「I want the whole nine yards.」に見る、将来のプロポーズに何を望むか伝える言い方|『ビッグバン★セオリー』S06E16で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 「I want the whole nine yards.」に見る、将来のプロポーズに何を望むか伝える言い方|『ビッグバン★セオリー』S06E16で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン6 第16話に登場する、将来のプロポーズに何を望むか伝えるやりとりです。バレンタインデーの夜、レナードがもう自分からはプロポーズしないと約束し、いつかペニーの方から切り出してほしいと伝える場面が描かれています。

相手に委ねる言い方から、望みうる限りの演出を求めつつ線引きする言い方まで、順番に見ていきます。

目次

二度と提案しないと約束し、相手に委ねる言い方

何度もプロポーズを繰り返してきたレナードは、階段の踊り場でペニーに新しい提案を持ちかけ、今後はもう自分から結婚を切り出さないと伝えます。

Leonard: Okay. I know I propose a lot. So how about this? I promise I will never ask you to marry me again.
(分かった。僕がしょっちゅうプロポーズしてるのは分かってる。だから、こういうのはどうかな。もう二度と結婚してほしいなんて言わないと約束するよ。)

Penny: What, what do you mean? Are you breaking up with me?
(え、ちょっと、どういうこと? 私と別れるつもりなの?)

Leonard: No. No, no, no, no. But if someday you decide you want to get married, you have to propose to me.
(違う違う、そうじゃないよ。でも、もしいつか君が結婚したいと思ったら、今度は君の方から僕にプロポーズしてほしいんだ。)

Penny: Really?
(本気で言ってるの?)

TBBT Season6 Episode16 (The Tangible Affection Proof)

I promise I will never ask you to marry me again. は、これ以上繰り返さないと約束する言い切りの表現です。突然の申し出にペニーは戸惑いますが、you have to propose to me で、決める役割を相手にそっくり委ねる言い方だと分かります。自分が求める側から、相手に委ねる側へと立場を切り替える提案が見どころです。

望みうる限りすべてを求めつつ、線引きも忘れない言い方

役割を委ねられたペニーに、レナードは今度は自分が望む演出を具体的に語り始めます。

Leonard: Yes. It’s all on you. But I got to tell you, when the time comes, I want the whole nine yards. I want you down on one knee, flowers, I want to be swept off my feet.
(本気だよ。全部君次第だ。でも言っておくと、その時が来たら、僕はできる限り全部やってほしいんだ。片膝をついて、花束を用意して、僕をすっかり感激させてほしい。)

Penny: Yeah, you got it.
(分かった、任せて。)

Leonard: And I’m cool with surprises. But nothing on a Jumbotron. I don’t want to cry on a big screen like that.
(サプライズは大歓迎だよ。ただ、ジャンボトロンだけは勘弁してくれ。あんな大画面で泣くのだけはごめんだから。)

TBBT Season6 Episode16 (The Tangible Affection Proof)

I want the whole nine yards. は、望みうる限りすべてを求める言い方です。I want to be swept off my feet. は、感激させてほしいという気持ちをそのまま言葉にした表現です。片膝・花束と具体的な演出を並べたあと、nothing on a Jumbotron という一言で、唯一遠慮したい演出だけは線引きしているところが印象的です。望みを並べるだけでなく、遠慮したい一点だけをはっきり伝えているところに、この言い方のバランスの良さが表れています。

まとめ|望みを伝える言葉と、線引きの一言をセットで

相手に委ねる言い方から、望む演出を具体的に求めつつ線引きする言い方まで見てきました。何を望み、何を遠慮したいかをセットで伝える言い方は、将来の会話にも応用できそうです。

将来を見据えた言葉のやりとりから、『ビッグバン★セオリー』らしい英会話の型が見えてきます。

エピソード全体のやりとりは、フレーズ記事やエピソードまとめからもたどれます。

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