『ホワイトカラー』S02E08 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『White Collar』シーズン2 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
White Collar
Season 2 Episode 8

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ホワイトカラー』シーズン2第8話では、ある企業の研究者の不審死をめぐり、ピーターが会計監査人に扮して単身敵地へ潜入します。書類や体裁を整える丁寧な言葉と、その裏や極限の場面でふと漏れる飾らない本音との対比が、この回の会話には表れています。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ホワイトカラー』シーズン2第8話では、ハイテク企業ノービス・システムズの研究者ジョセフ・ヘイズが急死し、企業スパイ絡みの殺人事件として捜査が始まる。ピーターは会計監査人「ピーター・ラッセン」を名乗って単身社内に潜入し、ニールは外から、モジーとダイアナも別のルートから動く。ヘイズが手がけていた最先端試作品の行方や、CEOウェスリー・ケントの不審な行動を探るうち、社内に潜む思わぬ人間関係が浮かび上がっていく。『ホワイトカラー』S02E08のあらすじを追うときは、体裁を整えた言葉の裏に何が隠れているかに注目すると、この回ならではの緊張感が見えてくる。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. follow the money

金の流れを追う、不正の証拠は金銭の動きから見えるという意味です。

Neal: All you gotta do is follow the money.
(金の流れを追うだけでいい。)

コイン手品を披露しながら、以前解決した横領事件のコツを金の流れを追うだけでいいとニールが語る場面です。捜査の要点を手品のネタばらしになぞらえる言い方に、深刻な話も軽やかに聞かせるニールらしさが表れています。

2. point fingers at someone

人のせいにする、責任を押しつけるという意味です。

Peter: He’s pointing fingers at his competitors.
(奴は競合他社のせいにしている。)

研究者ヘイズの死が事件として扱われ、CEOウェスリー・ケントが競合他社のせいにしていると報告される場面です。三人称で淡々と状況を伝える言い方に、疑いをまだ確信に変えていない捜査官の慎重さが表れています。

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3. come together

一致団結する、力を合わせる、まとまるという意味です。

Kent: Now if we can come together, together being the key word… we can move forward.
(まとまることさえできれば、みんなで前に進めるはずだ。)

監査で入り込んだピーター(偽名ラッセン)に自分のオフィスを譲りながら、ケントが「みんな同じ望みのはずだ、まとまろう」と持ちかける場面です。togetherという言葉を二度重ねる丁寧な言い回しに、下心を感じさせない体裁の良さがにじんでいます。

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4. go through the roof

(価格・売上などが)急上昇する、うなぎのぼりになるという意味です。

Mozzie: Sales went through the roof.
(売り上げがうなぎのぼりになったんだ。)

シリアルにレーズンを配合する比率を工夫したところ、売上がうなぎのぼりになったという武勇伝を語る場面です。マーケティング業界に潜入したばかりのモジーが、堂々と成功譚を語るところに、身分を偽ることへの照れのなさが表れています。

5. be up to something

何か良からぬことをたくらんでいる、何かこそこそやっているという意味です。

George: I could be up to anything.
(俺だって何をたくらんでいてもおかしくない。)

監査人のオフィスに立ち入っていた理由を問い詰め合う中で、お互い様だと切り返す場面です。相手を責めるのではなく自分の疑わしさも認める言い方に、腹の探り合いをそのまま言葉にする率直さが表れています。

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6. sweep something under the rug

(問題・不祥事などを)もみ消す、なかったことにするという意味です。

Diana: OPR booted him, swept the whole thing under the rug.
(内部監察は彼をクビにしただけで、事はすべてもみ消した。)

内部監察(OPR)がファウラーの不祥事を追及せずにもみ消していたと、調査結果が共有される場面です。組織の対応を淡々と説明する言い方に、体裁を整えるための隠蔽を見抜く捜査官の視点が表れています。

7. look good on paper

書類上は良く見える、履歴書映えするという意味です。

Kent: Peter Lassen looks damn good on paper, but he would look even better in my offices.
(ピーター・ラッセンは書類上も申し分ないが、うちのオフィスにいればもっと映えるだろうな。)

監査中のピーター(偽名ラッセン)の経歴を評価し、自社に引き抜きたいとケントが持ちかける場面です。damn good on paperとお世辞を重ねる言い方に、下心を体裁良く包んで差し出すケントらしさが表れています。

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8. know the drill

勝手知ったる、要領がわかっている、いつもの手順を心得ているという意味です。

Peter: You know the drill?
(いつもの手順は分かっているな?)

