『ビッグバン★セオリー』S09E23 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『The Big Bang Theory』シーズン9 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
The Big Bang Theory
Season 9 Episode 23

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ビッグバン★セオリー』シーズン9の第23話「The Line Substitution Solution」では、エイミーとの買い物を人に肩代わりさせたシェルドンが逆に痛い目を見て、渋々本人が謝りに行く一幕が描かれます。同じ回では、レナードの母ビバリーがロサンゼルスを訪れ、ペニーやエイミーとの分析じみた会話でそれぞれの我慢の限界を試します。上映会の列に割り込んだ客をめぐるシェルドンの一人芝居も重なり、謝罪と立場の入れ替わりを表す英語表現が、家族と友人のどちらの場面にも顔を出します。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ビッグバン★セオリー』S09E23では、シェルドンはエイミーの不満を受け、自分の行動を見つめ直す必要に迫られます。レナードとペニーの家族問題、イベントの列をめぐる騒動も同時に進みます。ビバリーの鋭い観察眼は、ペニーやエイミーだけでなく自分自身の過去の判断にも向けられ、思わぬ形で本音がこぼれ出します。誰が誰に謝り、誰が誰の弁明を受け入れるのかを追いながら見ると、英語表現がそのまま立場の逆転を映していることに気づきます。『ビッグバン★セオリー』シーズン9第23話は、謝罪の言葉ひとつでどれだけ関係が変わるかを、英語のやり取りから確かめられるエピソードです。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. turnabout is fair play

やり返しは公平だ

Sheldon: Well, I suppose turnabout is fair play.
(ここでは「やり返しは公平だ」という意味です)

turnabout is fair play は「やり返しは公平だ」という意味です。エイミーとの買い物にスチュアートを代理で送り込んだシェルドンが、今度は自分がスチュアートを通じて叱られる番になったと知り、渋々認める場面のひと言です。仕掛けた側が同じ形で仕返しされる皮肉が、この表現にそのまま表れています。

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2. get a word in edgewise

口を挟む隙を得る

Beverly: Maybe he couldn’t get a word in edgewise.
(ここでは「口を挟む隙を得る」という意味です)

get a word in edgewise は「口を挟む隙を得る」という意味です。シェルドンとの関係で気持ちが伝わらないと嘆くエイミーに対し、精神科医のビバリーが、シェルドンの方こそ話す隙がなかったのではと切り返す場面のひと言です。慰めのつもりが分析めいた指摘になっている、ビバリーらしい返し方です。

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3. lay it on thick

大げさに褒める

Sheldon: Oh, well, that’s laying it on a little thick.
(ここでは「大げさに褒める」という意味です)

lay it on thick は「大げさに褒める」という意味です。スチュアートが伝えた謝罪が「シェルドンがごめんって言ってました」という素っ気ないものだったにもかかわらず、シェルドンはそれを大げさすぎると本気で言う場面のひと言です。謝罪の中身の薄さに気づかないまま表現の大きさだけを気にする、シェルドンらしいずれた感覚が表れています。

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4. cut the line

列に割り込む

Sheldon: He just cut the line.
(ここでは「列に割り込む」という意味です)

cut the line は「列に割り込む」という意味です。上映会の列で割り込みを見つけたシェルドンが、友人たちに向かって不正を告発するように口にするひと言です。ここから、列の規律をめぐる長い一人芝居が始まっていきます。

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5. the tables have turned

形勢が逆転した

Man: If you’re feeling dizzy, it’s because the tables have turned.
(ここでは「形勢が逆転した」という意味です)

the tables have turned は「形勢が逆転した」という意味です。列の規律を訴えていたはずのシェルドン自身が割り込みを疑われ、周囲から形勢逆転を茶化される場面のひと言です。正義を主張していた側が一転して疑われる立場に回る、皮肉のきいた場面転換です。

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6. expand one’s knowledge base

知識の基盤を広げる

Sheldon: Oh, well, we decided to use our breakfast time to expand our respective knowledge bases.
(ここでは「知識の基盤を広げる」という意味です)

expand one’s knowledge base は「知識の基盤を広げる」という意味です。朝食の時間にクイズを出し合っていたシェルドンとペニーに、何をしているのかとレナードが尋ねた際の返答のひと言です。ただの雑談を大仰な言い方で説明する、シェルドンらしい語り口が表れています。

7. follow in someone’s footsteps

人の足跡をたどる

Sheldon: Now, let’s follow in that brave woman’s footsteps, and stand up for ourselves.
(ここでは「人の足跡をたどる」という意味です)

follow in someone’s footsteps は「人の足跡をたどる」という意味です。ローザ・パークスの逸話を持ち出したシェルドンが、列に並ぶ友人たちに向かって、その勇気ある女性に倣って声を上げようと呼びかける場面のひと言です。列への割り込みという些細な出来事を、歴史的な出来事になぞらえて大げさに語っている点が特徴です。

