ドラマで学ぶ英会話|『The Mentalist』S1E2に学ぶ「I’m afraid of」の意味と使い方

I'm afraid of

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は、恐怖や不安を表す 「I’m afraid of」 を、『The Mentalist』シーズン1第2話のシーンから学んでいきましょう。
「怖い」を英語で言う時、「scared」と「afraid」どちらを使えばいい?と迷ったことがある方にも参考になる内容です。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

重要な情報を持ちながらも、なかなか口を割らなかったラケル。
ジェーンの催眠後、彼女がついに事情を打ち明けるシーンです。
情報を隠していた理由が、この一言で明らかになります。

Raquel:Melanie had a thing with Hector Romerez. He’s my second cousin. I was with him at the fair one time, and we ran into Melanie, and then they were like bam— Romeo and Juliet. She was meeting him that night.
(メラニーはヘクター・ロメレスと関係があったんです。私の又従兄なんです。ある時、フェアで一緒にいたら偶然メラニーに会って、二人はもう一目惚れで。彼女はあの夜、彼に会いに行くはずだったんです。)

Lisbon:The night she died?
(彼女が死んだ夜に?)

Raquel:Yes. And I didn’t tell you because I’m afraid of him. The eight ball locos? He runs all the drugs in Vacaville.
(ええ。それに、言わなかったのは彼が怖いからです。 エイトボール・ロコス? バケービルの麻薬を仕切ってる人なんです。)

Lisbon:That was funny, the way she gave him up so easily like that.
(あんなにあっさり話してくれるなんて、おかしいわね。)

The Mentalist Season1 Episode2(Red Hair and Silver Tape)

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シーン解説と心理考察

ラケルはずっと口を割りませんでした。
しかし催眠のかかった状態で「I’m afraid of him」と話し始め、隠していた真相をすべて打ち明けます。
「afraid of」は突発的な怖さではなく、頭で理解している持続的な恐怖を表す言葉です。
ラケルが長い間その恐怖と向き合いながら情報を抱えてきたことが、このフレーズからにじみ出てきます。

「I’m afraid of」の意味とニュアンス

I’m afraid of + 名詞・動名詞
意味:〜を恐れている、〜が怖い

直後に名詞や動名詞を置いて、恐怖の対象を明確に示します。
「scared of」が突発的でパニック的な「ビクッとする怖さ」を含むのに対し、「afraid of」はより持続的で、冷静に「これは怖い、近づきたくない」と認識している恐怖を表す傾向があります。
感情的な恐怖というよりも、理由のある警戒心に近いニュアンスです。

【ここがポイント!】

「afraid of」の後ろには必ず前置詞「of」が必要です。
「of」が恐怖の対象をピンポイントで示す役割を担っており、「I’m afraid dogs(×)」のような前置詞の抜けは不自然に聞こえるので注意が必要です。
「怖い対象に向かって『of』の矢印が伸びている」イメージを持つと、自然に使えるようになります。

実際に使ってみよう!

I’m afraid of making mistakes in front of everyone.
(みんなの前で失敗するのが怖いです。)
「of+動名詞」の形を確認できる日常的な例文です。プレゼンや発表前の気持ちとしてそのまま使えます。

She’s afraid of the dark, so she sleeps with a nightlight on.
(彼女は暗闇を怖がるので、常夜灯をつけて寝ます。)
日常的な恐怖の場面で使う典型的な形です。

Don’t be afraid of asking for help when you need it.
(必要な時に助けを求めることを恐れないでください。)
ビジネスや職場の文脈でよく使われる、前向きな文脈での「afraid of」です。

『The Mentalist』流・覚え方のコツ

「ブルブル震えながら(afraid)、対象(of〜)から一歩引いている」イメージを持つと定着しやすくなります。
「of」の矢印が恐怖の対象をピンポイントで指し示している感覚です。
ラケルが「I’m afraid of him」と言った場面は、長い間一人で抱えてきた恐怖がついて言葉になった瞬間です。
その持続的な重みが「afraid of」のニュアンスそのものを表しています。

似た表現・関連表現

scared of…
(〜が怖い)
より瞬間的・感情的な怖さを表す口語的な表現です。「afraid of」より砕けた印象があります。

terrified of…
(〜を非常に恐れている)
「afraid」よりさらに強い恐怖を表します。パニックに近い恐怖感が伝わります。

fearful of…
(〜を恐れて、懸念して)
少しフォーマルな表現で、これから起きるかもしれない事態への不安や恐れを示す時によく使われます。

深掘り知識:「I’m afraid of」と「I’m afraid that」は全く別物

「afraid」という言葉は、文の構造が変わると意味もがらりと変わります。
「I’m afraid of〜」は「〜が怖い」という恐怖の表現ですが、「I’m afraid that〜」は「残念ながら〜」という丁寧な断りや悪い知らせを伝える時の定型表現です。

例えば、「I’m afraid of dogs.(犬が怖い)」と「I’m afraid that we can’t help you.(申し訳ありませんが、お手伝いできません)」では、まったく異なる意味になります。
英語では「of」か「that」かで意味が変わる表現が多くありますが、「afraid」はその代表例のひとつです。
ドラマやビジネスの場でどちらの形でも自然に出てくるので、セットで覚えておくと便利です。

まとめ|持続する恐怖を、静かに伝える言葉

「I’m afraid of」は、頭でしっかり認識している持続的な恐怖や警戒心を伝えるフレーズです。
瞬間的な驚きを表す「scared of」とは少し異なり、「〜だから近づきたくない、〜は苦手だと自覚している」という状態を表します。
ラケルが情報を隠し続けた理由をこの一言で説明したように、恐怖の理由がはっきりしている場面でとても自然に機能します。
また「I’m afraid that〜」との使い分けも知っておくと、リスニングの場面で意味を取り違えることがなくなります。

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