作戦決行を前に、段取りを互いに確認し合う場面です。多くを説明せず一言で確認を済ませる言い方に、これまで何度も現場を共にしてきたチームへの信頼が表れています。

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9. sound like a broken record

同じことを何度も繰り返して言うという意味です。

Peter: I hate to sound like a broken record, but I’ve already got a job.
(同じことの繰り返しになって悪いが、もう仕事はあるんだ。)

再び引き抜きを持ちかけられたピーター(偽名ラッセン)が、同じ返事を繰り返すことになると苦笑しながら断る場面です。I hate to soundと前置きしつつも結論は変えない言い方に、丁寧な体裁を保ちながら本音の拒否を貫く姿勢が表れています。

10. leave someone behind

(人)を置き去りにする、見捨てるという意味です。

Peter: We don’t leave anybody behind.
(誰も置き去りにはしない。)

毒を盛られて倒れながらも、容疑者のケントを置き去りにはしないとピーターが言い切る場面です。丁寧な体裁も駆け引きも消え去ったこの一言に、ピーターの本音がそのまま表れています。

このエピソードの英語学習ポイント

ケントの言葉を追うと、体裁の良さで下心を包む話し方が目立つ。Now if we can come together, together being the key word… we can move forward.と協調を呼びかけながら、実際にはPeter Lassen looks damn good on paper, but he would look even better in my offices.と自社への引き抜きをちらつかせる。相手の経歴を褒めそやす丁寧な言葉の下に、自分の都合を通そうとする狙いが透けて見える。

対するピーターは、監査人「ピーター・ラッセン」として振る舞う間、Peter Lassen, CPA, at your service.と自己紹介からすでにビジネスライクな体裁を崩さない。ケントに何度誘われてもI hate to sound like a broken record, but I’ve already got a job.と丁重に断り続け、感情を表に出さない。ところが窮地に陥った場面では、We don’t leave anybody behind.と短く言い切り、体裁も駆け引きもかなぐり捨てた本音がそのまま声になって出てくる。

モジーもまた、体裁と本音のずれを言葉で見せる。ニールの外出禁止規定をめぐる書類について尋ねられると、Bureaucracy has a vested interest in creating the chaos in which they exist.と大仰な理屈で煙に巻き、単純な質問への直接の答えを避ける。潜入したばかりのマーケティング部門ではSales went through the roof.と堂々と成功譚を語り、身分を偽ることへの気後れを見せない図太さも印象的だ。

聞き取りの際は、丁寧な言い回しが続いた直後に、素っ気ない一言が挟まれていないかに注目してみてほしい。ドラマをもう一度見るときは、ケントの微笑みを浮かべた声のトーンと、ピーターが本音を漏らす瞬間の声の変化を聞き比べると、体裁と本音の切り替わる境目がより分かりやすくなる。

キャラクター別|英語の特徴

ピーター|体裁を保ちながら本音を最後だけ漏らす英語

ピーターは、監査人「ピーター・ラッセン」としてPeter Lassen, CPA, at your service.と名乗った瞬間から、終始ビジネスライクな体裁を崩しません。台本では、ピーターの発話としてNo protests. We are working on this together.も確認できます。感情を出さず短く指示を重ねる言い方に、潜入捜査でも変わらない指揮官らしい抑制が表れています。

その抑制は、ケントからの再三の引き抜きにもI hate to sound like a broken record, but I’ve already got a job.と丁重に断る場面まで続きます。しかし毒を盛られて倒れる場面では、We don’t leave anybody behind.と体裁も駆け引きも抜きにした一言がこぼれ出ます。丁寧な仮面がはがれた瞬間にこそピーターの本音が最も率直な形で表れているところが、この回ならではの見どころです。

ニール|手品と軽口で場をなごませる英語

ニールは、コイン手品を披露しながらAll you gotta do is follow the money.と種明かしする冒頭シーンから、深刻な捜査の話も軽やかな話芸として聞かせる持ち味を見せます。台本では、ニールの発話としてFirst week, you’re already a corporate shill?も確認できます。潜入したばかりのモジーをからかう軽口に、身内には遠慮なく突っ込みを入れるニールらしい距離の近さが表れています。

手品のネタばらしも、モジーへのからかいも、深刻な状況を深刻なまま扱わずに一歩引いて茶化す話し方という点で共通しています。この余裕のある語り口が、潜入先で常に緊張を強いられるピーターとの対比を際立たせています。

モジー|大仰な理屈で本音を遠ざける英語

モジーは、ニールの外出禁止規定について尋ねられると、Bureaucracy has a vested interest in creating the chaos in which they exist.と大仰な理屈をこねて、単純な質問への直接の答えを避けます。台本では、モジーの発話としてSales went through the roof.も確認できます。潜入したばかりのマーケティング部門で、堂々と成功譚を語るところに、身分を偽ることへの気後れのなさが表れています。

難解な語彙で本題を遠ざけたかと思えば、別の場面ではなりすました肩書きに物おじせず馴染んでみせる。どちらの場面でも、モジーが自分の言葉に迷いを持たないところが、この回のモジーらしさとして際立っています。

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