「I’ll see what I can do」と「I’ll get back to you」はどう違う?|『メンタリスト』S05E04で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「I'll see what I can do」と「I'll get back to you」はどう違う?|『メンタリスト』S05E04で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン5第4話には、会いたいと条件を突きつけられた側が、「see what I can do」と受け答えをする場面が出てきます。同じ言い回しは別のやりとりでも繰り返され、場面の終わりには「get back to you」を含む一言も続きます。

似た場面で使われる二つの言い方が何を引き受けているのか、台詞の順に見ていきます。意味の近さと、約束の範囲の違いに目を向けます。

目次

「I will see what I can do」できる範囲で動くと伝える

最初のやりとりは、会いたいという求めに「難しい」と返すところから始まります。

— Yes, well, that could be difficult.
(ええ、それは難しいかもしれません。)
— I want to meet him, or there’s no deal!
(彼に会いたい。会えないなら、取引はなしだ!)
— Okay. Well…
(分かりました。ええと……)
— Well, I will see what I can do.
(まあ、何ができるか確かめてみます。)
The Mentalist Season5 Episode4 (Blood Feud)

that could be difficult は、頼みにすぐ応じられるとは限らないと伝える前置きの文です。could が入っているので、「無理だ」と言い切る形ではなく、難しい可能性を示すだけにとどまっています。

続く I want to meet him, or there’s no deal! は、A, or B(Aでなければ B)の形でできています。会いたいという要求が先に出て、それが通らなければ deal(取引・合意)がなくなる、という条件が後に付きます。no deal は、取引そのものをなかったことにする、という条件の出し方になります。

間に挟まる Okay. Well… は、すぐに答えを出さずに言葉をつなぐ部分です。well は、話の切り出しや、少し間を取りたいときに置かれる語です。

最後の see what I can do は、「自分に何ができるかを確かめてみる」という意味の言い回しです。引き受ける動きは示しながらも、結果までは約束していません。will と I’ll は、短縮するかどうかの違いと捉えられます。

このやりとりでは、前置き、条件、言葉を濁す一言、受ける一言の順に台詞が並んでいます。

「Then forget it.」の後にも出てくる同じ言い回し

少し先の別のやりとりでも、同じ内容の要求が出てきます。

— That’s the deal.
(それが取引です。)
— I want to meet him.
(彼に会いたい。)
— Uh, I don’t know.
(ええと、どうでしょう。)
— Then forget it.
(なら、この話はなしだ。)
— Okay. Well, I’ll see what I can do.
(分かりました。では、何ができるか確かめてみます。)
The Mentalist Season5 Episode4 (Blood Feud)

That’s the deal. は、取引の中身を確認する一文です。そこから I want to meet him. という要求が出て、I don’t know という返しが続きます。I don’t know は、答えを出せないときや、判断を保留するときの短い返しです。Then forget it. は「それなら、この話はなしにする」という意味で、条件をのまなければ話を取り下げる、という出方です。forget it は、話題や頼みを引っ込めるときの短い決まり文句です。

その直後に、I’ll see what I can do. が出てきます。先ほどの I will see what I can do と、will か I’ll かの違いがあるだけで、中身は同じ言い回しです。

2度とも、突きつけられた条件に対して、引き受けるともできないとも言い切らない位置で使われています。Then forget it. のように話が打ち切られそうな場面でも、see what I can do は「やってみる」という含みを残したまま、その場をつなぎます。

「I’ll get back to you」連絡を約束する

2つ目のやりとりと同じ場面の終わりには、途中で別の用件が入ったあと、こんな一言が出てきます。

— I’ll set up the meeting and I’ll get back to you, okay?
(会合の場を設けて、またご連絡します。いいですね?)
The Mentalist Season5 Episode4 (Blood Feud)

この台詞には、約束が2つ入っています。set up the meeting は「会合の場を整える」、get back to you は「あとで連絡を返す」という意味です。get back to ~ は、すぐには答えられないときに、あとで返事をすると伝えるときにも使われます。

see what I can do と並べると、違いが見えてきます。see what I can do は「何ができるか」を確かめる段階の言い方で、やるかどうか、できるかどうかは決まっていません。一方、set up ~ and get back to you は、やることと連絡することが言葉になっています。前者は結果を約束せずに受ける形で、後者は次の行動を約束する形です。

文末の okay? は、約束した内容でよいかを相手に確かめる付け足しです。台詞の順では、see what I can do が先に出て、get back to you が最後に来ます。受けるだけの形から、約束する形へ進む並びです。

まとめ|受けるだけの言い方と、約束する言い方

see what I can do は、できる範囲で動くことを伝えつつ、結果までは約束しません。set up ~ and get back to you は、やることと連絡を約束します。

どこまで引き受けるのかによって、二つを使い分ける目安が見えてきます。次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。

同じエピソードのほかのコラムやフレーズ記事も、あわせて読むと場面全体の英語が見えてきます。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次