GSAってどんな役所?アメリカの連邦政府機関の名前と役割の英語|『BONES』S05E12で学ぶ英会話

『BONES』コラム: GSAってどんな役所?アメリカの連邦政府機関の名前と役割の英語|『BONES』S05E12で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン5エピソード12では、ある晩、政府機関の者を名乗る男たちが研究所を封鎖します。その名乗った機関の名前を聞いて、カムやスイーツが首をかしげるところから話が動き出します。今回はこの場面を起点に、劇中に出てくるアメリカの連邦政府機関の名前と役割を紹介します。

ニュースや海外ドラマで耳にする機関名も、何をする組織なのかが分かると、会話の皮肉や驚きが伝わりやすくなります。

目次

GSAは「紙コップと鉛筆」の役所?

研究所に現れた男は、自分の所属をこう名乗ります。それを聞いたカムの返しが印象的です。

Mr. White: I am Mr. White from the General Services Administration.
(私はミスター・ホワイト。一般調達局の者だ。)

Cam: The people we order paper cups and pencils from?
(紙コップや鉛筆を注文する、あそこの人たち?)

BONES Season5 Episode12 (The Proof in the Pudding)

General Services Administration(略してGSA、日本語では一般調達局と訳されることが多い)は、連邦政府の庁舎や事務用品、公用車などの調達・管理を担う機関とされています。カムの返しには、「備品を買う役所が、なぜこんなことを?」という驚きと皮肉が込められています。

その後、スイーツは電話でブースに状況を伝え、この機関の本来の役割をこう説明します。

Sweets: They said they’re from the General Services Administration.
(一般調達局の人たちだって言ってました。)

Booth: Uh, whoa.
(おいおい。)

Sweets: They’re supposed to be in charge of promoting efficient government operations, like leasing office space and buying paper in bulk. It doesn’t make any sense.
(本来は政府の業務を効率化する役目のはずです。事務所の賃貸とか、紙の大量購入とか。わけが分かりません。)

BONES Season5 Episode12 (The Proof in the Pudding)

leaseは「賃借する・賃貸する」、in bulkは「大量に・まとめて」という意味です。劇中では、地味な裏方の役所という一般的なイメージと、研究所を封鎖する男たちの物々しさとの食い違いが、謎として描かれています。

シークレットサービスとFBI

研究所の通路に腰を下ろして電話で話すブースは、ハッカー副長官に、男たちの正体に心当たりはあるかと聞かれます。

Booth: Well, they took me down in a classic Secret Service protocol.
(まあ、あいつらの取り押さえ方は、典型的なシークレットサービスの手順だった。)

BONES Season5 Episode12 (The Proof in the Pudding)

Secret Serviceは、要人警護などを担う連邦の機関として知られています。もともとは偽造通貨の取り締まりのために設けられた組織とされ、警護と金融犯罪の捜査の両方を担っている点が特徴とされています。protocolは「決められた手順」のことで、ブースは身のこなしから所属を推し量っています。

一方、ブースやスイーツが属するのはFBI(Federal Bureau of Investigation、連邦捜査局)です。司法省のもとに置かれた連邦の捜査機関とされています。封鎖の初めには、自分まで足止めされるのかと驚くスイーツについて、カムがミスター・ホワイトにこう口添えします。

Sweets: Even me?
(僕もですか?)

Cam: He’s just an FBI psychologist.
(彼はただのFBIの心理学者よ。)

BONES Season5 Episode12 (The Proof in the Pudding)

役所らしい言い回し「carefully worded」

騒動のあと、ハッカー副長官がミスター・ホワイトとともに現れ、報告書の扱いについて告げます。

Hacker: Um, I’ve been speaking with Mr. White here from the General Services Administration and we’ve come to the conclusion that any reports we all write should be carefully worded. As in, there shouldn’t be any words in them.
(ああ、ここにいる一般調達局のミスター・ホワイトと話して、我々が書く報告書は慎重な言葉づかいにすべきだという結論になった。つまり、何も書くなということだ。)

BONES Season5 Episode12 (The Proof in the Pudding)

carefully wordedは「言葉を慎重に選んだ」という意味で、公式文書や声明によく使われる言い回しです。ハッカー副長官はAs in(つまり)で続け、「何も書かないのが一番慎重」と冗談にしています。役所の言葉づかいを逆手に取った皮肉が見どころです。

まとめ|機関の名前と役割を知ると、皮肉が見えてくる

調達を担うとされるGSA、警護などを担うとされるSecret Service、連邦の捜査機関とされるFBIの役割を押さえると、カムやスイーツの戸惑い、ブースの推理、ハッカー副長官の皮肉の意味が見えてきます。

劇中の機関名に注目しながら、これからも『BONES』の世界を楽しんでいきましょう。

同じエピソードの別のコラムでは、カムが来訪者に返した英語や、帰り道の軽口も取り上げています。

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