海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン5 第24話に登場する、突然決まった結婚式にまつわる報告と交渉の英語表現です。ハワードの宇宙出発が迫るなか、ハワードとバーナデットは式を前倒しすることになり、まずは友人たちへの報告、続いて閉庁間際の窓口での交渉に臨みます。
決定事項を淡々と伝える言い方から、特別な事情を添えて頼み込む言い方まで見ていきます。
「we decided to …」に見る、決めたことを報告する言い方
アパートに集まった友人たちに、バーナデットとハワードが結婚式の前倒しを切り出す場面から。
Bernadette: So anyway, we decided to go down to City Hall this afternoon get married, and then have the reception when Howard gets back.
(それでとにかく、今日の午後市役所に行って結婚することにしたの。披露宴はハワードが帰ってきてから開くから。)TBBT Season5 Episode24 (The Countdown Reflection)
we decided to … は、相談や提案の余地を残さず、すでに固まった結論として伝える言い方です。事情を説明する前にまず結論を置くことで、話の流れが一気に本題へ進みます。
続けてハワードが、招待の言葉を添えます。
Howard: I mean, we know it’s short notice, but we’d love you all to come with us.
(つまりさ、急な話だってのは分かってるけど、みんなにも一緒に来てほしいんだ。)TBBT Season5 Episode24 (The Countdown Reflection)
we know it’s short notice, but … は、急な誘いを切り出す前に一言添える定型句です。無茶を承知していることを先に認めておくことで、相手が身構えずに話を聞けるようになります。
「is there any way you could squeeze us in?」に見る、特別に頼み込む言い方
式の会場となった市役所の窓口では、閉庁間際の宣告が飛び出します。
Registrar: Folks, can I have your attention. It’s five o’clock, we’re going to be able to take three more couples. The rest of you will have to come back on Monday.
(皆さん、聞いてください。五時になりました。あと三組までなら受け付けられます。残りの方は月曜にまた来ていただくことになります。)TBBT Season5 Episode24 (The Countdown Reflection)
窓口が閉まると知らされ、ハワードが交渉に動きます。
Howard: I got this. Excuse me, but is there any way you could squeeze us in? See, I’m an astronaut and I’m leaving for Russia on Sunday so I can take a Soyuz rocket to the International Space Station.
(任せとけ。すみません、俺たちを何とか割り込ませてもらえませんか?実は俺、宇宙飛行士なんです。日曜にはロシアへ発って、ソユーズロケットで国際宇宙ステーションに向かうので。)Registrar: Yeah, me, too. I’ll see you there.
(はいはい、私もそうですよ。では、また今度。)Bernadette: I can’t believe we’re not going to get married.
(信じられない、結婚できないなんて。)TBBT Season5 Episode24 (The Countdown Reflection)
is there any way you could squeeze us in? は、埋まっている枠に無理を承知で入れてもらえないか尋ねる、特別扱いを頼み込む言い方です。See, I’m an astronaut and … のように、具体的な理由を後ろに添えて頼み事に説得力を持たせようとしていますが、窓口の返しは軽くいなす調子で、頼み込みが理由の強さだけで通るとは限らないことも見えてきます。
まとめ|結論を先に置く報告と、理由を添えた頼み込み
we decided to …、we know it’s short notice, but …、is there any way you could squeeze us in?。決定事項を淡々と伝える型から、特別な事情を添えて頼み込む型まで見てきました。急な用件を切り出すときの言葉の運び方が、ここに詰まっています。
次回も『ビッグバン★セオリー』の会話を通して、英語表現の型を見ていきましょう。
このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。


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