「opposites attract」の意味と使い方|『ビッグバン★セオリー』S12E01で学ぶ英会話

「opposites attract」の意味と使い方を解説

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

まったく性格の違う2人が付き合っていると聞くと、「一体どこで気が合ったんだろう」とつい不思議に思ってしまうものです。

そんな疑問にしっくりくる「opposites attract」を、『ビッグバン★セオリー』シーズン12第1話の中盤、知人の夫婦について語り合うペニーとレナードの会話から、一緒に見ていきましょう。

目次

「opposites attract」の意味とニュアンス

opposites attract
意味:正反対の者同士は引かれ合う

opposites attractは、性格や趣味が対照的な2人が恋愛関係やパートナーシップを築くことを説明する、ことわざのような定型表現です。opposite(正反対のもの)がattract(引きつける)という組み合わせで、磁石のN極とS極が引き合うイメージが根底にあります。

恋愛関係だけでなく、友人関係やビジネスパートナーの相性を語る際にも広く使われる表現です。性格の異なるカップルや友人同士を見て「なぜこの2人が仲良いのか」と不思議に思う場面で、ごく自然に口をついて出てくる言い回しです。理屈で説明しきれない相性の良さを、あえて説明しようとしないまま受け入れるための言葉としても機能します。

【ここがポイント!】

  • 「opposites attract」の核は、磁石のN極とS極が引き合うイメージ
  • 恋愛関係に限らず、友人やビジネスの相性を語るときにも使える表現
  • 「不釣り合いに見える2人」を説明したいときに思い出すと使いやすい

『ビッグバン★セオリー』S12E01のシーンで見てみよう

意味を押さえたところで、実際のドラマシーンを見ていきましょう。

ペニーとレナードが2人だけになり、知人の夫婦について雑談している場面です。自然番組になぞらえた冗談を交えながら、性格がまるで違う2人がなぜ一緒にいるのかを話し合っています。

Penny: After they had Amy, she should’ve just eaten him and been done with it.
(2人がエイミーを産んだ後、もう彼を食べてしまえばよかったのに。)

Leonard: Look at you retaining facts from a nature show.
(君、自然番組で見た知識をちゃんと覚えてるんだね。)

Penny: I know, really, what did he ever see in her? He’s so, so sweet, and she’s such a ballbuster.
(だよね、本当、彼は彼女のどこがよかったの? 彼はすごく優しいのに、彼女はすごく手厳しい人だから。)

Leonard: Some guys think strong women are sexy.
(強い女性を魅力的だと思う男もいるからね。)

Penny: Yeah, but they seem to have nothing in common.
(そうだけど、2人には共通点が何もなさそうじゃない。)

Leonard: Yeah, well, sometimes opposites attract.
(まあ、時には正反対の者同士が引かれ合うこともあるさ。)

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シーン解説と心理考察

ペニーが自然番組になぞらえた物騒な冗談を飛ばすと、レナードは「自然番組で見た知識をちゃんと覚えてるんだね」と軽く受け流します。知人の夫婦の不釣り合いぶりを話題にしながらも、2人のやり取り自体はどこか軽妙で、深刻さを感じさせません。

ペニーが「彼は彼女のどこがよかったの? 共通点が何もなさそうなのに」と続けると、レナードは「時には正反対の者同士が引かれ合うこともあるさ」と一般論で受け止めます。他人の夫婦を評しているようで、身近な人間関係を引き合いに出しながら結婚観を語り合う会話らしい温度感がこのやり取りには表れています。テンポよく言葉を交わし合う様子からも、気心の知れた2人らしい掛け合いの間合いが感じ取れます。他人の相性を話題にしながら、いつの間にか自分たち自身の関係性へと話が近づいていく流れにも、この会話ならではの展開が表れています。

『ビッグバン★セオリー』流・覚え方のコツ

磁石のN極とS極が引き合う様子を思い浮かべてみましょう。同じ極同士は反発するのに、正反対の極同士は強く引き合う。この物理的なイメージが、性格の違う人同士が惹かれ合う様子とぴったり重なります。理屈では説明しにくい相性の良さを、目に見える磁力のイメージに置き換えることで、感覚として腑に落ちやすくなります。