8. stand up for ourselves

自分たちの権利を主張する

Sheldon: Now, let’s follow in that brave woman’s footsteps, and stand up for ourselves.
(ここでは「自分たちの権利を主張する」という意味です)

stand up for ourselves は「自分たちの権利を主張する」という意味です。同じ演説の中で、シェルドンが友人たちに割り込みへの抗議を促す場面のひと言です。声を上げる相手が実際には映画の座席の順番にすぎない点に、この演説の大げささが表れています。

9. spur of the moment

とっさの思いつきで

Penny: It was spur of the moment.
(ここでは「とっさの思いつきで」という意味です)

spur of the moment は「とっさの思いつきで」という意味です。招待されなかったことに傷ついたビバリーに対し、ペニーが結婚式を決めたのは思いつきだったと釈明する場面のひと言です。深い意図があったわけではないと伝えることで、相手の誤解を解こうとする言い方です。

10. psychoanalyze

精神分析する

Penny: Uh, for starters, maybe you can not psychoanalyze everything I say?
(ここでは「精神分析する」という意味です)

psychoanalyze は「精神分析する」という意味です。何を言っても分析されてしまうと感じたペニーが、精神科医であるビバリーにやめてほしいと頼む場面のひと言です。頼んだそばから「それを分析されてどう感じる?」と切り返されてしまう、この母娘関係らしいやり取りの入り口になっています。

このエピソードの英語学習ポイント

この回の会話をつないでいるのは、謝罪や批評をどこまで率直に言葉にするかという線引きを示す英語です。エイミーとの買い物を人任せにしたシェルドンは、スチュアートを介した素っ気ない謝罪では許してもらえず、結局は自分の口で謝る羽目になります。仕掛けた側が同じ手口で仕返しされるこの流れは、やり返しは公平だという表現の意味そのものを体現しています。並行して描かれるビバリーの来訪では、精神科医らしい分析口調がペニーやエイミーを何度も追い詰めますが、最後には自分が結婚式に招かれなかったことを素直に寂しいと認め、それまでの分析的な距離感を自ら崩してみせます。映画の列をめぐる騒動では、シェルドンが規律を守れとローザ・パークスの逸話まで持ち出して友人たちを鼓舞しますが、当の本人が割り込みを疑われる立場に転じ、形勢逆転を周囲にからかわれます。誰が誰を批判し、誰がその批判を受け止めるのかという役割が、ひとつの会話の中でめまぐるしく入れ替わる点が、この回の英語表現を読み解く鍵になっています。朝食の場でクイズを出し合うシェルドンとペニーの軽いやり取りも、あとから振り返ると、互いの言い分をどこまで真剣に受け止めるかという同じテーマの延長線上にあることが見えてきます。

キャラクター別|英語の特徴

シェルドン|立場が反転したことを認める英語

シェルドンは感情的な場面でも、状況を分類し、条件を並べ、論理の形に整えようとします。この回でシェルドンが担うのは、立場が反転したことを認める英語という役割です。エイミーへの謝罪をスチュアートに肩代わりさせたことが裏目に出て、今度は自分が叱られる番になったと知ると、シェルドンは「Well, I suppose turnabout is fair play.」(やり返しは公平なものだろう、という意味です)と渋々認めます。理屈で自分を納得させながらも、悔しさを隠しきれない言い方が、シェルドンらしい負け惜しみになっています。

エイミー|不満を直接伝える英語

エイミーの英語には、相手を理解しようとする慎重さと、自分の不満を隠しきれない率直さが同居します。この回でエイミーが担うのは、不満を直接伝える英語という役割です。ビバリーに日頃の悩みを打ち明ける中で、エイミーは「Do you realize it took me five years to get a massage from him?」(彼にマッサージしてもらうのに五年もかかったのを知っているか、という意味です)とこぼし、待たされ続けてきた不満を数字を交えて具体的に語ります。愚痴として言い始めたはずの話が、話すうちに本音の吐露へと変わっていく流れが読み取れる場面です。

ビバリー|家族への批評を分析的に述べる英語

ビバリーの発話は、感情的な出来事にも分析の枠組みを与え、相手が避けたい論点を正面から扱います。この回でビバリーが担うのは、家族への批評を分析的に述べる英語という役割です。シェルドンとの関係に不満をこぼすエイミーに対し、ビバリーは「Maybe he couldn’t get a word in edgewise.」(彼の方こそ口を挟む隙がなかったのでは、という意味です)と切り返します。相手を慰めるはずの場面で、あえて逆の視点を差し出すところに、精神科医らしい距離の取り方が表れています。

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