作業中の電話や来客をかわすときの英語|『ビッグバン★セオリー』S11E13で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 作業中の電話や来客をかわすときの英語|『ビッグバン★セオリー』S11E13で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『ビッグバン★セオリー』シーズン11 第13話から、作業中にかかってきた電話や、差し入れを持った来客をかわす場面を取り上げます。研究に集中しようとするシェルドンのもとに、母メアリーからの電話とペニーの訪問が続きます。

断る、突っ込まれる、切り上げる、条件をつけて受け入れる。それぞれの段階で使われる英語を、場面の流れに沿って順番に見ていきます。

目次

「I don’t have time for this right now」で電話を断る

作業を始めようとしたシェルドンに、母メアリーから電話がかかってきます。メアリーが話を切り出すと、シェルドンはすぐに断りに入ります。

Mary: Hi there, Shelly. You will never believe who I ran into at the barbecue festival.
(もしもし、シェリー。バーベキュー・フェスティバルで誰に会ったか、きっと信じられないわよ。)

Sheldon: I am right in the middle of some very important work. I don’t have time for this right now.
(僕は今、非常に重要な研究の真っ最中だ。今はこんな話をしている時間はない。)

Mary: Then why did you answer the phone?
(じゃあ、なんで電話に出たの?)

Sheldon: Because you raised me to be polite. Now stop bothering me.
(母さんが礼儀正しい人間に育てたからだ。さあ、もう邪魔をしないでくれ。)

TBBT Season11 Episode13

You will never believe who I ran into は「誰に会ったと思う?」に近い、噂話の切り出しです。run into は「偶然出会う」という意味になります。

断る側の be right in the middle of ~ は「〜の真っ最中」。rightが入ることで、手が離せない度合いが強まります。続く I don’t have time for this right now. のthisは、今まさに始まろうとしている話を指しています。

これに対するメアリーのThen why did you answer the phone?は、「忙しいのに電話には出た」という矛盾を突く切り返しです。シェルドンの答えは理屈としては筋が通っていますが、最後の stop bothering me は相手を突き放す強い打ち切りと言えます。

家族や友人相手でも角が立ちやすいので、実際の会話ではI’m a little busy right now. Can I call you back?のように、折り返しを申し出る形にするほうが無難です。

理由と次の約束で切り上げ、条件をつけて受け入れる

電話がつながり直すと、今度はシェルドンのほうから、誰に会ったのかを尋ねます。答えはワトキンスさんという知り合いでした。シェルドンは不満を述べたうえで、通話を締めくくります。

Sheldon: Really? You called me and interrupted my work to tell me that you ran into somebody you could plausibly run into? I’m sorry, Mother, I really need to focus here. I will speak to you next week.
(本当に?僕の作業を中断させてまで電話してきたのは、会っても不思議のない人に会ったと伝えるためか?悪いが母さん、今は本当に集中しなければならない。来週話そう。)

Mary: Okay, sweetheart. I’ll talk to you then.
(わかったわ、あなた。じゃあそのときにね。)

TBBT Season11 Episode13

ここでの切り上げ方は、I really need to focus here. で理由を示し、I will speak to you next week. で次の約束を添える二段構えです。理由だけで切ると冷たく聞こえやすいため、「次はいつ話すか」を足す形は電話を終えるときに役立ちます。受ける側のI’ll talk to you then.のthenは「そのとき」、つまり来週を指しています。

ところが通話の終わりぎわ、シェルドンは自分からワトキンスさんの話題に戻り、that is interesting と身を乗り出します。断っていた噂話に自分から引き込まれていくのが、この場面の面白いところです。

別の場面では、ペニーがピザを持ってシェルドンを訪ねてきます。シェルドンは I could use a break.(ちょうどひと息入れたかった)と差し入れを受け取りますが、人に邪魔されてばかりだとこぼし始めます。

Penny: Maybe I’ll just eat this in the laundry room.
(じゃあ、これはランドリールームで食べようかな。)

Sheldon: No, no. Wait. You don’t have to go, as long as you sit quietly and don’t say anything.
(いや、待て。行かなくていい。静かに座って、何もしゃべらないのならな。)

TBBT Season11 Episode13

as long as ~ は「〜する限りは」と条件を示す言い方です。追い返すのではなく、条件つきで居てもらう折衷案になっている点が分かります。

まとめ|断る・切り上げる・条件をつける

今回は、I’m right in the middle of ~とI don’t have time for this right now.で断り、理由と次の約束で電話を切り上げ、as long as ~で条件をつけて来客を受け入れる流れを見てきました。手が離せないときの断り方に段階があると分かると、相手との関係を崩さずに時間を確保しやすくなります。

忙しいと言いながら話に引き込まれていくシェルドンの姿も、この回の見どころです。

同じエピソードのほかのコラムやフレーズ記事では、別の登場人物たちの会話も取り上げています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次