クラブの夜に飛び交うスラング英語|『BONES』S01E06で学ぶ英会話

『BONES』コラム: クラブの夜に飛び交うスラング英語|『BONES』S01E06で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン1第6話は、ブレナンとアンジェラが仕事帰りにクラブへ繰り出す場面から始まります。会場に足を踏み入れた瞬間から、二人の会話にはくだけたスラング表現が次々と登場します。

今回は、クラブの高揚感とDJスタジオでのやり取りに登場するスラング表現をまとめて見ていきます。

目次

開店直後のテンションを言い表すスラング

退勤を渋るブレナンから書類を取り上げながら、アンジェラは仕事着を脱がせつつこう声をかけます。

ANGELA: We are so gonna tear it up tonight.
(今夜は思いっきり盛り上がるわよ)

Bones Season1 Episode6 (The Man in the Wall)

tear it up は、パーティーやライブなどにぎやかな場で「盛り上がる」「はしゃぐ」という意味で使われるカジュアルな表現です。文字通りには「何かを引き裂く」という意味ですが、人が主語になると勢いよく楽しむニュアンスに変わります。実はこの表現、物語の後半では家宅捜索の話題の中で「(壁などを)壊す」という直訳寄りの意味でも登場し、同じ言葉が場面によって顔を変える面白さも見せてくれます。

このやり取りの少し前、アンジェラは仕事に没頭するブレナンに TGIF(Thank God It’s Friday の略)と声をかけています。日本語の「花金」に近い口語の決まり文句で、金曜日の解放感を表す時に使われます。メールや報告書のような改まった文章にはまず登場しない、話し言葉ならではの表現です。

クラブに入っていく場面では、アンジェラがブレナンの腕を引きながら get checked out という言い方も口にします。「見られる」「注目を浴びる」という意味で、身なりや雰囲気が周囲の目を引いている時に使われます。親しい相手との会話にはよく馴染みますが、初対面やビジネスの場で使うと馴れ馴れしく聞こえる場合があります。

表現 意味 使う場面
TGIF 花金、週末への解放感 友人・同僚とのくだけた会話
tear it up 盛り上がる、はしゃぐ(文脈次第で「壊す」の意味にも) パーティー・ライブなど
get checked out 注目を浴びる、見られる 親しい相手とのカジュアルな会話

DJスタジオで交わされる評価と嫉妬の言葉

物語が進み、ブースが売れっ子DJのRulzのスタジオを訪ねる場面では、また違う手触りのスラングが登場します。

BOOTH: So murder is whacked see, ‘cause those are the rules, Rulz.
(だから殺人はバカげてるんだよ、それがルールってやつだろ、Rulz)

Bones Season1 Episode6 (The Man in the Wall)

whacked は「イカれてる」「バカげてる」という意味のスラングです。人や状況の常識外れさを軽く切り捨てるように評する言葉で、友人同士の会話では自然に使われる一方、相手や状況によってはぞんざいで攻撃的な響きに聞こえることもあります。フォーマルな場面や初対面の相手には避けたほうが無難な、扱いに注意が必要な表現です。

物語の終盤、Rulzは自分より人気のあるDeejay Mountについてこうこぼします。

RULZ: You know, why should Deejay Mount get the bump, huh? Maybe it’s my turn.
(なんでDeejay Mountばっかり注目されるんだ? そろそろ俺の番だろ)

Bones Season1 Episode6 (The Man in the Wall)

get the bump は、音楽業界やメディアの文脈で「注目度が上がる」「人気に火がつく」という意味で使われる表現です。Rulzのセリフには、同業者への嫉妬とライバル心がにじんでいます。

まとめ|クラブの夜が教えてくれるカジュアルな英語

TGIF、tear it up、get checked out、whacked、get the bump。今回はクラブの高揚感とDJスタジオの緊張感を彩るスラングを見てきました。いずれも日常会話でこそ生きる表現で、フォーマルな場面ではやや扱いに注意が必要なものも含まれています。

次回も『BONES』のシーンと一緒に、教科書だけでは出会いにくい英語表現を見ていきましょう。

同じエピソードの他のコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、場面全体の英語がより立体的に見えてきます。


[dde_episode_columns id=”BONES_US_S01E06″]

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次