『ホワイトカラー』S02E14 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『White Collar』シーズン2 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
White Collar
Season 2 Episode 14

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ホワイトカラー』シーズン2第14話には、減刑と引き換えに司法省へ取引を持ちかけるケラーが登場します。優位に立つ側が余裕たっぷりに主導権を測る駆け引きの言葉と、不利な立場に置かれても揺るがずに言い切る指揮官口調との対比が、この回の会話には表れています。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ホワイトカラー』シーズン2第14話では、減刑を求めるケラーが、司法省に「国家安全保障に関わる情報」を持ちかけ、ニールとピーターを名指しで呼び出す。ケラーの真意を探るうち、偽造屋ジェイソン・ラングとの因縁が浮かび上がり、捜査は思わぬ方向へと転がり始める。ピーターの身に危険が及ぶ中、ニールはモジーやダイアナとともに、限られた時間で手がかりを追っていく。『ホワイトカラー』S02E14のあらすじを追うときは、駆け引きの主導権がどちら側にあるように見えて、実際にはどう動いているかに注目すると、この回の緊迫感が見えてくる。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. behind bars

刑務所に入っている、塀の中にいる

Neal: It’s always a pleasure seeing you behind bars.
(君が塀の中にいるのを見るのはいつだって楽しみだよ。)

減刑と引き換えに情報を持ちかけてきたケラーとの面会で、皮肉を込めた挨拶代わりの一言をニールが返す場面です。相手が収監されている状況そのものを楽しみの種にしてみせる余裕に、探りを入れられても動じないニールらしい切り返し方がのぞきます。

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2. a foregone conclusion

分かりきった結論、当然の成り行き

Peter: I didn’t realize I was such a foregone conclusion.
(俺がそんなに分かりきった存在だとは思わなかった。)

クリーニングの受け取り忘れを巡る夫婦げんかの中、言われなくても分かって当然の存在として扱われたと、ピーターが拗ねてみせる場面です。深刻になりすぎず軽く切り返すところに、エリザベスとの気安い掛け合いになっています。

3. go south

悪化する、うまくいかなくなる

Peter: Yeah, but it went south, and Keller took two bullets.
(ああ、でもうまくいかなくなって、ケラーは2発撃たれたんだ。)

かつてのケラーとラングの共犯関係が破綻し、ケラーが撃たれた経緯をピーターが説明する場面です。感情を交えず経緯だけを淡々と報告する言い方は、事実を積み上げていく捜査官らしい語り口です。

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4. think twice

少しもためらわない(通常は否定文で)、二の足を踏む

Neal: I know you won’t think twice about killing him, so I haven’t told the FBI.
(お前が彼を殺すのにためらいすらしないとわかってるから、FBIには話してないんだ。)

ケラーがためらわずピーターを手にかけかねないと分かっているからこそ、FBIに知らせずに単独で動いていると、ニールが本人に明かす場面です。相手の狙いを正確に読み切ったうえで自分の手の内も見せる、ぎりぎりの駆け引きが表れています。

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5. under no circumstances

どんな状況でも決して~ない

Hughes: Under no circumstances does anyone talk to the press.
(どんな事情があろうと、誰も報道機関に話すな。)

ピーター誘拐という緊急事態を受け、報道機関には一切口外しないようヒューズがチームに厳命する場面です。任務の分担を次々と割り振ったすぐ後に置かれるこの一言は、組織を統率する立場らしい揺るぎない言い切りです。

6. hold out

(困難な状況でも)持ちこたえる、望みを捨てずに待つ

Neal: I guess I was still holding out.
(まだ、望みを捨てられずにいたんだと思う。)

資金が尽きたはずなのに指輪を残していた理由を、ケイトへの未練を交えてモジーに打ち明ける場面です。理屈で説明しきれない気持ちをそのまま言葉にするところに、普段の機知とは違うニールの一面がのぞきます。

7. let me get this straight

確認させてほしい、話を整理させてほしい

Diana: Let me get this straight…you gave them a multimillion-dollar ring, and they still have Peter?
(確認させて…数百万ドルの指輪を渡したのに、まだピーターを返してもらえていないの?)

