18で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「career day」とは?親が仕事の話をしに来る学校行事の文化と英語|『BONES』S11E18で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン11エピソード18では、ブレナンが娘の通う学校に招かれ、教室で子どもたちに自分の仕事を紹介する場面があります。アメリカの学校で career day と呼ばれる行事のひとコマです。

保護者が教室の前に立ち、子どもたちに仕事の話をする。日本の学校ではあまりなじみのない光景かもしれません。この行事がどんなものなのかを、作中の場面と、そこで交わされる英語と一緒に見ていきましょう。

目次

「career day」は大人が仕事を紹介しに来る日

教室の場面は、先生のこんな言葉から始まります。

— So this week in class we’ve been talking about
(今週の授業では、みんなで話してきましたね)

— what we wanna be when we grow up.
(大きくなったら何になりたいかについて。)

BONES Season11 Episode18 (The Movie in the Making)

アメリカの小学校などで行われる career day は、保護者や地域で働く人たちが学校を訪れ、自分の仕事について子どもたちに話す行事とされています。学校の進路相談の担当者がまとめ役になり、話し手が複数の教室を順に回る形をとる学校もあるようです。獣医や建築家など、さまざまな職業の人が招かれ、子どもたちが働く世界や地域のことを知るきっかけにする、という目的が紹介されています。

学校によっては、子どもたちが将来なりたい職業の格好をして登校する日を設けたり、話し手がオンラインで参加したりと、やり方には幅があるようです。作中のように「将来なりたいもの」を授業で話し合ったうえで、実際に働く大人の話を聞く、という流れは、この行事の趣旨とよく重なっています。

教室では、続いて名乗りと仕事の紹介が入ります。

— Hello.
(こんにちは。)

Brennan: My name is Dr. Temperance Brennan, and I am a forensic anthropologist.
(私はテンペランス・ブレナン博士、法医人類学者です。)

— Can anyone tell me what that means?
(それがどういう意味か、わかる人はいますか?)

BONES Season11 Episode18 (The Movie in the Making)

My name is ~, and I am a ~. は、名前と職業をひと息に伝える基本の形です。続く Can anyone tell me what ~ means?(〜がどういう意味か、わかる人はいますか?)は、教室で子どもに問いかけるときの定番の言い方です。授業のあとには、子どもたちに向けて次のような質問も出てきます。

— So what did you think of Dr. Brennan’s presentation today?
(それで、今日のブレナン博士の発表はどうだった?)

BONES Season11 Episode18 (The Movie in the Making)

What did you think of ~? は「〜はどうだった?」と感想を聞く言い方で、授業や発表のあとに広く使えます。

「What do you want to be when you grow up?」への答え方

この回の終盤では、子どもたちが「大きくなったら何になりたい?」という質問に答えていきます。

— I wanna be a policeman.
(おまわりさんになりたい。)

— I wanna be the mayor of Mars.
(火星の市長になりたい。)

— I have to think about it.
(考えてみないとわからない。)

— I wanna be a magician and a doctor.
(マジシャンとお医者さんになりたい。)

BONES Season11 Episode18 (The Movie in the Making)

— I wanna drive airplanes.
(飛行機を運転したい。)

BONES Season11 Episode18 (The Movie in the Making)

子どもたちの答えは、I wanna be a ~.(〜になりたい)と職業名で答える形が中心です。wanna は want to のくだけた言い方で、会話ではよく使われます。I have to think about it. のように「まだ決めていない」と答えるのも自然な返し方です。

同じ質問は、チームの大人たちにも向けられます。

Angela: What do I wanna be when I grow up?
(大きくなったら何になりたいか?)

Angela: I guess, I wanna be somebody who sees the beauty in the world
(そうね、世界の美しさに気づいて、)

Angela: and is able to share it with those around her.
(それをまわりの人と分かち合える人になりたいかな。)

Hodgins: What do I wanna be?
(何になりたいか?)

Hodgins: I wanna be someone who never stops looking.
(探すことをやめない人になりたいな。)

Aubrey: I wanna be what every grown-up wants to be.
(大人なら誰もがなりたいものになりたい。)

Aubrey: A kid.
(子どもだよ。)

BONES Season11 Episode18 (The Movie in the Making)

大人の答えは、職業名ではなく I wanna be someone who ~.(〜な人になりたい)と、どんな人でありたいかで答える形になっています。質問をいったん自分でくり返してから答えているのも、考えながら話すときによく見られる流れです。オーブリーの「子ども」という答えは、質問そのものをひっくり返すユーモアになっているのが印象的です。

まとめ|career day と「将来の夢」の英語

career day は、保護者や地域の人が教室で仕事を紹介する学校行事とされています。名乗りと職業を伝える My name is ~, and I am a ~.、将来の夢をたずねる What do you want to be when you grow up?、そして職業名で答える形と someone who ~ で人柄を語る形の違いが、教室と終盤のインタビューを通して見えてきます。

次回も『BONES』の場面を手がかりに、英語圏の文化をのぞいていきましょう。

この回の英語は、言い合いと議論を言い分けるコラムや、上司のいいところを伝える英語のコラムでもあわせて扱っています。

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