「screw that noise」の意味と使い方|『ビッグバン★セオリー』S06E11で学ぶ英会話

「screw that noise」の意味と使い方を解説

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

回りくどい段取りや細かいルールを聞かされて、「もういいや、知ったことか」と勢いよく振り切ってしまいたくなる瞬間、ありますよね。

そんな気持ちをそのまま口にした「screw that noise」を、『ビッグバン★セオリー』シーズン6第11話の中盤、ゲームの最中にハワードの慎重な作戦を無視して、ラージが一人で突っ込んでいくシーンから、一緒に見ていきましょう。

目次

「screw that noise」の意味とニュアンス

screw that noise
意味:そんなのどうでもいい、知ったことか、くだらない

直訳すると「その雑音をねじ込め」となりますが、ここでの noise は文字どおりの「音」ではありません。スラングでは「中身のない、うるさいだけの話」「面倒で回りくどい提案」を指す比喩として使われます。それを screw 〜(〜なんてどうでもいい)で勢いよく切り捨てるのが、この表現です。

つまり「そのゴチャゴチャした面倒な話なんて、知ったことか」と一蹴するニュアンスになります。慎重さや決まりごとを面倒に感じて、勢いまかせに突っぱねるときに飛び出す一言です。ただし screw は軽い罵り言葉なので、ややぞんざいで荒っぽい響きがあります。親しい仲間うちやカジュアルな場面に限って使われる表現で、フォーマルな場には向きません。

【ここがポイント!】

  • noise は「音」ではなく「くだらない・面倒な話」を指すスラング
  • それを screw で勢いよく切り捨てる、ぞんざいで荒っぽい一言
  • 仲間内のカジュアルな場専用、使う相手と場を選ぶのがコツ

『ビッグバン★セオリー』S06E11のシーンで見てみよう

意味を押さえたところで、実際のドラマシーンを見ていきましょう。

クリスマスをテーマにしたダンジョンズ&ドラゴンズの最中、ハワードが「呪文使いは後ろ、戦士は前」と慎重に隊形を組もうと提案します。ところがラージはそれを待ちきれず、勢いだけで単独行動に走ります。

Howard: Okay, guys, let’s make a plan, spell casters in the back, warriors in the front.
(よし、みんな、作戦を立てよう。呪文使いは後ろ、戦士は前だ。)

Raj: No, screw that noise, I’m going in. Hang on, Santa, I’m coming for you.
(いや、そんなの知ったことか、僕は突っ込むよ。待ってろサンタ、今行くからな。)

Leonard: Okay, you run into a room full of weapons, hit a trip wire, a cannon blows your face off, you die, you’re out of the game.
(よし、君は武器だらけの部屋に飛び込んで、仕掛け線に引っかかり、大砲に顔を吹き飛ばされて死亡、ゲームから脱落だ。)

The Big Bang Theory Season6 Episode11(The Santa Simulation)

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)

シーン解説と心理考察

威勢のいい一言と、その直後の結末との落差が、このシーンのおかしみになっています。ラージは「そんなの知ったことか」と仲間の作戦を一蹴し、勇ましく単独で突撃します。ところが次の瞬間には罠にかかり、あっけなく「死亡」して脱落。勢いだけで動いた者がいちばん早くコケる、というお約束のパターンが効いています。

普段のラージは、上品で詩的な物言いをする、どちらかといえば慎重なキャラクター。その彼が screw that noise という荒っぽいスラングを口にすること自体が、ゲームに熱中してテンションが上がっている証拠として読み取れます。場の興奮が、いつもの彼らしくない言葉遣いに表れている——そんな空気が、この短いセリフからにじんでいます。

『ビッグバン★セオリー』流・覚え方のコツ

誰かが「まず後衛が前に出て、それから戦士が……」と長々と説明している、その横で耳をふさぎ、「うるさい、知るか!」と走り出す——そんな映像を思い浮かべてみてください。

that noise は、その「ゴチャゴチャした、うるさいだけの話」のかたまり。screw はそれをねじ伏せて無視する勢いです。ラージがこの直後に大砲で吹き飛ばされる、その「勢いよく突っぱねた結果コケる」という流れまでセットにして覚えると、ぞんざいで荒っぽい語感ごと記憶に残ります。

