海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『BONES』シーズン9第2話は、事件の捜査とキャラクターたちの個人的な転機が交差する、見ごたえたっぷりのエピソードです。
夫婦のリアルな葛藤を描くシーンや、同僚の大きな決断の場面から、感情や人間関係を表す英語表現がたっぷり学べます。
あらすじ(ネタバレなし)
『BONES』シーズン9第2話「The Cheat in the Retreat」では、ボブキャットに食い荒らされた遺体が発見されることから物語が始まります。
被害者は、カップルの関係修復を目的としたリトリート(合宿)の参加者だったことが判明。
捜査のため、ブースとブレナンは夫婦を装ってその合宿に潜入することになります。
一方ジェファーソニアンでは、カムが深刻なアイデンティティ盗難の被害に遭っていることが発覚し、スイーツは心理学者としての情熱を見失い休職を決断するという転機を迎えます。
捜査・仕事・人間関係それぞれの場面で、登場人物たちが本音と向き合う第2話です。
『BONES』シーズン9第2話は、ドラマを通じて自然な英語表現を学びたい方にとって特におすすめのエピソードです。
このエピソードで学べる英語フレーズ
- every now and then
時々、たまに
“Who doesn’t like to come into town for a nice meal every now and then, hmm?”
(たまには街へ美味しい食事に出かけたくなる奴だっているだろ?)
頻度は高くないものの、定期的に起こることを表す定番表現です。sometimes より少し感情が乗ったカジュアルな響きがあります。
→ 詳しく読む
- mix someone up with
〜を(別の人と)混同する、間違える
“They probably just mixed you up with someone else.”
(おそらく、誰か別の人と君を勘違いしているだけだよ。)
人違いや取り違えを説明するのに便利な句動詞です。悪意のないうっかりミスのニュアンスが自然に伝わります。
→ 詳しく読む
- leave of absence
休職、休学
“Sweets is, um, taking a leave of absence.”
(スイーツが、その、休職することになったんだ。)
職場や学校を一定期間離れることを表すフォーマルな表現です。ビジネスシーンでも頻繁に登場します。
→ 詳しく読む
- lose touch with
〜とのつながりを失う、見失う
“Well, he said that he, uh, lost touch with his original motivation for being a psychologist.”
(心理学者になった本来の動機を見失ってしまった、と言っていたよ。)
本来は人との連絡が途絶える意味ですが、ここでは自身の初心や目的を見失った比喩として使われています。
→ 詳しく読む
- break up
仲を引き裂く、別れさせる
“They can’t break us up. You know that.”
(誰にも私たちを引き裂けやしないわ。分かってるでしょ。)
カップルが別れる際によく使われますが、ここでは外部の力によって関係を強制的に終わらせることへの拒絶を表しています。
→ 詳しく読む
- have the heart to
〜する気になれる(主に否定形で使用)
“Well, you know, I didn’t have the heart to do that, I just…”
(そんな酷なこと、俺には言えなかったんだよ。)
「かわいそうで〜できない」「心が痛んで〜する気になれない」という同情やためらいを表します。否定形での使用が圧倒的に多い表現です。
- hurry up
急ぐ
“Okay, come on, let’s hurry up, let’s get this done, I got a game to watch.”
(よし、ほら、急いで終わらせようぜ。俺は見なきゃいけない試合があるんだ。)
行動を急がせる際の最も基本的なフレーズです。日常会話のあらゆる場面で使えます。
- let one’s mind drift
心をさまよわせる、ぼんやりする
“Just let your mind drift.”
(ただ心をさまよわせて。)
何も考えずにリラックスしたり、思考を自由に漂わせたりする状態を促す、詩的な響きを持つ表現です。
- remind someone of
〜に…を思い出させる
“Did Bill and Evelyn remind you of us?”
(ビルとイブリンを見て、私たちのことを思い出した?)
ブレナンがブースに問いかけた言葉です。ある人や出来事が別の何かを連想させる際に使われる、非常に便利な構文です。
- supposed to
〜することになっている、〜するはずだ
“Booth, we are only supposed to touch the palms of our hands…”
(ブース、私たちは掌だけを触れ合わせることになっているの…)
規則や予定、あるいは世間一般の常識として「〜するべきだ」という状況を表します。
このエピソードで登場する、実際に使える日常英語フレーズを1つずつ解説しています。
気になる表現があれば、ぜひチェックしてみてください。
このエピソードの英語学習ポイント
すぐに日常で使える英会話表現が、このエピソードにはバランスよく揃っています。
「have the heart to」や「lose touch with」のように、相手への思いやりや自分自身の迷いを言葉にする表現から、「hurry up」のような日常の一言まで、幅広いシーンの英語が一度に学べるのがこの回の特徴です。
特に注目したいのは、感情や人間関係の機微を言語化するフレーズの多さです。
理屈や事実だけでは伝えきれない、心の動きを英語にする感覚を、このエピソードを通じて体感できます。
また、カムのアイデンティティ盗難をめぐる会話では「mix someone up with」のような日常的なトラブルに根ざした語彙も自然に登場します。
「leave of absence」のようなフォーマルな表現と、カジュアルな日常フレーズが一つのエピソードの中に共存しているのも、学習素材として見逃せないポイントです。
キャラクター別|英語の特徴
ブース|実直でスピード感のある話し方
ブースの英語はとにかく率直です。
“let’s hurry up” “let’s get this done” のように、無駄を省いてテンポよく物事を進めようとする言葉が目立ちます。
スピリチュアルなエクササイズや感情的なセラピーに対して懐疑的な姿勢が、セリフの短さや省略の多さに自然と表れています。
一方で “I didn’t have the heart to” のように、感情を正直に吐き出す場面では言葉数が減り、言いよどむ様子も印象的です。
ブースのセリフは、日常会話のリズムを身につけるうえで非常に参考になります。
ブレナン|論理的でありながら愛情も豊かな話し方
ブレナンの英語の特徴は、感情的な場面でも論理を軸に言葉を選ぶところです。
このエピソードでは、ブースが「もし誰かが俺の首を絞めたら、ビリヤードの玉で頭を叩くか?」「もし誰かが俺を叩いたら、喉を空手チョップするか?」と仮定の質問を投げかけると、ブレナンはどちらも即座に「Yes」「Yeah, I would.」と答えます。
愛情の示し方が極めて具体的かつ物理的なのが彼女らしく、迷いのない即答ぶりもまた彼女の誠実さを表しています。
また「I do believe in biological electrical impulses.(生物学的な電気信号は信じている)」のように、スピリチュアルな行為を科学的な文脈に置き換えて語るのも彼女の持ち味です。
難しい単語よりも、構文の正確さと語順の明快さがブレナンの英語の強みであり、学習者にとっても参考にしやすいスタイルです。
スイーツ|自己分析を言語化する客観的な話し方
スイーツは心理学者らしく、自分の状況を客観的かつフォーマルな言葉で説明します。
“taking a leave of absence” や “lost touch with his original motivation” のように、自身の内面の変化を整理して言語化する力が、セリフの随所に表れています。
感情に流されず、自分に何が起きているかを冷静に言葉にできる——そのスキルは、英語でも日本語でも非常に価値のあるものです。
スイーツのセリフは、自分の状況や気持ちを丁寧に説明したい場面のモデルとして、特に役立ちます。
関連コラム記事
[dde_episode_columns id=”BONES_US_S09E02″]
このエピソードが見られる配信サービス
前後のエピソード
シーズンまとめはこちら
形式が正しくありません

コメント