クリスマスは誰と過ごす?アメリカのホリデーシーズンの集まりと英語|『BONES』S05E10で学ぶ英会話

『BONES』コラム: クリスマスは誰と過ごす?アメリカのホリデーシーズンの集まりと英語|『BONES』S05E10で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン5エピソード10はクリスマス回です。序盤にはツリーを運び込む父マックスと、海外へ出かける予定のブレナンの会話があり、終盤にはブレナンの部屋に仲間と家族が集まって乾杯します。今回はこの流れを起点に、アメリカのホリデーシーズンを誰と過ごすかという文化を読み解きます。

一人で過ごすのか、親戚の家へ行くのか、仲間と集まるのか。登場人物の選択に、ホリデーシーズンの空気がよく表れています。

目次

「一人きりのクリスマス」を嫌がる父

序盤、マックスはブレナンの部屋にツリーを運び込みます。ところがブレナンは、休暇を海外で過ごすつもりでした。

Brennan: Dad, I’m-I’m going to do volunteer work in El Salvador.
(父さん、私……エルサルバドルでボランティアをするの。)

Max: Well… that means I’m gonna be alone for Christmas.
(そうか……じゃあ、クリスマスはひとりぼっちってことだな。)

Brennan: Well, wha-what about Russ and the girls?
(じゃあ、ラスとあの子たちは?)

Max: Your brother is going to Orlando to spend the holidays with his in-laws, and I will be alone, and it’ll be pitiful.
(お前の兄さんは、義理の家族とホリデーを過ごしにオーランドへ行く。わたしはひとりきりで、さぞみじめなもんさ。)

Brennan: Well, if I stay, then there’ll be two of us alone, which is twice as pitiful.
(でも私が残っても、ひとりぼっちが二人になるだけ。みじめさも2倍よ。)

BONES Season5 Episode10 (The Goop on the Girl)

アメリカでは、11月下旬の感謝祭から年明けまでをまとめてthe holidaysと呼ぶことが多いとされています。離れて暮らす家族が集まる機会になりやすく、結婚した人が配偶者の家族(in-laws)のもとで過ごす年もあるようです。

一人の寂しさを大げさに嘆くマックスと、「2倍みじめ」と理屈で返すブレナンの対比が、この父娘らしいところです。

家族と過ごさない仲間同士の集まり

終盤、ブレナンの部屋には仲間たち、ブース、マックス、又いとこのマーガレットが集まります。その一角で、アンジェラとホッジンスが言葉を交わします。

Angela: Thanks. So you think that we should feel like big, giant losers that we’re not spending Christmas with family?
(ありがとう。ねえ、家族とクリスマスを過ごさない私たちって、ものすごく寂しい人たちだと思うべきなのかな?)

Hodgins: There’s more than one kind of family.
(家族にもいろんな形があるさ。)

Angela: Merry Christmas, Hodgins.
(メリークリスマス、ホッジンス。)

Hodgins: Merry Christmas, Angela.
(メリークリスマス、アンジェラ。)

BONES Season5 Episode10 (The Goop on the Girl)

過ごし方は人によってさまざまで、事情があって実家に帰らず、友人や同僚と集まる人も少なくないとされています。あいさつも、Merry Christmasのほかに、相手の信仰や過ごし方を問わないHappy Holidaysがよく使われると言われています。ホッジンスの一言は、そうした集まりを肯定する言い方です。

集まりのひと言と、乾杯の言葉

食卓がそろうと、マックスに促されてブレナンがあいさつに立ちます。話が思わぬ方向へ進みかけたところで、ブースが割って入ります。

Booth: I think what Bones is trying to say here is that we’re all just happy that we are all together.
(ボーンズが言いたいのはつまり、みんなでこうして集まれてうれしいってことだよ。)

Brennan: Well, we’re all together every day.
(でも、私たちは毎日一緒にいるじゃない。)

Margaret: Not me. No, I’m not here every day.
(私は違うわ。毎日ここにいるわけじゃないもの。)

Max: Well, it’s a different kind of together.
(まあ、いつもとは違う「一緒」ってことさ。)

Booth: To family… friends… lovers… family… and food.
(家族に……友達に……恋人たちに……家族に……それから料理に。)

Brennan: You said “family” twice. It’s repetitious.
(「家族」って2回言ったわ。重複してる。)

Booth: It’s a good toast, though. Cheers. Okay?
(でも、いい乾杯だろ。乾杯。な?)

Brennan: Cheers.
(乾杯。)

BONES Season5 Episode10 (The Goop on the Girl)

集まりでは、主催者が「ひと言どうぞ」と促され、短いあいさつのあとにTo …で乾杯の相手を挙げ、Cheersでグラスを合わせる流れがよく見られるとされています。集まれたことを喜ぶ一言だけでも、場が和むのが伝わってきます。

まとめ|ホリデーを誰と過ごすかに表れる気持ち

alone for Christmas、spend the holidays with one’s in-laws、There’s more than one kind of familyから、ホリデーを誰と過ごすかに込められた気持ちが見えてきます。乾杯のTo …とCheersも使いやすい表現です。

賑やかな食卓の場面を思い出しながら、これからも『BONES』の世界で英語にふれていきましょう。

家族への苛立ちを伝える英語や、誘いへの返し方は、同じエピソードの別のコラムでも紹介しています。

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