おなかの赤ちゃんが動いたことを伝え合うときの英語|『BONES』S07E06で学ぶ英会話

『BONES』コラム: おなかの赤ちゃんが動いたことを伝え合うときの英語|『BONES』S07E06で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン7エピソード6では、妊娠中のブレナンとブースが、家族で暮らす家を探しています。この回には、おなかの赤ちゃんが動いたことを伝え合う場面が、冒頭と最後に1回ずつ出てきます。今回は、赤ちゃんが動いたときのひと言と、それを受けた返し方を読み解きます。

日本語なら「あ、動いた!」で済む場面ですが、英語ではどんな動詞を使うのかが気になるところです。

目次

「she just kicked」赤ちゃんが動いたと伝える

家探しの条件を話している途中で、突然こんな声が上がります。

— Whoa.
(わっ。)

— Whoa, yeah, is right.
(ほんと、「わっ」て感じだよ。)

— Whoa, whoa, what, you all right?
(おい、待って、どうした、大丈夫?)

— Oh, she just kicked.
(ああ、今この子が蹴った。)

— She’s very strong.
(すごく力が強い。)

— Okay.
(そうか。)

BONES Season7 Episode6 (The Crack in the Code)

kick は「蹴る」で、おなかの赤ちゃんが動くことを英語では kick で表すのが一般的です。she just kicked の just は「今ちょうど」、she はおなかの赤ちゃんを指していて、女の子であることがこの台詞から分かります。just を入れると「たった今」の感じが出て、The baby just moved.(今、赤ちゃんが動いた)のように kick 以外の動詞でも使えます。

Whoa は驚いたときの「わっ」「おっと」にあたる声です。Whoa, yeah, is right. は、相手の「わっ」を受けて「まさに『わっ』だよ」と乗っかる返し方と言えます。you all right? は Are you all right? の Are を落とした形で、相手の様子が気になったときにすぐ口にできる気づかいの一言です。

She’s very strong. は赤ちゃんを主語にして「力が強い」と言う言い方です。笑いながら言われていることから、驚きよりもうれしさが先に立っている様子が伝わってきます。

「She’s trying to tell you」赤ちゃんの気持ちを代弁する

最後の場面では、二人が訪れた家で赤ちゃんの部屋にする場所を見て回ったあと、赤ちゃんがまた蹴ったと声が上がります。それを受けて、ブレナンがこう言います。

Brennan: I think she’s trying to tell you that she likes her room.
(自分の部屋が気に入ったって、伝えようとしているのよ。)

— You think?
(そう思う?)

— Yeah.
(うん。)

BONES Season7 Episode6 (The Crack in the Code)

be trying to tell you that 〜 は「〜だと伝えようとしている」という意味です。言葉を話せない赤ちゃんの動きに気持ちを重ねて、代わりに言葉にする言い方として使われることが多いとされています。she likes her room の her room は「その子の部屋」で、赤ちゃんを一人の家族として話しているのが印象的です。

You think? は Do you think so? を短くした形で、「本当にそう思う?」と確かめる問いです。返事の Yeah. も、短いながら相手の気持ちをそのまま受け止める一言になっています。

同じように、赤ちゃんの動きに意味を持たせる言い方には She’s saying hi.(こんにちはって言ってる)や I think she likes that.(これが好きみたい)があります。

赤ちゃんが動いたときに使えるひと言

作中のやり取りを手がかりに、赤ちゃんが動いたときに使える表現を整理します。

英語 意味 使う場面
The baby’s kicking. 赤ちゃんが蹴ってる 今まさに動いているとき
Did you feel that? 今の、感じた? そばにいる人と動きを分かち合うとき
Do you want to feel? 触ってみる? 相手にも動きを感じてもらいたいとき
Can I feel? 触ってもいい? 自分も感じてみたいと頼むとき

最後の場面で上がる声にも feel が使われていて、動きを「感じる」ことを分かち合うのが、この場面の英語の中心です。Can I feel? のように先にたずねる形は、相手を気づかう聞き方としても使えます。また、動きが続いているときは進行形の The baby’s kicking.、一度動いたときは過去形の She kicked. と、時制で言い分けられるのもポイントです。

まとめ|驚きとうれしさを分かち合う英語

今回は『BONES』シーズン7エピソード6から、赤ちゃんが動いたことを伝える kick、気づかいの you all right?、赤ちゃんの気持ちを代弁する She’s trying to tell you、確かめる You think? を読み解きました。短いひと言でも、驚きとうれしさを一緒に伝えられます。

冒頭と最後の2つの場面を見比べながら観ると、家探しの会話の中に流れる二人の温かさがより伝わってきます。

このエピソードの house と home の違いや、家の骨組みの良さを伝える英語は、別のコラムで読み解いています。

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