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『BONES』シーズン11エピソード15には、職場の同僚どうしのあいだで、コーヒーの誘いがいつのまにかデートの約束になってしまう場面があります。今回はこのやり取りを手がかりに、思わず受けてしまった誘いを、相手の気持ちを傷つけずに断り直す英語を読み解きます。
誘いをその場でうまく断れず、あとから言い直すのは気まずいものです。切り出し方・理由の添え方・返し方の型を知っておくと、気まずさを長引かせずに済みます。
コーヒーの誘いが「デート」だと気づくまで
始まりは、何気ないコーヒーの誘いです。
— Well, I have not had my morning coffee yet, and I thought maybe you and I could go get some. Together.
(まだ朝のコーヒーを飲んでいなくて。よかったら一緒に買いに行かない?2人で。)— I already have coffee.
(コーヒーならもうあるけど。)— Well, maybe a rain check. Tonight?
(じゃあ、また今度ってことで。今夜はどう?)— Excuse me?
(え、何て?)— She’s asking you out on a date.
(デートに誘われてるんだよ。)BONES Season11 Episode15 (The Fight in the Fixer)
最初の返事は「コーヒーならもうある」と、文字どおりの受け答えになっています。そばからの説明で、誘いの意味がはっきりするという流れです。ask someone out は「〜をデートに誘う」という意味の句動詞で、ask someone out on a date の形もよく使われます。rain check の使い方は、フレーズ記事で詳しく取り上げています。
あとの場面では、そのやり取りがこう振り返られます。
— That’s not what I heard. I heard you say yes.
(そうは聞いてないな。イエスって言ってたよね。)— What was I supposed to say? She blindsided me.
(ほかに何て言えばよかったの?不意打ちだったんだ。)BONES Season11 Episode15 (The Fight in the Fixer)
blindside は「不意を突く」という意味で、心の準備がないところへ思いがけない話を持ちかけられたときに使われます。
「勘違いしていた」と自分の側から引き取る
その後、改めて話が切り出されます。
— So, listen, about the whole coffee thing this morning, you know, my apologies, I misunderstood you.
(それでさ、今朝のコーヒーの件なんだけど、ごめん、勘違いしていた。)— The truth is, I’m seeing someone.
(実は、付き合っている人がいるんだ。)BONES Season11 Episode15 (The Fight in the Fixer)
about the whole ~ thing は「〜の件だけど」と話題を持ち出す気軽な前置きです。My apologies. は I’m sorry. よりやや改まった謝り方とされ、続く I misunderstood you. で、行き違いを自分の誤解として引き取っています。相手の誘い方を責めない形にしているのが、角を立てない工夫と言えます。
理由は The truth is, ~(実は〜)で切り出し、I’m seeing someone. と伝えています。be seeing someone は「付き合っている人がいる」という意味で、相手の名前や詳しい事情に触れずに済む、控えめな言い方です。断り直しに使える型を整理しておきます。
| 流れ | 英語の例 |
|---|---|
| 切り出す | About the other day… / About what I said earlier… |
| 謝る | My apologies. / I’m sorry for the mix-up. |
| 行き違いを引き取る | I misunderstood. / I didn’t realize what you meant. |
| 理由を伝える | I’m seeing someone. / I’m in a relationship. |
断り直されたときの返し方
この切り出しには、こんな言葉が返されます。
— No, I totally get it. It’s fine.
(いや、よく分かる。大丈夫。)BONES Season11 Episode15 (The Fight in the Fixer)
I totally get it. は「事情はよく分かる」と受け止める言い方で、It’s fine. を添えると「気にしなくていい」という気持ちが伝わります。短く受け止める言葉が返ることで、話がこじれずに済むという場面です。
ほかにも次のような返し方があります。
| 表現 | ニュアンス |
|---|---|
| No worries. | 気にしないで |
| Thanks for letting me know. | 知らせてくれてありがとう |
| I appreciate you telling me. | 言ってくれてうれしい |
| No problem at all. | まったく問題ない |
このあと、わだかまりがないかを確かめる言葉も続きます。その表現は、同じエピソードのフレーズ記事「no hard feelings」で詳しく扱っています。
まとめ|誘いの断り直しは、謝る・引き取る・理由を添える
今回は『BONES』シーズン11エピソード15から、ask someone out や blindside といった誘いにまつわる言葉と、My apologies, I misunderstood you.、The truth is, I’m seeing someone. のような断り直しの型、I totally get it. It’s fine. という返し方を読み解きました。
謝る・自分の誤解として引き取る・理由を短く添える、という順番を押さえると、断る側も断られる側も気まずさが残りにくいことが見えてきます。
同じ回のコラムでは、成績表の評価記号や改装の言い方も取り上げています。


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