「Campfires are illegal on this beach without a permit.」と注意されたら、何と返す?|『メンタリスト』S05E08で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「Campfires are illegal on this beach without a permit.」と注意されたら、何と返す?|『メンタリスト』S05E08で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン5第8話には、海辺でたき火について声をかけられる短い場面があります。呼びかけの言葉を直され、許可のないたき火を注意され、最後はあいさつと念押しで締められるという流れで、短い言葉の中に、注意の告げ方も受け止め方もそろっています。

注意を受けたときの返し方と、注意する側の言い回しを、場面の順に整理していきます。短い受け答えの中にも、英語の型がいくつも見つかります。

目次

「No, officer.」と呼びかけて、「I’m not an officer.」と直される

海辺で、まず「Was that your campfire?」と、たき火が相手のものかどうかが尋ねられます。これに「No, officer.」と答えると、呼びかけの言葉が直されます。

— Was that your campfire?
(そのたき火は、そちらのものですか?)
— No, officer.
(いいえ、お巡りさん。)
— I’m not an officer. I’m a park ranger.
(私は警察官ではありません。公園の管理官です。)
The Mentalist Season5 Episode8 (Red Sails in the Sunset)

最初の問いは Was that ~? の形で、たき火について、持ち主を確かめています。your campfire の your が、誰のものかを問う中心です。

答えのほうは、No のあとに officer という呼びかけが続きます。officer は、一般に警察官など制服の職務に就く人への呼びかけとして耳にする語です。それを受けて、I’m not an officer. と打ち消し、すぐ I’m a park ranger. と言い直しています。

この I’m not ~. I’m ~. の組み合わせは、呼び方や肩書きを直すときに使える型です。先に否定して誤解を解き、そのあとで正しい名乗りを置くので、短くても意味がはっきりします。作中では park ranger と名乗っており、公園の管理官という立場がこの一言で示されています。

直されたとき、呼びかけた側にとっては、相手の肩書きを取り違えたことになります。肩書きがわからない相手には、sir や ma’am のような広く使える呼びかけで済ませる手もあります。

「Campfires are illegal on this beach without a permit.」と注意される

呼び方が直された少しあとに、たき火についての注意が入ります。

— Campfires are illegal on this beach without a permit.
(この浜では、許可なしのたき火は違法です。)
— Well, it… it’s not mine.
(ええと、それは……私のものではありません。)
— Are you okay, sir? You seem a little nervous.
(大丈夫ですか? 少し緊張しているように見えますが。)
The Mentalist Season5 Episode8 (Red Sails in the Sunset)

注意の文は、三つの部分でできています。Campfires are illegal は、たき火という行為そのものが違法だと述べる部分で、複数形の campfires によって、特定の一つではなく一般的な決まりとして語られています。on this beach は、その決まりが当てはまる場所を示します。最後の without a permit が、許可がない場合に限るという条件です。

条件を最後に置くので、「たき火は違法だ」という結論が先に耳に入り、あとから「許可なしなら」と限定されます。注意や規則を告げるときの、結論から入る語順です。

これに対する返しは Well, it… it’s not mine. です。Well, で切り出し、it… で一度言いよどんでから、it’s not mine. と、たき火を自分のものから切り離しています。mine は「私のもの」という所有の言い方で、先ほどの your campfire への答えがここで言葉になった形です。この発言が事実かどうかは、台詞の中では何も示されません。

続く Are you okay, sir? You seem a little nervous. は、様子をうかがう問いです。You seem ~ は、見た目や雰囲気からそう見えると述べる言い方で、断定を避けた響きがあります。a little が添えられると、指摘がやわらぎます。

「You folks have a nice day.」と「No campfires.」で締める

同じ海辺の場面の終わり近くで、あいさつと念押しの二つの言葉が続きます。

— You folks have a nice day.
(みなさん、よい一日を。)
— No campfires.
(たき火はなしで。)
The Mentalist Season5 Episode8 (Red Sails in the Sunset)

You folks は、複数の相手にまとめて呼びかける言い方で、you all よりもくだけた、親しみのある響きがあります。Have a nice day. は別れ際に広く使われるあいさつで、ここでは主語の you を前に出して You folks have ~ の形になっています。

もう一方の No campfires. は、名詞だけの短い禁止です。No + 名詞 の形は、「〜は禁止」「〜なし」を表す言い方で、掲示などでも見かける形です。さきほどの長い注意文とは対照的に、動詞も条件も省いて、念押しだけを残しています。

あいさつのあとに、念押しの一言が続きます。禁止の内容と丁寧なあいさつが、短い言葉の中で両立しています。

まとめ|注意を受けたときの短い言葉

I’m not an officer. で呼び方を直し、without a permit で条件つきの禁止を告げ、it’s not mine. でものを切り離し、No campfires. で念押しする。海辺の短い場面には、注意を受ける側と告げる側の言い回しがそろっています。

次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。

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