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『BONES』シーズン11エピソード9では、「2人の生活はマンネリになっていないか」という話題が、冗談まじりに何度も顔を出します。今回はこのやり取りを手がかりに、routine を使った言い方と、「マンネリだと思う?」と聞かれたときの返し方を読み解きます。
「マンネリ」は日本語では身近な言葉ですが、英語にそのままの単語はありません。routine の使い方を知っておくと、毎日の決まった流れを軽やかに話題にできるようになります。
「routine」は「決まりきった流れ」
研究所では、こんなやり取りがあります。
— Basically what you’re saying is our life together has become routine and Booth needs to have some fun.
(つまり、私たちの生活がマンネリになっていて、ブースには楽しみが必要だってこと?)— I’m saying that both of you need to have some fun.
(2人とも楽しまなきゃ、ってことだよ。)BONES Season11 Episode9 (The Cowboy in the Contest)
routine は名詞では「日課」「いつもの手順」、形容詞では「決まりきった」「型どおりの」という意味です。become routine は「いつも同じになる」、つまり日本語の「マンネリになる」に近い言い方とされています。have some fun は「少し楽しむ」で、「気分転換が必要」という意味合いで使われます。
その後の場面では、routine に否定の non- をつけた言い方も出てきます。
— No, I’m just… I’m behaving in a non-routine manner.
(いや、ただ…いつもと違うふるまいをしているだけ。)BONES Season11 Episode9 (The Cowboy in the Contest)
non-routine は「型どおりでない」という、やや硬い言葉です。日常会話なら I’m trying something different.(いつもと違うことをしてみている)のほうが自然とされています。硬い言葉で気分転換を語るおかしみが伝わってきます。
「マンネリだと思ってる?」と聞かれたら
競技会の会場では、ブレナンがブースに改めて尋ねます。
Brennan: Booth, do you still think that our life together is routine?
(ブース、今もまだ、私たちの生活がマンネリだと思っている?)— Come on. Why would you think that? I would never think that.
(まさか。どうしてそんなふうに思う?そんなこと、思うわけない。)— Why else do you want a motorcycle?
(じゃあ、ほかにバイクをほしがる理由がある?)Booth: Why do birds fly, Bones? Because it’s cool.
(鳥はなんで飛ぶと思う、ボーンズ?かっこいいからさ。)BONES Season11 Episode9 (The Cowboy in the Contest)
Come on. は「まさか」「よしてよ」と、相手の考えを軽く打ち消すときの言い方です。Why would you think that? は「どうしてそう思うの?」で、would を使うことで「そんなふうに思う理由はないはず」という気持ちがにじむとされています。
ブースの Why do birds fly? は、まともに答えずに冗談ではぐらかす一言です。Because it’s cool. の cool は「かっこいい」で、深い理由はないと笑いに変えています。言い合いが冗談で終わる流れが、この回らしい軽さと言えます。
| 返し方 | 例 |
|---|---|
| 打ち消す | Come on. / Not at all. |
| 理由を聞き返す | Why would you think that? |
| 冗談ではぐらかす | Why do birds fly? |
| 素直に認める | Maybe we’re stuck in a rut. |
stuck in a rut は「わだちにはまって動けない」から、「同じことの繰り返しから抜け出せない」を表す定番の言い方です。
「I love routine.」とほめる返し
最後の場面では、ブースが切り出し方を変えます。
Booth: Hey, Bones, you know what doesn’t get enough praise around here?
(なあ、ボーンズ、ここでもっとほめられていいものって何だと思う?)— Routine.
(決まった毎日。)— You’re making fun of me now.
(からかってるでしょう。)— No, I’m not. Come on. Bath, lotion, story, snuggles.
(からかってないよ。ほら、お風呂、ローション、お話、ぎゅっ。)— I love it. I love routine.
(大好きだよ。決まった流れ、大好き。)BONES Season11 Episode9 (The Cowboy in the Contest)
doesn’t get enough praise は「十分にほめられていない」という意味で、「もっと評価されていいもの」を持ち出すときの前置きになります。make fun of ~ は「〜をからかう」です。
ここでの routine は、マンネリではなく「いつもの心地よい流れ」という前向きな意味で使われています。同じ単語でも、become routine なら退屈さ、I love routine. なら安心感と、文脈で響きが変わるのが分かります。日常の習慣を話すときは my morning routine(朝の決まった流れ)のような言い方もよく使われます。
まとめ|「routine」を軽やかに使う
今回は『BONES』シーズン11エピソード9から、become routine で「マンネリになる」を表す言い方、Come on. Why would you think that? で打ち消す返し、冗談ではぐらかす返し、I love routine. と前向きにとらえる言い方を読み解きました。同じ単語の響きの違いを知ると、日常の会話がぐっと話しやすくなります。
いつものやり取りに隠れた英語を探しながら、これからも『BONES』を楽しんでいきましょう。
この回の英語は、誘い方の丁寧さを比べるコラムや、西部劇風の言い回しのコラムでも取り上げています。


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