友達から突然「結婚することにした」と報告されたら、英語で何と返す?|『フレンズ』S04E19で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 友達から突然「結婚することにした」と報告されたら、英語で何と返す?|『フレンズ』S04E19で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『フレンズ』シーズン4第19話では、ロスが恋人のエミリーと結婚することを決め、仲間たちに報告します。その前には、耳にピアスを開けたロスが、友達に驚かれる場面もあります。

友達の思いがけない決断を聞いたとき、驚きと祝福をどう言葉にすればいいかは迷いやすいところです。からかわれたときの返し方、知らせの切り出し方、聞いた側の問いかけと祝福の一言を、場面ごとに見ていきます。

目次

「I like it. And Emily likes it.」からかわれても気に入っていると返す

カフェのセントラルパークで、ジョーイとチャンドラーのところにロスがやって来ます。ロスの耳には、新しく開けたピアスがあります。

Chandler: Oh, my God.
(うわ、なんだよ。)
Joey: We don’t make enough fun of you already?
(俺たちにまだからかわれ足りないのか?)
Ross: Oh, yeah. Emily convinced me to do it.
(ああ、これ。エミリーに勧められてね。)
Friends Season4 Episode19(The One with All the Haste)

make fun of ~ は「〜をからかう」です。ジョーイの一言は、直訳すると「俺たちはお前を十分からかっていないのか?」となり、「これ以上からかわれる種を増やしたいのか」という冗談です。ロスの convince 人 to do は「人を説得して〜させる」で、自分から思い立ったのではなく、エミリーに勧められて決めたことを伝えています。

チャンドラーがさらに冗談を重ねたあと、ロスはこう返します。

Ross: I like it. And Emily likes it. And that’s what counts.
(俺は気に入ってる。エミリーも気に入ってる。大事なのはそこなんだよ。)
Ross: So, uh, how are you guys doing?
(で、えっと、二人とも最近どうなんだ?)
Joey: Don’t try and talk all normal with that thing in your ear.
(耳にそんなものつけて、普通に話そうとするなよ。)
Friends Season4 Episode19(The One with All the Haste)

that’s what counts は「大事なのはそこだ」とまとめる言い方です。count には「数える」のほかに「重要である」という意味があり、ここでは後者で使われています。自分と相手が気に入っていることを短い文で並べ、最後にこの一言を置く形です。ロスは続けて So, how are you guys doing? と話題を変えますが、ジョーイは Don’t try and talk all normal と冗談で返します。try and ~ は会話で try to ~ と同じ意味で使われることのある形です。

「What’s going on?」と聞かれてから切り出す、知らせの前置きと報告

ロスの部屋の場面で、ロスはエミリーにプロポーズし、エミリーはそれを受けます。その後、場面はモニカとレイチェルの部屋に移り、ロスとエミリーがジョーイとチャンドラーを連れて入ってきます。

Monica: What’s going on?
(どうしたの?)
Joey: Ross has some big thing to tell everyone.
(ロスからみんなに大事な話があるんだって。)
Ross: Well, okay. It’s, uh– Ahem.
(じゃあ、いいかな。えっと……ゴホン。)
Ross: Emily and I, we decided to, uh… to get married.
(エミリーと俺は、その……結婚することにしたんだ。)
Friends Season4 Episode19(The One with All the Haste)

What’s going on? は「どうしたの?」「何事?」と状況を尋ねる一言です。ジョーイの has some big thing to tell everyone は、本人に代わって「みんなに大事な話がある」と予告する言い方で、big thing は「大ごと」をくだけて言う形です。ロスは Well, okay. や uh をはさみながら切り出します。

そして、we decided to ~(〜することに決めた)の形で報告します。相談ではなく、すでに決めたことの知らせだと分かる形です。Emily and I, we ~ のように主語を先に出してから we で受け直す形は、話し言葉で見られます。

フィービーの質問にエミリーが答えたあと、モニカが聞きかけます。

Monica: When did–? How did you–?
(いつの間に……? どうやって……?)
Ross: We just decided to go for it.
(思い切ってそうすることにしたんだ。)
Emily: We know it’s a bit hasty, but, uh, it just feels so right.
(少し急なのは分かってるの。でも、これでいいって心から思えるのよ。)
Friends Season4 Episode19(The One with All the Haste)

モニカは When did と How did you の出だしだけを口にして、どちらの文も言い切っていません。ロスの go for it は「思い切ってやってみる」です。エミリーの hasty は「急ぎすぎた」「早まった」で、a bit で少しやわらげています。そのうえで but でつなぎ、feel right(しっくりくる、これでいいと感じる)を続けています。エピソードの英題にある haste は、この hasty の名詞形です。

「I’m so happy for you!」報告を受けたときの祝福の言葉

エミリーの言葉のあと、レイチェルが奥から部屋に入ってきます。

Ross: Um, I was just telling the guys—
(あ、いまみんなに話してたところで……)
Rachel: Yeah, I heard.
(うん、聞こえた。)
Rachel: I think it’s great! Aah!
(すてきじゃない! わあ!)
Rachel: I’m so happy for you!
(本当によかったね!)
Friends Season4 Episode19(The One with All the Haste)

ロスの I was just telling the guys は「みんなに話していたところで」と言いかけた形です。the guys はここでは、その場の仲間たちをまとめて指す言葉です。レイチェルの Yeah, I heard. は、ロスの言いかけに続けて「話は聞こえた」と伝える一言です。

続く I’m so happy for you! の be happy for 人 は「人のことをうれしく思う」という意味です。自分にうれしいことがあったのではなく、相手によいことがあったのを喜ぶ言い方で、結婚や就職などの知らせへの返事として使われることの多い表現です。I think it’s great! と並べると、気持ちを伝える一言が二つ重なります。

このあと仲間たちも二人を祝い、モニカはロスに I can’t believe you’re getting married! と言います。I can’t believe ~ は「〜なんて信じられない」ですが、ここでは疑っているのではなく、思いがけない知らせへの驚きを表しています。be getting married は進行形で、これからの予定を表す形です。

まとめ|友達の突然の報告に返す英語

that’s what counts でからかいに返し、has some big thing to tell everyone と we decided to ~ で知らせを切り出し、I’m so happy for you! で祝う流れを見てきました。報告する側と聞く側、両方の言い方を知っておくと、急な知らせにも言葉を返しやすくなります。

仲間たちの反応を追いながら観ると、祝福の英語がいくつも見つかります。

同じエピソードのほかのコラムやフレーズ記事では、この回の別の場面の英語を扱っています。

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