書類に次々とサインを促され、手続きを締めくくるときの英語|『メンタリスト』S07E12で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 書類に次々とサインを促され、手続きを締めくくるときの英語|『メンタリスト』S07E12で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン7第12話の終盤には、書類に何か所も署名する手続きの場面があります。署名の場所を示す言葉、終わりを告げる言葉、祝いと礼のやり取りが、短く続いて出てきます。

短い言葉の積み重ねですが、署名を案内するとき、案内されたとき、手続きを締めくくるとき、英語ではどう言うのか。作中の言葉と作中にない例文をもとに、順に整理します。

目次

「sign here」と「and here」、署名の場所を示す言い方

作中には、署名する場所を一つずつ示していく案内が出てきます。まず、最初の一言です。

— And sign here…
(ここに署名を…)
The Mentalist Season7 Episode12 (Brown Shag Carpet)

sign here は「ここに署名してください」という案内で、here が署名する位置を指します。文頭の And は、前の案内からの続きであることを示します。案内の合間には、Mm-hmm. のような短い相づちも挟まれます。Mm-hmm. は、口を閉じたまま出す「うん」「はい」にあたる相づちです。

続けて、署名の場所を重ねて示す言葉が出てきます。

— …and here… and here…
(…ここにも… ここにも…)
— There.
(はい。)
— …and here.
(…それと、ここにも。)
— Okay. Yeah. That’s it.
(よし。ああ。以上です。)
The Mentalist Season7 Episode12 (Brown Shag Carpet)

and here を重ねていくと、署名の箇所を順に示す言い方になり、書類を指しながら言う場面に向いています。There. は一語で区切りを示す言葉で、That’s it. は「これで全部」「以上です」と終わりを告げる言い方です。Okay. Yeah. That’s it. のように、短い言葉が重なって、案内を締めくくっています。

ここから先は、作中にない例文です。署名の案内にまつわる言い方を並べます。

例文 使いどころ
Please sign here and initial here. 署名と頭文字の記入を頼むとき
Where do I sign? 署名の場所をたずねるとき
Is that everything? ほかにないか確かめるとき
That’s all I need from you. 必要なのは以上だと伝えるとき

例文の initial は動詞で、書類に頭文字を書くことを指します。Where do I sign? は署名の場所を自分からたずねる形で、Is that everything? は手続きがこれで終わりかを確かめるときの言い方です。That’s all I need from you. は、案内する人が「必要なのは以上です」と伝える形で、作中の That’s it. より具体的に言い切ります。

「Now, usually this is where …, but …」通常の流れとの違いを添える

作中には、手続きの流れを説明しつつ、今回は違うと添える一言も出てきます。

— Now, usually this is where I hand over the keys, but there aren’t any.
(さて、ふつうならここで鍵をお渡しするところですが、鍵はありません。)
The Mentalist Season7 Episode12 (Brown Shag Carpet)

Now, は話の切り替えを示す前置きで、usually は「ふつうは」という通常の流れを表します。this is where ~ は「ここで〜する」と、手順のどの位置にいるかを示す形です。hand over は「手渡す」にあたり、keys と組み合わさると鍵を渡す場面を指します。手続きによっては、最後に鍵などを渡す流れになる場合があります。

but のあとには、通常の流れと違う点が続きます。通常の流れを先に言い、そのうえで今回の違いを添えると、聞く人が戸惑いにくくなることがあります。

ここから先は、作中にない例文です。同じ usually ~, but … の型を、別の手順に当てはめてみます。

例文 使いどころ
Usually this is where I ask for a photo ID, but you’ve already shown it. ふつうはここで身分証を確認するが、すでに済んでいると伝えるとき
Usually this is where we take a payment, but yours is already on file. ふつうはここで支払いを受けるが、登録済みだと伝えるとき
Normally I’d ask you to sign again, but this one is fine. ふつうはもう一度署名してもらうが、今回は不要だと伝えるとき

三つ目の normally は、usually に近い意味で使える語です。I’d ask you to ~ は「〜してもらうところだ」という言い方で、but のあとの「今回は不要」と対になっています。

「Congratulations.」から「You’re very welcome.」までの締めくくり

手続きの終わりには、祝いの言葉と礼のやり取りが続きます。

— Congratulations. Thank you.
(おめでとう。ありがとう。)
— Thank you so much.
(本当にありがとう。)
— You’re very welcome.
(どういたしまして。)
— Bye. Bye-bye.
(さようなら。バイバイ。)
The Mentalist Season7 Episode12 (Brown Shag Carpet)

Congratulations. は「おめでとう」にあたる祝いの言葉で、語尾の s を付けた複数形で言うのが決まりです。Thank you so much. では、so much が礼の度合いを強める働きをしています。

You’re very welcome. は You’re welcome. に very を足した形で、礼を受ける返事の響きが丁寧になる場合があります。最後の Bye. Bye-bye. では、別れの挨拶が重ねられています。

ここから先は、作中にない例文です。祝いと礼、別れ際の言い方を並べます。

例文 使いどころ
Thank you. I really appreciate it. 祝われたり助けられたりして、礼を返すとき
Thanks for all your help. 手続きを手伝ってもらった礼を言うとき
My pleasure. 礼を丁寧に受けるとき
No problem. 礼を気軽に受けるとき
Take care. 別れ際に添えるとき

礼を受ける返事は、You’re welcome. のほかに My pleasure. や No problem. もあり、場面の改まり具合で選びます。My pleasure. は「喜んでしたことです」という含みで、改まった場でも使われます。No problem. は気軽な場に合う返事です。Take care. は「気をつけて」の意味で、別れ際に添える一言です。

まとめ|署名の案内から締めくくりまで

sign here と and here で署名の場所を示し、That’s it. で区切り、usually ~, but … で通常の流れとの違いを添え、Congratulations. から You’re very welcome. で締めくくる流れを見てきました。手続きの場面で使う言葉を、順に使い分けられます。

これからも『メンタリスト』の場面とともに、英語の言い回しを見ていきましょう。

同じエピソードのほかのコラムやフレーズ記事とあわせて、場面ごとの英語を見比べられます。

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