海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『CHUCK』シーズン3 第10話に登場する、任務に発つ相手を送り出す場面の言葉です。ケイシーには20年前、結婚を約束した婚約者キャスリーンがいたことが本話で明かされ、まだコバーンと名乗っていた若き日のケイシーが帰宅の遅れを詫びる場面が、過去の一幕として描かれます。
帰りが遅れることを詫びる言い方から、油断せず気を張ってほしいと励ます別れの言葉まで、順番に見ていきます。
帰宅が遅れることを詫び、理由を伝える言い方
20年前のこの場面で、コバーンはキャスリーンに、もう一つ任務が残っていることを告げます。
Coburn: Kath, I’m sorry. I… I can’t come home sooner. I’ve got one more mission.
(キャス、すまない。俺は…もっと早く帰ることができないんだ。あと一つ、任務が残ってる。)Young Kathleen: You don’t have to explain. You love what you do and you’re good at it.
(説明しなくていいの。あなたは自分の仕事を愛していて、それが得意なんだから。)CHUCK Season3 Episode10 (Chuck Versus the Tic Tac)
I can’t come home sooner. は、帰宅が遅れることを率直に伝える言い方です。直前の I’m sorry. と、言い淀みを表す I… が、切り出しにくい話であることを伝えています。続く I’ve got one more mission. で、理由を手短に付け加えています。
これに対してキャスリーンが返すのが You don’t have to explain. です。説明を不要だと言い切ることで、相手を追及せず受け止める姿勢を示しています。続く You love what you do and you’re good at it. は、仕事への理解と信頼を伝える言い方で、詫びる相手を安心させる返しになっています。
油断せず気を張っていてほしいと励ます別れの言葉
会話の終わりに、コバーンは万一に備えて気持ちを伝え、キャスリーンはそれを受け止めたうえで送り出します。
Coburn: I just want you to know, if something happens to me, no matter what, I love you.
(これだけは知っておいてほしい。もし俺に何かあったとしても、何があろうと、愛してるよ。)Young Kathleen: Listen, you’re never one to get emotional with me, so don’t let your guard down now. That way you can get back to me in one piece.
(聞いて、あなたは私の前で感傷的になるタイプじゃないでしょう、だから今こそ油断しないで。そうすれば無事に私のところへ帰ってこられるから。)CHUCK Season3 Episode10 (Chuck Versus the Tic Tac)
I just want you to know は、万一に備えてあらかじめ気持ちを伝えておく前置きの言い方です。if something happens to me, no matter what, I love you と続けることで、条件をつけながらも気持ちは揺らがないことを示しています。
これを受けたキャスリーンの you’re never one to get emotional with me は、「感傷的になるタイプじゃない」と普段の姿を指摘する言い方です。そのうえで don’t let your guard down now と続け、感傷に流されず気を張っていてほしいと励ましています。締めくくりの get back to me in one piece は「無事に帰ってくる」という言い方で、別れの言葉を前向きな約束に変えています。
まとめ|出征する相手を送り出す気遣いの言葉
帰りが遅れることを詫びて理由を伝えるI can’t come home soonerから、油断せず気を張っていてほしいと励ますdon’t let your guard downまで、任務に発つ相手を送り出す場面の言葉を見てきました。
次回も『CHUCK』の会話とともに、英語表現の型を見ていきましょう。
同じエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。
このエピソードを見るには
(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)
※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)


コメント