数百万ドル相当の指輪を渡したのにピーターが戻らないと知り、ダイアナがニールに状況を確認する場面です。感情的に責めるのではなく事実を一つずつ整理し直す言い方は、チームの中で冷静さを保とうとするダイアナらしい確認の仕方です。

8. hold up one’s end of the bargain

自分の役割・約束を果たす

Peter: He is not gonna hold up his end of the bargain.
(あいつは自分の役割を果たしはしないぞ。)

ラングに捕らわれた状況でも、ケラーがラングとの約束を守るはずがないと、ピーターが冷静に指摘する場面です。拘束される不利な立場でも揺るがない断定的な物言いに、尋問室にいるときと変わらないピーターの指揮官口調が表れています。

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9. hang tight

そのまま持ちこたえる、じっと待つ

Jones: Hang tight, Peter.
(持ちこたえてくれ、ピーター。)

脱出装置を使って独房を抜け出したピーターに、救出に向かう捜査チームが電話越しに声をかける場面です。短い一言で状況と行動をまとめて伝えるところに、緊迫した現場ならではの簡潔な指示の出し方が表れています。

10. call it a draw

引き分けにする、痛み分けにする

Keller: How about we call this one a draw?
(今回は引き分けにしようじゃないか。)

事件の決着後、電話越しにケラーがニールへ休戦を持ちかける場面です。追われる立場になってもなお対等な取引であるかのように余裕たっぷりに持ちかけるところに、最後まで崩れないケラーの駆け引き上手な話し方が表れています。

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このエピソードの英語学習ポイント

ケラーの駆け引きは、余裕を崩さない言い方の中に相手を試す響きを持たせるのが特徴です。物語の終盤でHow about we call this one a draw?と持ちかける場面は、休戦という穏やかな言葉を使いながら、勝者としての立場を静かに誇示する話法になっています。ニールはそうした駆け引きを正面から相手にせず、I know you won’t think twice about killing him, so I haven’t told the FBI.と、相手の手の内を読み切ったうえで自分の判断を淡々と告げます。余裕を演出するケラーの言葉に対し、事実だけを積み上げて危険度を測るニールの言葉が対照的に響きます。

一方、拘束される側や指揮を執る側の言葉には、状況が不利になるほど言い切りが強まるという傾向が見られます。ピーター誘拐という緊急事態でUnder no circumstances does anyone talk to the press.と厳命するヒューズの言葉も、ラングに捕らわれたピーター自身がHe is not gonna hold up his end of the bargain.と言い切る場面も、立場や状況が違っても揺るがない断定的な物言いという点で共通しています。前者は組織を率いる立場からの事前の命令、後者は銃を突きつけられながらの反論という、状況の深刻さがまるで違う二つの発話でありながら、言葉の温度がほとんど変わらないところに、この回に流れる指揮官口調の一貫性が見えてきます。ドラマを見返すときは、余裕を装う側の言葉と、不利な状況でも崩れない側の言葉が、同じ緊迫した場面でどう並んでいるかを聞き比べてみると、この回の駆け引きがより立体的に見えてきます。

キャラクター別|英語の特徴

ニール|危険な相手の手の内を読み切る冷静な交渉術

ケラーとの面会でIt’s always a pleasure seeing you behind bars.と皮肉を返すニールは、相手のペースに飲まれない軽妙さを崩しません。台本ではI know you won’t think twice about killing him, so I haven’t told the FBI.という発話も確認でき、ケラーの危険性を正確に見積もったうえで、自分の判断をあえて相手に明かす駆け引きが表れています。

余裕たっぷりに振る舞うケラーに対しても、ニールは同じ土俵で張り合うのではなく、事実を淡々と積み上げる話し方を貫きます。台本ではケイトへの未練を交えてI guess I was still holding out.とモジーに打ち明ける発話も確認でき、危険な相手の前では隙を見せない冷静さと、親しい相手の前でだけ理屈を離れた本音を口にする振れ幅が、同じニールの中に同居しています。相手の挑発に乗らず必要な情報だけを冷静に交換しようとする姿勢と、身内にだけ見せる素直さの落差が、この回のニールの一貫した特徴です。

ピーター|拘束されても崩れない指揮官口調

クリーニングの受け取り忘れを巡る夫婦げんかでは、I’m sorry. I didn’t realize I was such a foregone conclusion.と軽い皮肉で切り返すピーターですが、台本ではHe is not gonna hold up his end of the bargain. You are going down for this.という発話も確認できます。ラングに捕らわれた不利な状況でも、まるで尋問室にいるかのような断定的な物言いを崩さないところに、立場が変わっても変わらないピーターらしい話し方が見て取れます。

家庭での軽口も、拘束下での警告も、根底にあるのは事実をそのまま言い切る率直さです。状況の深刻さに関わらず言葉の温度が大きく変わらないところが、この回のピーターの一貫性を物語っています。

ケラー|チェスに例えた余裕の駆け引き

You should better protect your king.とチェスの比喩を持ち出すケラーは、相手を試すような余裕を常に崩しません。台本ではHow about we call this one a draw? We’ll take a break for a while. What do you say?という発話も確認でき、追われる立場になってもなお対等な取引を持ちかけるかのような口ぶりを貫いています。

勝敗が決した後の電話でさえ、ケラーは自分が優位に立っているかのように話を運びます。相手を刺激する言葉を選ばず、あくまで余裕のある調子で駆け引きを続けるところに、この回のケラーの知的で挑発的な話し方が表れています。

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