『ビッグバン★セオリー』S11E07 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『The Big Bang Theory』シーズン11 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
The Big Bang Theory
Season 11 Episode 7

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ビッグバン★セオリー』シーズン11第7話は、隠しておきたい本心を、もっともらしい理屈や言い訳で覆い隠す人物たちが目立つ回です。バートとの地質学の共同研究を恥じるシェルドンは、「評判」という言葉を盾にして自らの気恥ずかしさを正当化し、別れ際に涙ぐんでしまったラージは、それをアレルギーのせいにして感情を押し隠します。取り繕う言葉の下から本音がこぼれ落ちる瞬間を、この回の英語から拾っていきます。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ビッグバン★セオリー』シーズン11第7話。地質学者バートから隕石の共同研究を持ちかけられたシェルドンは、地質学に手を出していると周囲に知られるのを恐れ、表向きは協力を断りながらもこっそり作業を進めようとする。一方、クリケット観戦をきっかけにバーナデットの友人ルチと再会したラージは、彼女とカジュアルな関係を試みることになる。安静を続けるバーナデットのそばで、ハワードは家庭の役割分担に奮闘し、スチュアートにも協力を求める。隠し事や気恥ずかしさをそれぞれの理屈でごまかそうとする姿が、この回のあちこちに顔を出す。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. feel free to

遠慮なく〜する、自由に〜するという意味です。

Sheldon: But you feel free to rock on.
(でも、そっちは遠慮なく岩をいじってていいよ。)

バートから隕石研究への協力を持ちかけられたシェルドンが、本物の科学は自分がやるからと線を引き、バートには好きなだけ石をいじっていればいいと突き放す場面です。拒絶しながらも許可の形を取るところに、上から目線の皮肉がにじみます。

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2. top in one’s field

自分の分野で一流である、その道のトップであるという意味です。

Sheldon: And somewhere there’s a mime who’s top in his field, but you don’t see me rushing to collaborate with him on new ways to be stuck in a box.
(どこかにはその道のトップのパントマイム芸人だっているだろうけど、僕がその人と『箱に閉じ込められる新しい見せ方』を一緒に考えようと駆けつけたりはしないだろう。)

バートも分野の第一人者だとレナードにたしなめられたシェルドンが、パントマイムという場違いな比喩を持ち出して切り返す場面です。相手の肩書きをいったん認めたうえで、それでも自分は関わらないという理屈を組み立てています。

3. go two for two

二回連続で成功する、二回とも上手くいくという意味です。

Howard: Let’s see if you can go two for two.
(今度は二回連続で決められるか見てみようぜ。)

クリケット観戦中にバーナデットの友人ルチへ声をかけたラージを、ハワードがからかう場面です。以前気まずい思いをした相手だと分かったうえでの軽口で、慰めの言葉よりも、からかう内容が中心になっています。

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4. on the line

危険にさらされて、懸かっているという意味です。

Sheldon: My reputation is on the line.
(僕の評判が懸かっているんだ。)

バートとの共同研究がばれることを恐れたシェルドンが、ペニーに事情を打ち明ける場面です。仲間内の噂話程度のことを、大げさな危機感のある言葉で語っています。

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5. divide and conquer

分担してこなす、手分けして対処するという意味です。

Howard: We’re gonna have to divide and conquer.
(僕たちで手分けしてやるしかないな。)

安静を続けるバーナデットのため、モニター係を分担しようとハワードがスチュアートに持ちかける場面です。バーナデットと娘ハレーを見守る二台のモニターという役割の切り分けが、すぐ後の会話につながっていきます。

6. find someone out

(人の秘密や本当のことを)見抜く、見つけ出すという意味です。

Sheldon: Yes, fine, you found me out.
(ああ、わかったよ、見つかっちゃったね。)

隕石研究の共同作業をハワードに突き止められたシェルドンが、観念して打ち明ける場面です。隠していた共同研究を知られたことを、短い一言で認めています。

7. think less of someone

(人を)低く評価する、見損なうという意味です。

Sheldon: What if there was something I wanted to do, but I was worried other people would think less of me?
(もし僕にやりたいことがあって、でも周りに評価を下げられるんじゃないかって心配していたら、どうする?)

自分の足に落としてしまった岩を持っていたところをエイミーに尋ねられたシェルドンが、名指しを避けたまま自分の悩みを切り出す場面です。仮定の話という体裁を取りながら、本音に一歩近づいています。

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8. come to mind

思い浮かぶ、頭に浮かぶという意味です。

Amy: That dinner with my parents comes to mind.
(私の両親とのディナーのことが思い浮かぶわ。)

人の目を気にしないはずのシェルドンについて、エイミーが具体的な過去の一件を挙げながら指摘する場面です。抽象的な人物評ではなく、具体的な過去の出来事を引き合いに出すことで、指摘に説得力を持たせています。

9. walk away from

(人・場から)去る、離れていく、見限るという意味です。

Leonard: And he walked away from you.
(それでバートは君から離れていったんだ。)

バートに冷たい態度を取ったシェルドンに対し、レナードが、バートが離れていったという結果を指摘する場面です。walked awayという相手の行動を表す語句で、シェルドンへの応答を組み立てています。