ペニーとレナードが知人の夫婦を「共通点がなさそう」と評しながらも、その関係が成り立っている理由をこの一言で片づけていたように、opposites attractは説明のつかない相性の良さを一言でまとめたいときに便利な表現です。磁石の引き合う力をイメージしておくと、似たような場面に出会ったときにすっと言葉が浮かんできます。

例文で覚える「opposites attract」

性格の違う2人の相性を語るときに便利なopposites attractを、3つの例文で確認していきましょう。

She’s outgoing and he’s quiet, but opposites attract, I guess.
(彼女は社交的で彼は物静かだけど、正反対の者同士が引かれ合うってことなんだろうね。)
友人カップルの相性について話す日常会話です。「〜, I guess」を添えることで、断定しすぎない柔らかい言い方になります。決めつけずに軽く受け流したいときにも使いやすい形です。

Their business partnership works well because opposites attract in the workplace, too.
(2人のビジネスパートナーシップがうまくいっているのは、職場でも正反対の者同士が引かれ合うからです。)
仕事上の相性の良さを説明するビジネスシーンです。恋愛関係以外にも応用できることを示す一例です。チームの組み合わせを説明するときにも役立つ言い回しです。

A: How did you two end up together? You’re so different.
B: I guess opposites attract.
(A:2人はどうやって付き合うことになったの? 全然タイプ違うのに。)
(B:正反対の者同士が引かれ合うってことなんだろうね。)
カップルの馴れ初めを聞く場面です。質問への短い返答として使える、会話向きの表現です。深く説明しなくても相手に納得してもらえる便利な一言です。

あわせて覚えたい関連表現

birds of a feather flock together
(類は友を呼ぶ)
opposites attractとは正反対の意味を持つことわざで、似た者同士が集まることを表します。文脈によってどちらのことわざを使うか分かれます。

have nothing in common
(共通点が何もない)
have nothing in commonは単に「共通点がない」という事実を述べるだけで、opposites attractのように「それでも惹かれ合う」という結果までは含意しません。

click with someone
(誰かと馬が合う)
click with someoneは性格が似ているか違うかに関わらず「気が合う」ことを表す一般的な表現で、opposites attractのような対照性を前提としません。相性の良さそのものを語りたいときは、まずこちらの表現から思い浮かべるとよいでしょう。

Note|「似た者同士」と「正反対」、心理学ではどちらが支持されているか

opposites attractということわざは広く知られていますが、実は恋愛心理学の分野では、この通説の妥当性がしばしば議論の対象になっています。

心理学の対人魅力研究では、性格や価値観、興味関心が似ている人同士のほうが親密な関係を築きやすいとする「類似性魅力の原理」が、長年にわたって数多くの調査で支持されてきたとされています。一方でopposites attractのような「正反対だからこそ惹かれ合う」という感覚も、日常の実感としてはよく語られており、相手の持つ自分にはない部分に新鮮さや魅力を感じるという心理そのものは否定されていません。つまり、長期的に安定した関係を築きやすいのは似た者同士である一方、出会いの瞬間に強く惹かれる要因としては、正反対の魅力が働くこともあるという、両者が矛盾なく共存しうる関係だと整理されることが多いようです。ことわざとして広まっている表現が、必ずしも研究結果と一致するとは限らないというギャップ自体が、このフレーズを語るときの興味深いポイントになっています。

ペニーとレナードが知人の夫婦を見て抱いた「共通点がなさそうなのに」という素朴な疑問も、この心理学的な議論の入り口にちょうど重なる視点です。

通説と研究結果の間にあるこうしたズレを知っておくと、会話の引き出しがひとつ増えます。

まとめ|不釣り合いに見える2人を説明する一言

opposites attractは、性格や趣味が対照的な2人が惹かれ合うことを表すことわざのような表現です。

恋愛関係に限らず、友人やビジネスパートナーの相性を語りたい場面で幅広く使える一言として会話に馴染みます。

知人の夫婦を「共通点がなさそう」と評しながらも一般論で受け止めたレナードの様子には、身近な関係を引き合いに出しながら会話を膨らませる友人同士らしいやり取りが表れていました。不思議に思う相性の良さに出会ったとき、さらりと使える一言です。

このエピソードを見るには

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※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



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