このエピソードの他のフレーズ

例文で覚える「screw that noise」

面倒な話やルールを勢いよく突っぱねる、カジュアルでぞんざいな表現です。三つの場面で温度感を見ていきましょう。

Forms and paperwork? Screw that noise, let’s just do it.
(書類だの手続きだの?そんなの知るか、さっさとやろう。)
面倒な事務作業を飛ばして本題に入りたいときの一言です。煩雑な段取りへのうんざり感を、勢いよく振り切るニュアンスが出ます。

The new policy is ridiculous. Screw that noise.
(新しい方針なんてばかげてる。あんなの無視だ。)
納得のいかない決まりごとへの反発を表す形です。かなりぞんざいな響きなので、口にする相手と場面は選ぶ必要があります。

A: They want us to wait in line for three hours.
B: Screw that noise. Let’s just go somewhere else.
(A:3時間も並べって言われてるんだけど。)
(B:冗談じゃない。別のとこ行こうぜ。)
理不尽な状況を仲間と一緒に突っぱねる会話です。気心の知れた相手だからこそ、この荒っぽい言い方がしっくりきます。

あわせて覚えたい関連表現

forget that
(そんなのやめだ、なしだ)
同じ拒絶でも、forget that はずっと穏やかで品が保たれています。screw that noise のような荒っぽさや攻撃性はなく、日常の幅広い場面で使える表現です。

to hell with that
(そんなの知るか、くそくらえだ)
拒絶の強さは近いものの、to hell with は対象が物事全般に向きます。screw that noise は特に「面倒な話・提案」に対するうんざり感が前面に出る点が違います。

who cares about that
(そんなのどうでもいい)
who cares は単に「関心がない」という気持ちを示すだけです。screw that noise には、拒絶してそのまま行動に移してしまう勢いが加わる点で温度差があります。

Note|screw を使った拒絶表現のカジュアルさと使いどころ

screw that noise を理解するうえで欠かせないのが、screw という単語が持つ「軽い罵り」のニュアンスです。ここを押さえておくと、似た拒絶表現との温度差が見えてきます。

英語の拒絶表現には、丁寧なものから荒っぽいものまで幅があります。同じ「そんなのなしだ」でも、forget that はおだやかで、ほぼどんな場面でも使えます。一方 screw が入ると、軽い罵り言葉(mild profanity)としての砕けた響きが加わり、ぐっとカジュアルで荒っぽい印象になります。さらに強い to hell with that や、もっとどぎつい言い方になると、使える場面は親しい仲間うちにほぼ限られていきます。screw that noise はちょうどその中間あたり——気のおけない友人との会話では気軽に飛び出すけれど、職場の会議や初対面の相手の前ではまず避けたい、そんな位置づけの表現です。ネイティブはこうした拒絶表現を、相手との距離感や場の空気で無意識に選び分けています。

ラージがこの言葉を口にできたのも、相手が気心の知れた仲間だったからこそ。場と相手を選ぶ、というこの感覚をつかんでおくと、screw that noise を「いつ使えて、いつ避けるべきか」が自然と判断できるようになります。

砕けた一言だからこそ、使う場面を選ぶ——それがこの表現とのちょうどいい距離感です。

まとめ|ラージの空回りに表れた「知ったことか」の一言

screw that noise は、面倒な話やルールを勢いよく突っぱねる、カジュアルでぞんざいな表現です。noise が「くだらない話」を指すこと、そして screw の荒っぽい響きを押さえておけば、ニュアンスはしっかりつかめます。

仲間うちで「そんなの知るか、やっちゃおう」と気軽に振り切りたいとき、この一言が会話に勢いを添えてくれます。ただし荒っぽい響きがある分、使う相手と場面は選びたいところです。

カジュアルな場でのこなれた拒絶表現として、会話のレパートリーに加えてみてくださいね。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)


このエピソードの他のフレーズ

おすすめ記事
日常英会話を学びたい方におすすめの海外ドラマはこちら
「screw that noise」のような、日常で使いやすい英語表現をもっと学びたい方におすすめです。
日常英会話が学べる海外ドラマを見る

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次