10. play something off as

〜のふりをしてごまかす、〜であるかのように見せかけるという意味です。

Raj: But I played it off as allergies.
(でも、アレルギーのせいにしてごまかしたんだ。)

ルチとの一夜を終えた別れ際に涙ぐんでしまったラージが、その理由をハワードに打ち明ける場面です。感情の揺れをそのまま言葉にせず、別の原因にすり替えて片づけています。

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このエピソードの英語学習ポイント

シェルドンが共同研究を隠す場面と、見つかった場面では、使う語句が変わります。バートとの共同研究を内緒にしている間は、ペニーに向かって「My reputation is on the line.」(僕の評判が懸かっているんだ。)と、評判への影響を理由に挙げます。ところがハワードに突き止められると、「Yes, fine, you found me out.」(ああ、わかったよ、見抜かれたね。)と、見抜かれたことを短い文で認めます。reputationで自分の立場を説明する文と、found me outで相手に知られたことを認める文の違いに注目できます。

ラージも似た形で、感情を別の言葉に置き換えます。ルチと一夜を過ごした後の別れ際に少し涙ぐんだことを、ハワードには「But I played it off as allergies.」(でも、アレルギーのせいにしてごまかしたんだ。)と説明します。play it off asは、実際の理由と相手に見せる説明を切り分ける言い方です。ところがその同じラージが、ルチの唱える「恋は生化学反応にすぎない」という主張に対しては、「Love isn’t just science.」(愛は科学だけじゃないんだ。)と、短い否定で応じます。自分の涙は言い訳で覆い隠すのに、恋そのものを理屈で片づけられることには抵抗します。この矛盾こそが、ラージの言葉の面白いところです。

映像を見る際は、シェルドンが「reputation」で評判を持ち出す文と、「found me out」で見抜かれたことを認める文を比べてみましょう。ラージが「science」という語にどう応じるかも、理由を挙げる言葉と自分の気持ちを守る言葉の違いを聞き取る手がかりになります。

キャラクター別|英語の特徴

シェルドン|理屈を先回りさせて恥を隠す話し方

バートとの共同研究をペニーに打ち明けた場面で、シェルドンはまず自分の立場を宣言することから始めます。「I am a respected theoretical physicist.」(僕は一目置かれている理論物理学者なんだ。)と、ペニーに向かって自分の肩書きを持ち出し、ノーベル賞への野心まで並べ立てます。地質学に手を出しているという単純な事実の前に、理論物理学者としての誇りをわざわざ言葉にしておくのが、シェルドンの防御の仕方です。

この防御は、バートを見下す場面でも同じ形を取ります。「And somewhere there’s a mime who’s top in his field, but you don’t see me rushing to collaborate with him on new ways to be stuck in a box.」(どこかにはその道のトップのパントマイム芸人だっているだろうけど、僕がその人と『箱に閉じ込められる新しい見せ方』を一緒に考えようと駆けつけたりはしないだろう。)と、パントマイムという場違いな比喩を持ち出し、バートの分野を暗に軽んじながら自分の判断を正当化します。理屈を先に立てて恥や気まずさを覆っておくやり方は、ハワードに現場を見つかった瞬間にあっさり崩れてしまう点も含めて、シェルドンらしい話し方の一部です。

ラージ|涙は言い訳で隠し、恋の理屈化には抵抗する話し方

距離を置いた付き合い方をペニーに勧められても、ラージは素直に頷きません。「What if I see a sunset that reminds me of her?」(彼女を思い出させる夕日を見たらどうすればいいんだい?)と、まだ始まったばかりの関係について感傷的な想像を口にし、ドライな助言にうまく乗れない気質を露わにします。

その一方で、ルチが恋を生化学反応だと語ったときには、「It’s an acknowledgment of a mystery that’s greater than ourselves.」(自分たちを超える神秘を認めることなんだ。)と、神秘という語で恋への考えを述べます。一方、別れ際の涙はアレルギーとしてごまかします。ハワードには、そのごまかしと涙ぐんだことを打ち明けています。恋の考えを言葉にする場面と、涙の理由を取り繕う場面の違いが、この回のラージの話し方を特徴づけています。

ペニー|遠慮のない比喩で相手の本音を突く話し方

「Because you keep saying stupid things with yours.」(あんたがその口でばかなことばかり言うからよ。)とペニーが答えるのは、ルチとは軽い付き合いに留めると言い張るラージに、自分がなぜ懐疑的な顔をしているのか問われた場面です。表情の理由を相手の言葉のせいだと直接言い切り、遠回しな気遣いを挟みません。

距離の取り方を助言する場面でも、その率直さは変わりません。「I want you to stab yourself in the hand with a fork.」(フォークで自分の手を刺しなさいってことよ。)と、突飛な比喩を命令文の形で差し出し、深入りしすぎないようにという忠告を過激な行動指示の形で冗談にしています。理屈で自分の立場を説明するシェルドンや、話題によって言葉を選ぶラージに対して、ここでのペニーは率直に意見を伝えています。二人の込み入った説明と、ペニーの短い言葉を比べてみましょう。

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