「Instead of letting your feelings out, you bury them, And then they bubble up later in hurtful ways.」に見る、我慢した気持ちが後で噴き出すときの言い方|『モダンファミリー』S01E07で学ぶ英会話

『Modern Family』コラム: 「Instead of letting your feelings out, you bury them, And then they bubble up later in hurtful ways.」に見る、我慢した気持ちが後で噴き出すときの言い方|『モダンファミリー』S01E07で学ぶ英会話

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『モダンファミリー』のシーズン1、第7話では、ジェイがマニーを誇らしく思う様子を見て、ミッチェルの中に複雑な気持ちが湧いていないかをキャメロンが問いただす場面が描かれています。今回は、我慢して抑え込んだ感情が後で表に出てくる様子を表す言い方を取り上げます。

感情を外に出す言い方と抱え込む言い方、その二つの対比を、実際の会話とともに見ていきましょう。

目次

“Instead of letting your feelings out, you bury them” ― 感情を抱え込む型

キャメロンは、ジェイがマニーを誇らしく思う様子を見てミッチェルにわだかまりが湧かなかったかを尋ね、ミッチェルは一度否定します。しかしキャメロンはそれをすぐには信じず、ミッチェルの習性を指摘します。

Cameron: So, seeing your dad so proud of manny Didn’t stir up any resentment?
(お父さんがマニーをあんなに誇らしく思ってるのを見て、何かわだかまりが湧かなかった?)

Mitchell: Mnh-mnh.
(ないよ。)

Cameron: Okay. Okay, fine, you always do this. Instead of letting your feelings out, you bury them, And then they bubble up later in hurtful ways.
(はいはい。分かった、いつもこうなんだから。感じたことを外に出さずに、抱え込んじゃうのよ。それが後で、人を傷つける形で噴き出してくるの。)

Mitchell: Okay, you know what, you — Yes, all right. Listen, I might still be holding a little resentment, But that’s Embarrassing and petty, And it’s not a good color on me.
(ああ、もう、そうだよ、分かったよ。実はまだ少し根に持ってるのかもしれない。でもそれって恥ずかしいし、ちっちゃい話だし、自分には似合わないんだよな。)

Modern Family Season1 Episode7 (En Garde)

let your feelings out(気持ちを外に出す)と bury them(それを埋める、抱え込む)は、感情の扱い方を対にして表す言い方です。bury はもともと「埋葬する」という意味の動詞で、感情を地中に埋めてしまうようなイメージが、気持ちを表に出さずにしまい込む様子とよく重なります。

その直後の bubble up (later) in hurtful ways は、地中に埋めたはずの感情が、後になって泡のように表面へ湧き上がってくる様子を描いた言い方です。bubble は炭酸飲料の泡や、鍋の中で沸き立つ様子を表す語で、静かに溜まっていたものが不意にあふれ出てくる感覚をよく伝えています。resentment(恨み、根に持つ気持ち)という単語も、ここでは深刻すぎない軽いトーンで使われており、家族間の小さないさかいを表現する語として自然に響きます。

ミッチェルが最後に口にする It’s not a good color on me. は、直訳すると「それは自分に似合う色ではない」という意味ですが、実際には「そういう感情は自分らしくない、自分には似合わない」というニュアンスで使われています。bottle up(瓶に閉じ込める)という言い方も bury とほぼ同じ意味で使われる表現で、感情を内側に押し込めるイメージを bury と共有しています。

“Bubbling. Hurtful bubbling.” ― 噴き出した瞬間をその場で言い当てる

キャメロンに指摘された直後、ミッチェルは、根に持つ気持ちは自分に似合わない色のようなものだと言い、それを「キャメロンと黄色の関係」にたとえます。キャメロンは「黄色いシャツを着た私が好きなくせに」と言い返します。

Mitchell: It’s kind of like you and yellow.
(キャムにとっての黄色みたいなものだよ。)

Cameron: You love me in my yellow shirt.
(私の黄色いシャツ、好きなくせに。)

Mitchell: It makes you look like the sun.
(太陽みたいに見えるもんね。)

Cameron: Okay. Bubbling. Hurtful bubbling.
(はいはい。噴き出してる。人を傷つける噴き出し方だ。)

Modern Family Season1 Episode7 (En Garde)

ミッチェルの It makes you look like the sun. は、額面どおりの褒め言葉というより、皮肉の響きを含んだ一言です。さきほど自分で認めたばかりの根に持つ気持ちが、ここで皮肉という形になって思わず口をついて出ています。

その瞬間を、キャメロンはすかさず Bubbling. Hurtful bubbling. と言葉にして指摘します。これは自分がさっき言った bubble up later in hurtful ways(後で人を傷つける形で噴き出す)が、まさに今この場で起きていることを、その場で実況するような一言です。溜め込んだ感情が噴き出す様子を説明するだけでなく、その具体例が同じ会話の中で即座に示されているのが、この場面の面白いところです。

日常会話でも、感情を溜め込んでしまう傾向を指摘し、それが実際に表に出た瞬間を言い当てるときに、この bury / bubble up の対比はそのまま使える形です。

A: See, that comment was a little harsh. That’s the resentment bubbling up.
(ほら、今の一言ちょっときつかったよ。それ、根に持ってた気持ちが噴き出したんだよ。)

B: Okay, maybe I am still a little annoyed.
(まあ、まだ少しイライラしてるのかもね。)

このAとBのやり取りのように、相手の一言をとらえて「それは溜め込んでいた気持ちが噴き出した瞬間だ」と指摘する言い方は、キャメロンがミッチェルに向けた Bubbling. Hurtful bubbling. の使い方とよく重なります。指摘された瞬間に初めて自分の癖に気づく、という流れそのものが、感情を溜め込みやすい人にはありがちな展開と言えます。

まとめ|溜め込んだ気持ちはいつか表に出てくる

let your feelings out と bury them の対比、そして bubble up in hurtful ways という言い方から、我慢した気持ちが後で表に出てしまう様子がよく伝わってきます。It’s not a good color on me. のような婉曲な認め方や、bottle up という言い換えも合わせて、感情の扱い方を語彙の幅とともに押さえておきたいところです。

次回も『モダンファミリー』と一緒に英語表現を見ていきましょう。

このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

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