「Would you care to ~?」と「You want to ~?」はどう違う?相手を誘うときの英語|『BONES』S11E09で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「Would you care to ~?」と「You want to ~?」はどう違う?相手を誘うときの英語|『BONES』S11E09で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン11エピソード9は、ブースとブレナンが西部開拓時代の雰囲気を再現した週末のイベントに参加する回です。この回には、食事や散歩に相手を誘う言葉がいくつも出てきます。今回はそれらを手がかりに、誘い文句の丁寧さの違いを読み解きます。

同じ「一緒にどう?」でも、英語では言い方によって改まり具合が大きく変わります。相手や場面に合った誘い方を知っておくと、声をかけるときに迷いにくくなります。

目次

「Would you care to ~?」は改まった丁寧な誘い

イベントの会場で、偽名「ワンダ」を名乗るブレナンに、こんな誘いの言葉がかかります。

— Miss Wanda, would you care to accompany me to the barbecue?
(ワンダさん、バーベキューまでご一緒していただけませんか?)

— Why, yes, that sounds lovely.
(ええ、それはすてきですね。)

BONES Season11 Episode9 (The Cowboy in the Contest)

care to ~ は「〜したいと思う」という意味で、Would you care to ~? は「〜なさいませんか」に近い丁寧な誘い方です。よく知られた Would you like to ~? よりもさらに改まった、少し古風な響きがあるとされています。

この誘いは、呼びかけの Miss や、「同行する」という硬めの動詞 accompany と組み合わさって、わざと昔風に寄せた言い回しになっています。西部開拓時代を楽しむイベントの雰囲気によく合った一言と言えます。

受ける側の Why, yes の why は「なぜ」ではなく、「まあ」「あら」に近い軽い驚きを表す言葉です。続く that sounds lovely は「すてきですね」と喜んで受ける言い方で、改まった誘いに同じ調子で応じています。

誘い方 丁寧さの目安
Would you care to ~? とても丁寧・やや古風
Would you like to ~? 丁寧・一般的
Care to ~? 軽め・少し気取った響き
(Do) you want to ~? くだけた口語

「Care to ~?」は短くて軽い誘い

Would you を省いた Care to ~? も作中に出てきます。研究所の場面で、散歩への誘いの言葉として使われます。

— I’m on my way to the gallery. And weather’s meant to be lovely tonight.
(ギャラリーへ行くところで。今夜は天気がいいらしくて。)

— I was considering taking a stroll around the reflecting pool. Care to join me?
(池のまわりを散歩しようかと思っているんだけど、一緒にどう?)

BONES Season11 Episode9 (The Cowboy in the Contest)

Care to join me? は「一緒にどう?」と軽く誘う言い方です。省略した分だけ気軽になりますが、care という語のおかげで少し洗練された響きが残るとされています。理由や予定を先に伝えてから誘いの一言を添える流れも、相手が答えやすい組み立てです。

Care to ~? は誘い以外にも使われます。同じ回の研究所の場面には、次の言葉も出てきます。

— Care to elaborate?
(詳しく聞かせてもらえる?)

BONES Season11 Episode9 (The Cowboy in the Contest)

elaborate は「詳しく述べる」という意味です。Care to elaborate? は「もう少し説明してくれる?」と続きを促す決まった言い方で、口調によっては「どういうこと?」と問いただす響きにもなるとされています。

「You want to ~?」はくだけた誘い

いちばん気軽なのが、Do you を省いた You want to ~? です。終盤には、短いこんな誘いも出てきます。

— You want to take a walk?
(散歩でもしない?)

BONES Season11 Episode9 (The Cowboy in the Contest)

会話では Want to grab a coffee? のように You まで省くことも多く、親しい相手との普段のやり取りに向いています。初対面の相手や目上の人には、Would you like to ~? のほうが無難です。

一方、相手も来るものと思っていたときは、聞き方が変わります。競技会の場面には、次のやり取りがあります。

— Aren’t you gonna come with me?
(一緒に来ないの?)

— No, no.
(いや、行かない。)

— We’re together too much. It’s getting suspicious.
(一緒にいすぎだから。怪しまれちゃう。)

BONES Season11 Episode9 (The Cowboy in the Contest)

Aren’t you gonna ~? は「〜しないの?」と、意外に思う気持ちをにじませた聞き方です。No, no. のあとには、理由を添える言葉が続きます。誘いを断るときも、短い理由をひとこと加えると角が立ちにくくなります。

まとめ|誘い方の丁寧さを使い分ける

今回は『BONES』シーズン11エピソード9から、Would you care to ~? の改まった誘い、Care to ~? の軽い誘いと説明を促す使い方、You want to ~? のくだけた誘いを読み解きました。同じ誘いでも、言い方ひとつで相手との距離感が変わるのが分かります。

誘いの言葉に耳を澄ませながら、次回も『BONES』と一緒に英語を学んでいきましょう。

同じ回の英語は、「routine」をめぐるやり取りのコラムや、西部劇風の言い回しのコラムでも扱っています。

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